まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

半月板の縫合手術が無事終了。

ついに?ようやく?半月板の縫合手術を受けました。手術当日の午前に入院して、午後に全身麻酔で手術です。全身麻酔と手術は人生初だったので、当日は朝から少し緊張しましたが、病院の方々が直前までかなり丁寧に説明してくれたので、過度の緊張や不安なく臨めました。知り合いから励ましのメール等ももらいましたが、私はただ寝てるだけ…。頑張ってくださったのはドクターです。

 

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術後のリカバリーも順調でした。麻酔が切れた翌日の朝方に患部が痛みましたが、痛み止めの注射を一度打ってもらい、それ以来ジッとしていたら痛みはありません。でも肩に打ってもらった痛み止め注射はビックリするくらい痛かった…。

 

手術の翌日からはリハビリも始まりました。リハビリ開始した2日間は車椅子生活で、入院4日目から松葉杖を使用。手術した右足はかろうじて地面につける程度に抑え、負荷がかからないようにします。患部を固定する器具を時々外して右膝を見てみると、驚くくらい腫れていて熱くなっていました。ドクターによると内出血で腫れているんだとか。次第に収まっていくとは話されましたが、今日現在まだ腫れは続いています。その部分の皮膚が突っ張る感じがして、膝もまだ曲がりきってないです。

 

松葉杖生活はとにかく不便ですね。病院内は手摺り等が備わっているので比較的楽でしたが、自宅ではトイレひとつ行くのにも苦労します。身支度などの5〜10分で済んでいた事が、倍ほど時間がかかる印象です。余裕を持った行動を心掛けねば。

 

リハビリはこの後1〜2ヶ月掛かります。。正直今の状態からは走る事なんて全くイメージできませんが、松葉杖は今月下旬には取れるはずなので、徐々に戻していくしかないですね。理学療法士の方からは、「リハビリの時間よりも、自分自身のトレーニングの時間の方が大事ですよ」と教えてもらいました。ある程度の筋力低下は仕方ないけど、寝ながらの筋トレ、ストレッチなど、やれることをしっかりやろう。

下山時間を大幅にオーバー。こんな危険はやめましょう。

さて、念願の猫又山登頂を果たせましたが、無事下山するという大事なミッションがまだ残ってます。山岳事故の大半は下りで発生してるとのことなので、慎重に降りなければなりません。

 

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登頂という念願果たしたし、さあ後は気をつけて降ろう!と進んだ矢先、なんと山頂直下の見晴らしのいい草原で野生の熊を目撃しました。餌でも探しているのか、のそのそと草原内を歩き回っています。私との距離は約100mほどでしょうか。こちらが降りて行く先にいて、まだ熊はこちらには気づいていないようです。

「マジか!ヤバくない?」と緊張が走ります。が、思いのほか慌てることなく、腰からホイッスルを取り出し、思いっきり音を鳴らすと、どうやら熊にも聞こえたようです。辺りを見渡し、すごすごと谷の藪へと消えて行きました。ホイッスルの音は当然私の少し後を歩いていた相方にも聞こえ、すぐさま「何?いたの?」と聞いてきます。「うん、居た」と答えると、「写真撮った?」との返事。てっきり怖がるかと思っていたのに、そんなやりとりだったので、どうやらピークを踏んだ達成感でハイテンションになり、恐怖よりも好奇心が勝ってたようです。「私も見たかった」と言うので、少し呆れてしまいましたが、怖がって進めなくなるよりも全然マシでしたね。あと、念のため熊撃退スプレーも持ってたので、多少は安心感もありました。

 

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山頂直下の残雪を降りてくる相方。暑さで溶け出す雪の煙に光が当たり、なんとも神々しいショットになりました。救世主現る⁈的な雰囲気です。

 

この辺りでこの日唯一の登山者に出会います。ソロ登山の方でしたが、あちらも「自分も今日始めて人に会いました」と話され、聞けば猫又山か釜谷山でテント泊するとのこと。人との触れ合いに勇気をもらい、いくつか会話を交わし、お互いの無事を約束しました。

 

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猫又山からブナクラ峠に降りてくる道は、先程の大猫山経由ほどではありませんが、それでもやはり至る所に藪が出現します。斜度も急で、細い稜線を降りますのでスピードは思うように上がらず…。なんとか明るいうちに峠までは降りてこれましたが、そろそろ陽が暮れようとしてます。陽のあるうちにもう少し先に進めればと思っていたのですが、彼女のペースが上がらず、予想外に夜間のパートが長くなる覚悟をしなければならなくなりました。

 

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ブナクラ峠のお地蔵様に、無事に下山できますようにとお祈りします。

 

