まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

ろくにスポーツできないから読書の秋です。

ようやくジョギングを再開できたとはいえ、時間も短く今の回復具合では毎日は走れません。走った次の日とか、足が重たくなるんですよね。一気に負荷をかけるのは良くなさそうなので、様子を見ながら少しづつ距離や時間、ペースを伸ばしていくしかなさそうです。

 

なので走らない分、時間が余っている?ので秋らしく読書量を増やしているつもりです。まぁ元々が本を読まない人生だったので、その量は一般の方から見たらたかが知れてるんですけどね。

 

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最近読んだ本がこちら、

①「新しい呼吸の教科書」

②「走ること、生きること」

③「大迫傑 走って、悩んで、見つけたこと。」

です。

 

正直どれも写真が多いので、本のボリュームほど文字数は多くありません。どれも短時間で読めるので私にもピッタリでした。

 

①の新しい呼吸の教科書は、深呼吸などの呼吸のやり過ぎが体調不良を起こすという観点で書かれています。前半がそれらの理論の解説部分になり、後半は写真を使って正しい呼吸法を身につけるエクササイズが紹介されてます。私もまだ全部は実践してませんが、なんとなくこんな感じ⁈と、自信が持てないまま続けているところです。効果の程はこれからかな…?

 

②は、スウェーデン出身のエミリー・フォースバーグという女性アスリートが書いてます。この方、ウルトラトレイルや山岳スキーの選手なんですが、そんな彼女のパートナーがあのキリアン・ジョルネなんですね。この本はエミリーの文章とキリアンの写真が融合したフォトエッセイです。北欧トップアスリートのマインドに触れられる一冊ですが、お値段が少し高い…。

 

③はご存知マラソン日本記録保持者、大迫傑くんの想いが書かれた本です。MGC惜しかったよねえ。

この本もあっさり読み終えたんですが、まずもって大迫くんのストイックさに驚きました。見た目もカッコいいんだけど、それ以上にメンタルがかっこいいというか…。それでもって実力も備わってるんだから人気出るのも納得です。全く同じ人間にはなれないけど、彼の姿勢は見習いたいね。

 

あと、年内に引っ越しを考えているのでこんな本も読んでます。

 

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あら不思議⁈この本読んでると本当にときめいてきて、片付けが苦手な私でも簡単に片付けられる気がしてきました。ときめきって無敵のモチベーションですね。

ようやくのランニング再開。でもまだまだ途上です。

膝の半月板縫合手術から2ヶ月が経ちました。いかんせん活動が減ってるので、投稿も少なくなってますね。もう少しアップするペースを上げなければ…。

 

先月末からドクターの許可が下りたので、ようやくランニングを再開しました。と言っても「なるべく柔らかい路面でゆっくり走ってね。あと膝から下を捻らないように!」とクギを刺されたので、本当にゆっくり走ってます。私のホームグラウンド、富山県総合運動公園のクロスカントリーコースは路面も柔らかく、アスファルトよりはダメージも少ないのでコース的にはぴったりです。本当はトレイルを歩きたいけど、下りで足を捻る確率が高いので、そちらはまだまだ先になりそうですね。

 

当初、果たしてドクターの言う「ゆっくり」とはどの程度のことなのか?という疑問がありましたが、そちらはすぐに解消されました。というのも、膝の腫れも治らず、可動域も制限がかかる私の足ではゆっくりでしか走れません。再開後の初走りではキロ8分以上かけて、なんとか2キロを走れました。痛みというよりは右膝の違和感がありまくり、まるで左右で別のシューズを履いているみたいな感覚でしたね。右足ですが、膝は腫れてるけど太腿は筋肉が落ちてしまい逆に細くなっています。この左右のバランス差はまだしばらくは続きそうです。

 

以降、毎日ではないですが徐々にランニングの回数は増えてきてます。昨日はキロ6分台までスピード出すことができましたし、距離も8㎞程度までいけるようになりました。少しづつですが、自分らしさを取り戻して来れているなかなと思っています。

 

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ワークアウト用のアプリとして私は「Strava」を利用していますが、アプリが教えてくれる私のフィットネスは入院以降、下落の一途…。まだまだ膝も回復途上なので仕方ないのですが、これを見せられると焦る〜。

大会ボランティアってこんなに大変なんだね!

