まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

新設される信越五岳の100マイルにエントリーできた!

私がトレイルランニングを始めた頃からの夢、それは100マイルレースを完走することです。その夢の実現は昨年9月のUTMF(ウルトラトレイル・マウントフジ)出場で叶うものと思っていましたが、荒天によりまさかの距離短縮。44㎞のレースになってしまい、100マイラーへの道は次回以降への持ち越しとなってしまいました。

 

現在、日本各地でトレイルランの大会が開催されていますが、100マイルのレースとなるとそうは存在しません。UTMFも2017年は開催されず、2018年春の開催を目指して準備中だそうです。私自身も、おそらくは数年後のUTMFで、100マイルに挑戦するんだろうなぁと考えていました。ポイントだったり抽選だったりで、望んでも、すぐに走れるものではありません。

 

そんな時、毎年9月に開催されている「信越五岳トレイルランニングレース」に、100マイルが新設されるとのニュースが発表されました。信越五岳といえばあのプロトレイルランナーの石川弘樹さんプロデュースの人気大会。従来は110㎞での開催でしたが、今年より100マイルも追加で新設するそうです。

気になる参加条件は……「ここ3年の間に、100㎞以上のトレイルレースを2回以上完走していること。」とあります。2014年と2015年におんたけウルトラトレイルを完走していた私は、とりあえず参加条件をクリアしているようです。しかも先着順なんですね。今年は大きいレースは予定して無かったのですが、突然降って湧いた話に戸惑いながらも、エントリーすらしなかったらきっと後から後悔するだろうと思い、エントリー開始時刻の15分くらい前からスタンバイしてました。

 

http://www.sfmt100.com/

 

結果はなんと、見事ゼロ関門を突破!開始から2分ごろにサイトに繋がり、焦りながらもなんとか入力を完了させて、エントリーにこぎつけました。エントリー直後は、「やったー!」と言うよりは、「あれ?本当にこれでエントリーしたの?」という感覚でした。予期してなかった目標が突然現れて、戸惑っているんだと思います。それでも数日経ってくると、だんだん実感が湧いてきて、「あの憧れの信越五岳を走れるんだ!」とワクワク感が出てきました。参加費も高額だし、天候も不安だけど、今は楽しみしかないですね。

 

笑顔でゴールできるように、夏場にしっかり鍛えて挑みたいです。

 

あと、飛騨高山ウルトラで痛めた左のアキレス腱周りがまだ多少痛むんですよね。今週末は立山山麓トレイルランなんですが少し不安です…。早く治ってくれ〜。

事実上の初完走⁈第6回飛騨高山ウルトラマラソン。

今年で第6回目を迎えた飛騨高山ウルトラマラソン。縁あってすべての大会に出させてもらってます。

 

過去の大会では前泊、後泊したこともありましたが、今年は行きも帰りも当日移動。前日の受付も含めて、土日で高山まで2往復したことになります。片道1時間半ほどなので、そんなに負担ではなかったですね。荷物も少なくて済むし、お金の面でも節約できました。

 

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スタート地点の高山ビックアリーナ。私が走る100㎞の第1ウェーブは朝4:45分にスタートしました。

 

序盤はキロ5分40〜50秒あたりで走りますが、あっという間に追い抜かれます。みんな速くない?100㎞走るんですよ?

 

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8㎞あたりでしょうか?ようやく周りとペースが合ってきました。かなり涼しくて私は走りやすかったですが、寒い人もいたでしょうね。

 

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朝日に照らされる乗鞍岳。乗鞍は高山市内の至る所から望めましたよ。

 

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第一関門の朝日道の駅です。今回は給水やエイド食をフル活用する作戦なので、しっかり補給しました。

 

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第二関門の高山スキー場。ここまでに至る登り坂も走り通したため、結構順位を上げたようです。サブ10ペースも維持できてます。

 

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白山が見えます。陽が高くなり、次第に暑さを感じるようになってきました。

 

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57㎞の丹生川支所に到着です。ドロップバッグが受け取れ、ボランティアの皆さんの活気がまるでお祭りのようでした。盛り上げていただき、すでにこの時点でかなり感動してました。

