平成最後の登山。2度目のアタックで負釣山を攻略。
巷では「平成最後の〇〇」が頻繁に使われていますね。個人的に何かの区切りではないので、私はあまり気にしてないんですが、あまりに使用されているのでつい乗っかかりました。
それにしても登山自体が久しぶりです。百山チャレンジで言えば2月に行った元取山以来です。2ヶ月も何やってたんだろう、俺…。
そしてGWはまだまだ残雪期になります。どの辺りまで雪が残ってるかで、狙う山、装備の選択が難しい時期でもあります。
今回は連休の二日目、なまった体を目覚めさせるため1,000m以下の低山を選びました。昨年の秋、クマの気配にビビり2合目あたりで引き返した負釣山にリベンジです。
その時の記事はこちら。
http://kotobuki-matsu.hatenablog.com/entry/2018/09/04/153438
その当時は登山口までの林道が土砂崩れで塞がっていたのでかなり手前から歩かざるを得なかったのですが、今回はちゃんと修復されていて登山口までスイスイと車で行けました。前回は他の登山者に全く会わなかったんですが、今回はすでに駐車場に10台近くは止まってました。これならばクマも寄ってこないかな?
木の根っこが階段状になっていて、それなりの坂です。ただ、今回はのんびり登山だし、気温が高くないので汗もかかないし息も上がりません。山頂付近は雪があるだろうとストックも持参したので、それを使うとさらにラクです。整備もされていて、地元に人気なのも納得ですね。林道も修復はみんな待ってたんでしょうね。
標高600mを超えたあたりから雪が現れます。昨晩は季節外れの寒気が流れ込み、どうやらこの辺りでは雪降ったんでしょうね。そういえばUTMFも積雪で途中で打切りでした…。この時期にこの標高で新雪降るのは想定外ですね。
左手に大知山と初雪山の稜線が見えます。去年の春に歩いたなぁ。
こちらは朝日岳。まだまだ白いですね。
800m辺りからはさらに雪の量が増え、滑らないように慎重に登ります。右側から吹く風もちょっと冷たいので、ウィンドシェルを着用しました。
山頂直下のラストの坂です。たくさん踏まれてステップあるので登りは比較的ラクですが、下りは厄介でしたね。
スタートから1時間30分ほどで無事山頂に到着です。3〜4パーティーくらいがすでに休憩中でした。意外にも山頂は風を感じません。日差しも暖かくこれならゆっくり滞在してられそうです。
剱岳をバックに61山目の記念撮影です。毛勝三山もまだまだ白いですね。
この日は不思議な天体ショーが見られました。太陽の周りに二重に虹が出る、「ハロ」と「アーク」らしいです。山頂で同じ時間帯に休んでた方々と歓声上げて見てました。この日は全国的に見られたようですね。
なんと山頂での山飯はホタルイカパスタです。なんと贅沢なランチでしょう。剱岳や富山湾を眺めながらのランチは、どんな高級イタリアン店の料理よりも美味しく感じます。はぁ〜、幸せだあ。
下りものんびりと1時間10分ほどかけて下りてきました。午後からも登ってくる人がまだまだいたので、気軽に登れるし本当に人気の山なんですね。日が長くなり日没が遅くなったので、低山ならば午後からでもアタックできそうですもんね。下山後は入善の「バーデン明日」で温泉に浸かってこの日の行程は無事終了です。
まだまだ連休が続くので、あと1〜2山はクリアしておきたいですね。おそらく次は令和最初の登山になるのかな?