本来ならばもう下山してる時刻を過ぎています。まずいなと焦りを感じつつも、ライトもあるしなんとかなるだろうと開き直ってもいました。ここから先は斜度も緩み、踏み跡が付いているので道を間違うリスクも減ります。食料も充分持ってるし、寒さも感じません。天気も持ってくれそうなのも救いでした。私が心配だったのは、暗闇の中での3回ほどある徒渉と、途中で怪我をして歩けなくなること、そして野生動物との遭遇でした。

 

このブナクラ峠から馬場島への、暗闇の中下山したことは、今思い出しても危険極まりない行為だったと思います。この時点で既に12時間以上の行動をしていたため疲労もピーク。そしてライトに無数の虫が集り、集中力を奪います。また、歩いているすぐ側をブナクラ谷の水が激しい音を立てて流れます。暗闇の中、激しく流れる水の音はかなりの恐怖を感じました。そして、そんな川をライトの明かりだけを頼りに徒渉しなければならないのです。普段のコースタイムの倍以上の時間をかけて、慎重に慎重に降りてきました。

 

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もはや速さは諦め、安全を第一に下山です。あと予備バッテリーは持ってなかったので、ヘッドライトのバッテリーが切れたら、間違いなくアウトでした。今思い出しても怖すぎる体験です。

 

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泣き言を言う(←当然です)彼女をなんとか励ましたり勇気づけて、ようやく馬場島まで戻ってきました。手前の林道まで戻ってこれた時は本当に安堵したし、2人で困難を乗り越えた充実感にあふれてました。ふと見上げると、無数の星が瞬いてます。下山中は見る余裕もなかったんですが、長い長い1日を歩き通したご褒美をもらえた気がしました。

 

ただ、今回は無事下山できましたが、陽の明るいうちに行動を終えるのは登山の鉄則です。しっかりと行動計画を立て、時には勇気ある撤退も必要です。今回私たちは猫又山のピークに拘り、時間を大幅にオーバーしましたが、本当に怖い思いもしたし、家族にも迷惑をかけました。本当に無事でよかったなと思います。

 

山に登られる皆さん、優先順位を間違えないようにしましょうね。命より大事なものはありません。私もこんな思いはもう二度としたくない!

2019年の夏山はこれで終わりでも構わない!念願の猫又山へ行ってきました。

半月板の手術が控えているため、2019年の夏山登山はおそらくこれがラスト!今年の夏は短かったな…

 

入院+手術直前に選んだ山は、昨年も同時期に挑み撤退した猫又山です。この山を登らずして今年の夏山を終わりたくないなーと考えていました。幸い梅雨も明け、天気も持ってくれそうです。

この猫又山は今回同行する彼女が憧れた山。単独ならさほど問題なく行けると踏んでいましたが、女子を連れて行くとなるとかなり難しい山になります。装備をしっかり整え、直前までヤマレコ、YAMAPといった登山記録をチェックしました。

8月3日、いざ出陣です。

 

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朝5時、馬場島のゲート前に車を停め、ブナクラ方面へ歩き出します。行きは気になりませんでしたが、帰りはこの林道がとてつもなく長く感じました。ものすごい数の虫がまとわりついてきます。

 

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30分ほど歩くと大猫山に向かう登山道入口に着きました。今回は大猫山を経由して猫又山、そしてブナクラ峠へ下り馬場島へ戻るルートを巡ります。このルートはほぼ全域で藪が濃く、登山道が分かりづらいです。山初心者は控えましょう。山を嫌いになるレベルかもしれません。

 

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しかし登り始めはしっかりと登山道が出てます。なるほど、急登ではあるけれど苦戦するほどではないですね。

 

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でもその斜度はなかなか緩くならないし、次第に岩や木が登山道を塞ぐようになってきました。日が昇り暑さも重なり、なかなかペースが上がらなくなります。

 

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目印のリボンが見えますでしょうか?あんなところを進まねばなりません。

 

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背丈を越えるほどの藪を掻き分けて進みます。なんて面倒な山だ。

 

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ところが、後ろを振り返ると朝日に照らされた剱岳と北方稜線、早月尾根が目の前に飛び込んできます。こりゃすごい迫力だ!

 

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クタクタになりながらも大猫平までやってきました。ようやく傾斜が緩み、歩きやすい箇所もちらほらと出てきます。この辺りは池塘も現れ、花々に囲まれた別天地でした。しかし大猫山までは、まだ目の前の尾根まで登らなければなりません。

 

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同行してた彼女もそろそろ疲れを訴えてきました。剱を眺めしばしの休憩。疲れは多少癒えたかな?

 

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東芦見尾根まで登ると大猫山までは尾根づたいを歩きます。ガスが出てきて視界は遮られるようになってきましたが、雨の心配はありません。涼しくなってむしろ良かったかも。でも彼女の疲労もストレスも溜まってきて、あきらかにペースダウンしてきました。頑張れー!