 

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今回唯一歩いてしまった千光寺の坂です。約2㎞の登り坂ですが、半分は走れたかな…。

 

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75㎞地点の国府B&G海洋センターです。なんとか踏ん張っていたサブ10ペースも、この辺りから遅れ始めました。毎年感じるのですが、エイドの充実ぶりは素晴らしいですね。

 

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85㎞あたりの田園風景。バックの北アルプスに癒されます。

 

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昨年のタイムを約20分縮め、10時間31分でゴールです。実は40㎞あたりから左のアキレス腱を痛め、誤魔化しながらの走りになりました。今まで痛くなったことのない箇所だったので、あまり重症ではないと思うのですが…。

 

あと、今回は暑さ対策として水分摂取をかなり意識しました。今までは感覚に頼るだけだったので…。おかげで汗もしっかり掛けたようで、暑さにはなんとか耐えられました。エイド毎のかぶり水も効きましたね。しかし水分を摂り過ぎた側面もあるようで、なんとレース中はトイレに7回も行ってしまいました。待ち時間も含めると結構なロス…。適量を見極めるのは難しそうですが、まだまだ検証の余地がありそうですね。

 

レース後は日帰り温泉に入り、車にて無事帰宅。高山市の皆さん、今年も素晴らしい大会をありがとうございました。来年も必ず参加して、ウルトラセブンになります!

 

 

 

メンタルの重要性を再確認した飛騨高山ウルトラマラソン。

ウルトラマラソンはメンタル7割、実力3割」は100㎞ウルトラマラソンの世界記録保持者の砂田貴裕さんの言葉です。その言葉の意味を、私は今回身を以て体験しました。

 

ウルトラマラソンランナーにとって、目指すべき目標はやはりサブ10(100㎞を10時間以内にゴール)です。私もいずれは達成させたいと思っています。高山のコースでの達成は高難度だとは承知していますが…。

この大会を迎えるにあたって、おそらく今回でのサブ10達成は我ながらあり得ないだろうと感じていました。昨年のタイムが10時間52分。実力をさらにつけた自負はありますが、52分を縮めるほどとは感じていなかったからです。

結論から言いますが、今回のタイムは10時間31分でした。自己ベストは更新したものの、やはりサブ10にはまだまだ足りません。しかし、今回のレースで私はタイム以上に大きな自信を得ることができました。

 

それこそ「辛くても折れないメンタル」を実践できたからです。

 

ウルトラマラソンロングトレイルのレースは長時間にわたって動き続けるため、楽な時と辛い時の波があります。今までの私ならば、辛い時などは「今体力使うのは得策じゃない。とりあえず歩いて、復活したらまた走ろう。」といったものでした。後続のランナーに抜かれると集中力を切らし「復活したら、また抜いてやるからな」と根拠もなく強がる始末….。そのためペースにもムラっ気がありました。

でも今回はキツい時間帯も「ツラいのは今だけ、我慢だ!」と自らに言い聞かせ、頭を空っぽにして、とにかく走り続けました。多少、本などで学んだマインドフルネスに近い感覚だったように思います。「今ここに集中する」を実践し、他のランナーの動向も全く気にしませんでした。

 

毎年出てるこの大会ですが、100㎞完走と言いつつも本当に走れていたのは90数キロ。残りはほぼ歩きでした。今回は千光寺の登りだけは数100m歩きましたが、それ以外はほとんどを走れたので、ようやく胸を張って「完走しました」と言えそうです。自分にここまで粘れるメンタリティがあったのかと驚きにも近い発見でしたね。

 

あと、40㎞手前ですでに左アキレス腱付近が痛むアクシデントに見舞われましたが、「痛いのは気のせいだ」 と、こちらも脳を騙しつつなんとかゴールまで持ちこたえました。辛くてもなんとか乗り切るウルトラマラソン向けのメンタリティを、ようやく私もすこーしだけ備えることができたのかもしれません。走力の伸びしろはあまり残ってないかもしれませんが、メンタルの伸びしろならまだまだありそうです。普段の練習では鍛えにくい部類なので、せっかく今回のレースで体験した点をしっかりと思い返したいと思います。

