まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

昨年の倍の時間を要した富山マラソン2019。

更新が遅くなり、いい加減にしろと思われてるかもしれません…。

 

直前まで悩みに悩んだ富山マラソン2019への出走ですが、一週前から膝の調子に回復の兆しがあったり、当日はどうやら天気も持ちそうだと思われたので、結局走ることにしました。ただ今回はドクターの許可も得てないし、理学療法士の方からも、「無理っぽくないですか?」と言われていたので、絶対に無理はできません。くれぐれも再発させないように、歩いても構わないので時間内完走が目標でした。

 

f:id:kotobuki_matsu:20191107234858j:image

エントリー時の申請タイムでは前の方に位置してしまい、それでは周りに迷惑もかかるので、今回は後方からのスタートです。確かFブロック辺りからスタートしました。緊張を全くしないのは、タイムに対するプレッシャーが無いからですね。スタート時のロスは約5分ほどでした。

 

今回のテーマは「歩いてもいいから時間内完走」と「絶対に膝を痛めない」の二点でした。Fブロックからスタートでも、この二点を守ろうとするとバンバン抜かれていきます。練習してきたランナーの皆さんはやっぱり速いね。

 

6キロ付近で毎年恒例の親戚の叔母の応援を受け、9キロ地点ではトイレに並びます。ガチで走った過去の富山マラソンで、レース中にトイレに入ったことはもちろんありません。これも今回のゆとり⁈が為せる技でしょうか?おそらく5分近く並んだかな?そんなこともあり、最初の10㎞通過になんと1時間半以上掛かりました。このペースだと6時間半くらい掛かる計算です。もうちょっとペースアップしようかな…。

 

f:id:kotobuki_matsu:20191109194603j:image

18㎞付近のエイドでは白エビ天むすを頂きました。こちらも過去の大会ではかっさらうように口に押し込んだだけ。この日はのんびり味わって食べました。すでにスタートから2時間以上走ってて、お腹も空いてたんで美味しかった〜。

 

f:id:kotobuki_matsu:20191109195237j:image

富山マラソン名物、新湊大橋の登りです。ここが大体ハーフの距離ですね。で、何が驚いたかというと、この付近のランナーってみんなここを歩いてるんですよね。タイムを気にせず完走目的ならば、こうなっちゃうんでしょうか?見た目は余裕ありそうな人ばかりだったので、もっと勝負すればいいのに…なんて思ったりもした次第です。

 

この新湊大橋を過ぎた辺りから雨が降ってきました。あれ?予報だと晴れてくるんじゃなかったっけ?でも降ってきたものは仕方ありません。しかもかなりの本降りになり、足元には水溜り、体は雨で濡れ始め、集中力が奪われます。ガチで走ってたら、ちょうどいいクールダウンになるんでしょうが、ゆっくり走ってて体が暖まらないこの日の私にとって、この雨はとても冷たく感じました。

「去年のタイムならばもうゴールしてるのにな…」

そんなことを考えながらも、じきに止むだろうと期待して、なんとか気持ちを切らさないようにしました。

 

でも、雨がなかなか止みません。30㎞過ぎたところではこの日2回目のトイレタイムに突入です。やっぱり冷たい雨で体が冷えちゃうんですよね。それと指先もかじかんでいました。完走出来ないとは思わなかったけど、残りの距離や時間が果てしなく長く感じました。

「やっぱり無理してまで出なきゃ良かったかな⁈」

そんなネガティブ感情も少し覗き始めます。

 

そんな私を勇気付けてくれたのは35㎞付近での知り合いの応援です。ここで元気をもらい、ちょうど雨も止み始めたタイミングだったので気持ちがリセットできました。実は後半は膝も気になり出してきて、歩く距離も長くなってました。走れないことはないけど、レース前に決めた二点を守るため、スピードよりも無事完走を最優先しました。次の日も休みではないので、ダメージもなるべく残さないようにします。

 

後半は雨の影響もあり、写真をあまり撮れませんでした。あと、大会自体も楽しかったかと言われれば、「そんなに…」というのが正直なところです。完走タイムも昨年のちょうど2倍、6時間26分を要しました。これはもちろん自己ワースト記録です。とにかく長かった。

 

ゴール後も大した感慨もなく、淡々と着替え片付けをしました。ダメージもあまりなく、翌日も通常通り。周りから「富山マラソン走ったの?」と聞かれて、「走ったんですよ」と答えられることと、連続完走記録を続けられたことは収穫かな。

 

来年は絶対にベストを尽くして走り切る大会にするぞ!