宣言してた通り、「信越五岳トレイルランニングレース」の大会ボランティアに参加してきました。トレイルランナーにとって憧れであり、評価も高いこの大会。その裏方を支える一員として、今回はその舞台裏に協力してきました。でも、予想してたより物凄くタフな経験でしたね。

 

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信越五岳といえば雨のイメージがつきまとうほどで、天候に恵まれないことが多いんですが、今回はご覧の通りの青空でした。レース前のブリーフィングも外で行われるくらいの陽気。ただ、あまりの好天で当日は暑さにやられたランナーも多くいたようです。季節もずいぶん涼しくなってきたから、暑さ対策をしっかりとってきた人って少なかったんじゃないかなぁ…。

 

さて、今回私が受け持ったのは2箇所の誘導係です。ありがたいことに、2箇所共に車での移動なので、膝を心配することはありませんでした。ただ、昼間と夜の寒暖差が激しく、ウェアの調節が難しかったですね。念のためにと用意した化繊ジャケットは持って行って良かったです。これがなかったら2日目の夜なんて寒さで死んでましたね。

 

1箇所目は70㎞地点手前のロード区間でした。信越五岳はトレイル率が高いコースなので、ロード区間はある意味貴重です。さすがに上位でくるランナーはこの辺りではほとんど歩きません。軽快に、そして颯爽と駆けていきます。去年の自分はこの辺り、胃腸がやられてきつかったな…なんて思い出していました。上位選手の、夜が開ける前にここを通過できる走力が羨ましい!

 

この地点のボリュームゾーンは夜が明けてから。この辺りの順位だと歩く選手も多くなってきました。表情は明るいんだけど、足が動かない…って感じの人が多いのかな?でも、おそらく誘導してる自分らを見て、その場だけ表情を崩すのでしょう。1人で前進してる時はやっぱりキツいと思います。私もそうですもん。

 

およそこの地点での誘導は8時間。最後尾のランナーとスイーパーの通過を確認したあと、周辺のコーンと案内板を撤収して、車に詰め込みます。そんな作業を同じ班の4箇所で行い、回収地点へ返却した頃はもう午前10時頃でした。班員にも疲労の色が濃くなってきて、待機時間ではつい寝落ちしてしまう場面も。選手は確かにキツいだろうけど、ボランティアも大変です。弁当を受け取り、宿に戻ったのは11時半頃でした。弁当食べてシャワー浴びて、午後7時までが自由時間ですが、もちろん仮眠をとります。陽も高いので熟睡は難しいのですが、ここで寝ておかないと絶対に2日目も夜は持ちません。

 

さて、2日目の夜は戸隠エイドを経由して、信越五岳レースのラスボス、瑪瑙山に向かいます。ここを明るいうちに通過できるのはほんと一握りのトップランナーのみ。ほとんどのランナーがゴール手前12〜3㎞地点のここを死力を尽くして進みます。

 

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私は瑪瑙山から降りてきた地点での誘導係でした。私のいる場所からは瑪瑙山の山頂まで見通しが良いので、山を下ってくるランナーが照らすヘッドライトの光が帯状に連なって見えます。ここで脚を残してるランナーは降りてくるスピードも速く、こちらからの声掛けにもハイテンションで応じてくれます。逆に脚を残していないランナーはトボトボと降りてきて、呼び掛けにもやっとという感じですね。

ここでの誘導は5時間ほど。深夜の寒さはそれなりに堪えましたが、この地点だと100マイルと110㎞のランナー、そしてそれぞれのペーサーもいるので、次から次へと通過していくランナーに声を掛けていたおかげで時間は短く感じました。声出していると寒さも凌げたかな…。

 