 

 

大会当日の模様はまた次回に…。

 

 

恒例の飛騨高山。今年はどんな結果が待ってるだろう

私にとって、毎年6月の第2日曜日は「飛騨高山ウルトラマラソン」の日です。今年もまた、高山を走ることになりました。

 

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今年の横断幕。第1回目から数えて6回目。全てに出場、完走できていることは、私にとってかけがえのない思い出と財産と誇りになっています。

 

コースは昨年と変わらず。受付した今日は雨も混じりましたが、明日のレース本番は晴れるようですね。心配された暑さも然程ではなさそうで、コンディション的には絶好かもしれません。

 

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今回の補給食です。

かつての定番ジェル、ショッツから、最近はマグオンのアップル味がお気に入りになっています。コスト的には割高ですが、とにかく美味しくて、水無しでもいけます。今回は12個入りを箱買いしました。

 

あとは新製品のトレイルバター。脂質が多めの超高カロリーらしいですが、レース本番でいきなり初めての補給食を試すのは実はリスクでもあります。まあ、エイドが充実してる高山では出番はないかもしれません。念のため持って走りますが、使わなければそのまま次回以降の登山に使えそうです。

 

塩熱サプリはもはや夏場のレースは定番ですね。ジェルの補給を忘れても、電解質の補給は忘れるなという格言?を聞いたことがあります。いつも適当だった給水を、今回は多少なりとも計画的にやっていこうと思っています。

 

さあ、準備完了!ラストの1週間にあまり走れなかったことだけが予定外でしたが、今回も思いっきり高山を楽しんできます。スタートは明日の朝4:45分!

数年振りの「いっちゃんリレーマラソン」は楽しかったよ

「いっちゃんリレーマラソン」はおそらく、富山県内で開催されるランニング関連の大会で、最も早くエントリーが埋まる大会だろうと思われます。今年はエントリー開始から12時間以内で埋まりました。

実は私たちのチームも先着順の一次募集には間に合わず、二次募集の抽選で出場させてもらいました。一昨年の富山マラソン開催以降、富山のマラソン熱は熱いですね。先週などは私のホームグラウンド、県総でもチーム練習してる方の姿を数多く見かけました。

 

この日は晴れの予報だったにも関わらず、朝方は寒くて雨も混じる空模様。すぐに晴れてくるだろうと思いつつも、多少不安が混じります。当初予定してたメンバーが、仕事やら別の用事やらで欠場となったことも重なり、テンションの上がらないスタート前でした。

 

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とはいいつつも次第に晴れてきて、出店ブースなどを覗いていると、お祭り気分が盛り上がり、なかなか楽しくなってきました。チームのメンバーも徐々に揃い始め、スタートの時間が近づいてきました。

 

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県民公園太閤山ランド内を走るイベントですが、なかなかの高低差があり、ランニング初心者にとってはキツいコースかもしれません。1周2.1㎞のコースをみんなで20周したんですが、私は4周走り、他のメンバーにも1人最低2周を走ってもらいました。7人での参加だと、これくらいになってしまいますね。もうちょっとメンバー集めれたらいいんですが…。

 

次走のメンバーがリレーゾーンに間に合わず、1人が2周続けて走るハプニングなどもありましたが、怪我などもなく無事ゴール。タイムは3時間13分、約400チーム中75位でした。上位狙いで走っていたわけではないので、全く気にはしていませんが。

 

 それにしても人気の訳が納得できる楽しい大会でした。季節もいい時期に開催されるし、ロケーションも最高。スポンサーや出店も多くあり、お祭り気分が満載です。主催者側がテレビ局なので、メディアで盛り上げてくれるっていうのはやはりデカいですね。

もはや富山の初夏の風物詩かもしれません。来年以降も、エントリー競争率が高そうです。

抜群の展望はお預けながら、人気の訳も頷ける大辻山。

ゴールデンウィーク以来の百山登山に行ってきました。

その時登った中山はまだまだ雪がどっさりあって、アイゼンも要るかなと思わせる登山道。しかし今の時期は雪解けのスピードが一気に加速します。先週のTOGA天空トレイルランでは標高1,400m地点まで登りましたが、その時点でもかなり残雪は減っていました。ならば同じ標高くらいの山は問題なく登れるのかなと思い、今回は標高1,361mの大辻山に挑戦です。