 

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ピークがわかりづらい大猫山でしたが、この辺りかな?と思われる草原でランチにしました。大猫山にちなんだ猫皿に特製ステーキを切り分けます。美味しくてパワー&エネルギーが充電されました。肉の威力はスゴい!

 

実はこの大猫山まででかなりの時間を使い、猫又山までは行けたとしてもかなり下山が遅くなることが確実でした。それでもここまで来て猫又山を諦めたくないという彼女の気持ちは固く、帰りはヘッドライト覚悟で猫又山を目指すことに。ならば精一杯エスコートしますよ。

 

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おっと、その前に大猫山で記念撮影します。5月の細蔵山以来、3ヶ月ぶりの63山目でした。

 

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快適そうなところばかり撮ってますが、こんな箇所は多くはありません。大猫山から猫又山へのルートはここも藪が多く、かなりのストレスを感じる尾根です。なかなか近づかない猫又山に焦りながらも、ゆっくり確実にピークに向かいます。

 

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山頂直下のカールに来ました。ここまで来れば登頂は目前です。「もう歩けない」と弱音を吐く彼女を励まし、なんとかラストの数百メートルを登ります。

 

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片道9時間の長き登山の末、ついにやりました!猫又山に登頂です。2人の顔に涙が溢れます。待ち焦がれた山頂のお地蔵さまにもようやく会えました。

 

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64山目、ようやくたどり着いた猫又山は一生忘れない登山になりました。帰りのことを考え、山頂での時間は短かったけど、本当に充実した時間でした。猫又山よ!苦労させてくれたなぁ。

 

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あまりに長時間なので崩れてしまったけどパンケーキを2人で食べました。こちらも猫又山にちなんだ猫ローソクでお祝いです。

 

さて、山頂での充実した時間のあとは下山です。目標は達成したとはいえ、無事家に帰るまでが登山です。ここからも、長く大変な思いをして下山することになりました。

 

 

長くなってきてので、下山した内容は次に続きます。

これは回り道なんかじゃない!

半月板の縫合手術を受けることにしました。手術日は8月の上旬で、術後1週間程度入院して、翌週からは通院でリハビリ。3週間程度は松葉杖生活だと言われました。

それじゃあランニングできるのはまだまだ先だな…と思って説明を聞いていたんですが、意外にも9月の上旬からはジョギング程度ならオッケーだろうと言われました。ホントかな?

 

私が痛めた半月板は自然治癒しないので、治すにはやはり外科手術が良いとのこと。それならばなるべく早くやってしまった方がいいでしょう。放っておいても治らないし、痛いままだし…。

 

手術を決断するのに一番の問題は、「果たして仕事をそれだけ休めるのか?休むにしてもいつ取れるのか?」と言ったことでした。まぁ、会社勤めのサラリーマンなら当然ですよね。自分一人で仕事してる訳ではないので、周りの人間の理解が必要です。幸いにも私の上司や職場の同僚たちは快く私の決断を受け入れてくれました。本当に有難い!

 

 

周りの人間に手術のことを告げるとほとんどの人から、

 

「走りすぎたからじゃない?」

 

と言われました。まぁ、確かにそうでしょうね。おそらくランニングを続けていなければ、半月板損傷なんて症状は起きなかったでしょう。仕事を休んで周りに迷惑をかけることも無かったし、高い入院費を負担することもなかったでしょう。走らない人からすれば、「アイツ無駄な時間とお金を使ってるなー」って感覚でしょうね。走らない人から見れば…。

 

でも走っている人、走ることが好きな人には絶対に分かってもらえるはずです。この手術が最良の選択であって、今後も走り続けることがどんなに幸せかという事が!確かに私は今回悔しい怪我をしてしまい、本来なら使わなくてもいい時間と費用を使ってしまいますが、そもそもランニングや登山に出会っていなかったら、こんなにも素晴らしい経験や知識、仲間を得ることも無かったでしょう。ランニングと山は私に数え切れないほどの宝物を与えてくれましたが、何も奪ってはいません。おそらくそれはこれからも変わりませんし、こんなにも自分の人生を豊かにしてくれたランや山には感謝しかありませんね。

 

今回の入院も神様が与えてくれた休息なのでしょう。ドクターの話だと半月板は縫合さえすれば元通りになるとのこと。無理は禁物ですが、痛みなく走れるまで回復したら本当に嬉しいでしょうね。

内側半月板損傷の診断が出ました。

今日の午前中に整形外科病院にて右膝のMRI検査を受けてきました。20分ほど検査機の中で横になり、判明した診断結果は…

 

内側半月板の損傷。

 