私が担当してた地点は、ゴール制限時間の1時間半前(深夜2時)までに通過しないと、時間内完走がかなり厳しくなる設定です。もちろんそれ以降にやってくるランナーもいるわけなんですが、彼らに「このまま進んでも厳しいです。ここでリタイアならば搬送できます」と伝えることもしました。しかしほとんどのランナーが一様に、「ここまで来たから、行けるところまで行きます!」の返事でした。簡単にはギブアップしない姿勢がどのランナーからも感じられます。そう、簡単には諦められないですよね。ただ、その判断がボランティアや大会関係者に負担を強いるのも事実なんですよね。そんなことを学べたのも収穫だったかな。

 

深夜3時頃にはスイーパーの通過を確認して撤収、そしてゴール地点に道具を返します。疲れと眠気、車酔いで帰りの車内は中々に辛かったですが、夜明け前には宿に戻れました。ここで班員とは解散、2日間のボランティア活動がなんとか終了しました。

最後に班長から「今回ボランティアで参加してくださった皆さん、来年は優先権あるんでランナーとして出てくださいね」との労い⁈の言葉が…うーん、まだ足が治ってないから断言できないけど、それならば110㎞で出ようかな…?

思い出の信越五岳。2019年はボランティアで参加です。

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100マイルレース完走の夢を叶えた信越五岳からもう1年、今年もこの季節がやってきました。

 

 ただ今年は私、この大会はボランティアで参加です。応募の時点(確か5月?)では半月板損傷の診断もまだ出てなかったので、選手でエントリーすることも選択肢にありましたが、やはりあの時点でも足に違和感を感じていたことでレースに向けた調整に自信がなかった事や、金銭的な負担なども考慮して、今回はボランティアで応募しました。結果、こっちで正解でしたね。選手としてエントリーしてたなら、おそらく手術はもっと遅らせたでしょうが、どのみち完走は厳しかったと思います。あの状態のまま完走させてもらえるほど、100マイルは甘くない…。

 

この大会は自宅からもそんなに遠くないし、日本で開催されるトレイルランニングとしては全国屈指の規模、人気を誇る大会です。ウェルカムパーティやレース後の表彰式なども開催され、選手、ボランティア、大会関係者が一体となる本当に素晴らしい大会。この大会には毎年なんらかの形で関わっていきたいと思わせる魅力があります。私の場合、100マイルを経験させてもらったばかりに、特に思い入れが強いのかもしれませんが…。

 

さて、手元に届いたボランティア案内ですが、私は誘導係の担当となりました。100マイルレースの70㎞地点と150㎞地点での誘導です。70㎞地点は午前1時半から8時半までで、150㎞では午後9時半から夜中の2時半までです。特に150㎞地点は標高も高い完全な山の中。真っ暗闇の山の中で、死力を尽くしてゴールを目指すランナーたちの姿を目に焼き付けることになるでしょう。途中仮眠も取れるし、ペアで交代しながらの誘導なので、右膝は全然万全じゃないけどなんとか務まるんじゃないかと高を括ってます。100マイルを走ることを思えば、全然楽じゃないですかね⁈

 

ちなみにこの大会、ボランティアで参加すると翌年のエントリー優先権が与えられます。2020年は再度ランナーで参加かな⁈

 

手術後初のワークアウト⁈膝に負担の少ない自転車を漕ぎました。

手術から約1ヶ月が経ち、松葉杖は取れましたが未だに歩くのもぎこちない有様。なので当然ランニングはできませんし、ドクターからの許可もまだ降りてないです。

 

膝の調子はというと、一進一退と言った具合です。順調かと思えば次の日には痛みや腫れがぶり返したり、かと思えば朝は調子悪かったけど夕方には和らいだりと…。正直これでいいのか不安に感じることもありますが、今は自分の回復力を信じるしかないですね。

 

それでも「おぉ、今日は調子いいかも!」と感じる日もあります。この前の土曜がまさにそんな日だったので、手術後初のワークアウトをやってみました。と言っても、まだ走れないので今回は自転車漕ぎです。