どうやら半月板が上下に断裂してるようで、着地衝撃の際に上と下でズレるから痛みが出るんだとか。半月板の形はかろうじて残ってるけど、裂け目がハッキリ映ってました。

 

ドクターからは「半月板は自然治癒しないので、手術を考えた方がいい」とのこと。半月板の手術は切除と縫合があるんですが、私の年齢や症状、今後もランニングや登山を続けたい意向を確認すると「縫合の方がいいでしょう」と言われました。

 

ところが縫合手術だと、1週間前後の入院&術後に4〜6週間のリハビリが必要なんだとか。もしそうならば当然体力や筋力も低下するし、エントリーしたレースへの出場も考え直さないといけなくなります。今年の後半は本命と呼べるレースへの出場はありませんが、これは相当に痛い話になってきました。そこまで酷かったの?俺の右膝…

 

そこまで深刻とは予想してなかったので、今日のところ返答は保留しました。聞けば手術は急がなくても良いらしく、例えば活動を抑える冬場に受けても良いとは言われました。ただ、そのままにしてても回復はしないし、抑えて走るにしても痛みは消えないので早めの決断がいいんでしょうね。せっかくの夏山シーズン突入時期なのに。

 

普段の日常生活には支障ないだけに、今後も不自由なく走りたいための手術で、1週間も仕事を休めるかも心配だ…。

満足に走れない分、知識と安心を高めます。

テーピングで痛みが和らいではいるけど、根本的な完治には程遠いのでかつてほどの走り込みがやれてません。でも、痛みをこらえて走ってたら尚更完治が遅くなるのかな?全く走らず治療を優先するのか、走れる以上はある程度の負荷を掛けて衰えを最小限にするのか?その辺のさじ加減がなんとも悩ましいところです。夏山シーズン開幕で、ガンガン山へ行きたいところなのに…

 

満足に走れないその分、今までなんとなくで済ませてきた登山の栄養学や保険についてしっかり知識を蓄えようと思いました。ちょうど先週には富山国際会議場で日本山岳ガイド協会の安全登山に関するセミナーもあって、仕事終わりに参加してきたところです。

 

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内容的にはおおよそ知っている事がほとんどでしたが、山岳警備隊副隊長の経験談や、8,000m級の登山経験がある女医さんの話はなかなかに貴重なお話でした。約250名くらいの参加だったらしいのですが、何名かの知り合いにも会えて楽しかったです。

 

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お恥ずかしい話ですが私、山岳保険にも加入していないし、登山届なるものも出したことがありません。でもこれって、ソロで山を登ることがほとんどなのにかなり危険ですよね。装備や体力を整えるのはもちろん、家族や周囲に迷惑かけないためにも、最低限のリスクマネジメントは必要だと感じました。早速、日本山岳救助機構(ジロー)への加入と、スマホで登山届が出せるコンパスなるアプリをインストールしましたよ。何かあってからでは遅いので…。

 

九州では大雨が続いてます。ありがたいことに富山はそこまでの大雨には見舞われていませんが、あとちょっとだけ梅雨の季節が続きます。もう目前の本格的な夏山シーズン開幕の時には、あらゆる点で万全の状態で山に行きたいですね。

とりあえず明日はMRIの検査です。どんな診断出るんだろ?

膝の痛みがテーピングしたらかなり軽減された。

タイトルの通りです。

 

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アイシングしたり、ロキソニンのジェル塗ったり、湿布したりストレッチしても中々効果が感じられない右膝内側の痛みですが、現段階ではテーピングが一番痛みを和らげてくれます。「これを機に、自分でもテーピング練習しようか…」と考え、ハンドブックとテーピングを用意して自らやってみたら、これがてきめんでした。痛みそのものを消す訳ではないんですが、膝を動かしても安定感が生まれ、何より普段通りのランニングが可能です。昨晩は久々にキロ4分台までスピードを上げることができました。蒸し暑さと久々のスピード練習ということもあって、あっという間に心拍数が跳ね上がり、すぐにバテバテでしたが…。

 

それでもここまでのスピードで走れたのは、私にとってかなりの前進です。そして負荷のあるトレーニングしないとすぐに衰えてしまうことも感じました。来週はMRIの受診も受けて、半月板の状態を診てもらいますが、まさかランニングを全くしちゃダメとは言われないでしょう。できれば完治が良いのですが、うまく症状と付き合っていければと思います。

 

今月の走行距離はようやくの250㎞。そのうち南砺マラニックで30㎞、高山ウルトラで100㎞走ってるので、純粋に練習で踏んだ距離は120㎞ほどでした…。しかもそのほとんどが負荷の軽いジョグ程度なので、これじゃあ強くはなれません。

 

今に見てろ!必ず復活してやるからな!