 

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この日は朝からものすごく好天でした。立山連峰もクッキリ!体が万全ならきっとあの山々へ行っているところですが、今の私には麓から眺めるのが精一杯。それでも自転車に乗って体を動かせること自体が私にとって大きな一歩でした。

わずか1時間弱、距離にして15㎞ほどでしたが、膝に負担が少なく、それなりに息を弾ませることができたサイクリングはとても楽しかったです。やっぱり自分は運動が好きなんだなぁ。

 

久々の運動で膝をこれだけ動かしたら、次の日はやっぱり反動があり、足が重たーく感じました。すぐさま元通りとはいかないようです。こんなことを繰り返しながら、回復していくのかな?

さあ、次はランニングだ!でも、それはいつになるんだろう…?

 

令和最初の夏が終わろうとしています。

相変わらずリハビリの日々です。

8月中はもちろんのこと、9月になった今現在も、手術後はまったく走れていません。先週松葉杖が取れたくらいだから、これが当たり前なんですがね。なので、さぞかし体力落ちてるだろな…と容易に想像できるんですが、なにせ運動してないのでその事実さえも確認できないです。運動を再開した時はどんな感じなんでしょうね。

 

全く走れない分際にもかかわらず、当初応募してた立山登山マラニックのボランティア活動には参加してきました。実は私、当初はスイーパーを仰せつかっていたんですよ。でもさすがにこの足では務まらないのでスイーパーは断念。替わりに称名エイドでエイドボランティアとして参加させていただきました。まあこちらもさほど役に立ったとは言えませんが…

 

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こちらがボランティアスタッフに配られたサコッシュとバンダナ。このサコッシュ、松葉杖生活で全く両手が使えなかった時に大活躍!職場でもこれに書類入れて肩からぶら下げて移動してました。

 

それにしても今年のマラニック、天候が直前に回復して山頂ゴールが間違いないと思えたのですが、まさかの八郎坂崩落…。これによって称名〜弘法がバスでの移動になり、海抜0mから標高3,003mの雄山山頂までは一本の線では繋がりませんでした。せっかく山頂まで行けたとしても、心残りはあるんじゃないかなぁ…。こちらはまた来年に持ち越しですね。私も来年こそはスイーパー業務を全うしたいもんです。

 

ドクターからは9月の中旬ごろからジョギングをやってみようと言われてます。正直まだまだ腫れも続いているので、予定通り回復するか心配ですがね。ただ、間違いなく言えるのは、令和最初の夏はこのまま終わるんだろうなという事です。全て自分で決めたことなので分かってることなんですが、やっぱり夏らしいことをもっとしたかったなと思ってしまいますね。

順調にリハビリをこなしています。

手術からおよそ2週間が経過。今は退院して、通院外来でリハビリに通っています。仕事にも復帰しました。松葉杖での歩行は周囲にも気を使わせてしまい、迷惑かけてしまってますが…。

 

患部には腫れと熱がまだ残っています。ゆっくりと膝を曲げる練習もしていますが、この腫れで膝の皿あたりが突っ張ってしまい、まだまだ完全には曲がりません。手術をしていない左膝と比べるとその差は歴然…。まあ聞いたところ、1ヶ月くらいは腫れが残る方もいるそうなので、時間の経過を待つしかないみたいですね。気になる時は氷嚢でアイシングしたりしています。これがかなり気持ちいい!

 

ドクターの話だと、あと1週間くらいで松葉杖も取れて、普通に歩いてもいいかもとのこと。経過は順調だと言われました。リハビリを診てもらってる理学療法士の方からも、「筋力もそんなに衰えてない感じです」との言葉が。でも「目指す復帰のレベルが高いので、焦らずやっていきましょう」とも言われました。全力走はまだまだ先ですね。

 

この調子だと8月は月間走行距離がほぼゼロになりそうです。まあそれは仕方ないんですが、そろそろ普通の歩き方や走り方を、体や脳が忘れてしまいそうです。