 

大辻山は立山町芦峅寺地区の国立立山少年自然の家のそばにあり、ここは先月登った来拝山の近くになります。

 

http://kotobuki-matsu.hatenablog.com/entry/2017/05/03/054500

その時のブログ

 

今回も同じ場所に車を停めて登山開始です。ただ、大辻山の登山口はもう少し先で、普通は車でそこまで行くんですよね。今回、私はトレーニングも兼ねたかったので、約4.5㎞のロード区間も歩いて行くことにしました。

 

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曇りがちの天気ですが、時折青空も覗きます。

 

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これから目指す大辻山が見えてきました。山頂付近は曇ってるなぁ〜。

 

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ロード区間を50分ほど歩くと、登山口に到着です。10台ほどの駐車場は満車状態でした。

 

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長尾山などを通過しながら、よく整備された登山道を登っていきます。私はこの日はほとんど走らず歩き通しでした。それでも登りはやはり汗をかきます。

 

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スタートから1時間40分ほどで山頂に到着です。途中残雪は全くなし。山頂は広く、5〜6組30人ほどの登山客がくつろいでしました。

 

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登頂直後はガスで展望は全くありませんでしたが、お昼ご飯を食べたりと、しばらく待っていたらだんだんと雲が取れてきました。写真は称名滝方面です。

 

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鍬崎山も見えてきました。

 

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この日は1時間半も山頂にいました。さらに雲が取れて立山や剱まで見えないかなと粘りましたが、残念ながらこの日はお預けです。

晴れていれば本当に素晴らしい景色なんだろうなと容易に想像できました。登山道も歩きやすいし、それなりの登りごたえもあるので、入門用にぴったりな山のような気がします。こりゃ人気あるのも頷けました。

 

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帰りは北尾根を経由。行きに登った本道よりも、個人的にはこちらの方が歩きやすくて好きかな….。

ルートバリエーションが多いのもこの山の人気の秘密でしょう。沢登りなんてルートもあるようです。

 

ゆる登山のつもりでしたが、結局20キロ近くを3時間半掛けて歩きました。次回は山頂から立山や剱の姿も堪能したいですね。

 

 

 

暑さによるパフォーマンス低下を防ぎたい…

先週の「TOGA天空トレイルラン」のダメージが、ようやく回復してきました。

当日はものすごい暑さのため脱水寸前に…。自覚症状はありませんでしたが、レース後の異常なまでの喉の渇きと体重減を思えば、かなり水分を出してしまっていたようです。

 

私、自分でも暑さに弱いことを自覚しています。フルマラソンのワースト記録の時もやっぱり暑さにやられ、めまい、吐き気がしてフラフラでゴールしたことを覚えています。ゴール後は救護室で30分ほど横になってから帰らせてもらいました。そんなことがあってから、夏場のレースには苦手意識がつきまとっています。

でも、ランナーの中にも暑さを苦手にしない方、いらっしゃいますよね?自分とその方々との違いはなんなんでしょうか?

体質?それはあるような気がします。先天的に暑さに強い方もいれば、寒さに強い方もいると聞くので、一因ではあるでしょうね。他にも練習内容や、その日の装備、ペースなどのレースプランも影響してると思います。しかし私は、もっと決定的なモノを見落としをしているのではないかと思うようになりました。それは…

 

「水分補給の量が絶対的に足りていないんじゃないか?」

 

ということです。

数ヶ月に買ったこの本、「登山の運動生理学とトレーニング学」によると、

http://kotobuki-matsu.hatenablog.com/entry/2017/03/08/230307

行動中の脱水量は

体重(kg)×行動時間(h)×5 =   ?(ml)

の式になるそうな。

 

これを今回の私のレース内容に当てはめると、

67(kg)×6(h)×5 = 2010(ml)

になります。

 あくまでも計算上ですが、私2ℓも脱水してるんですね。

今回500mlのソフトフラスク一本を持って走りましたが、これを防ぐには4回はボトルを空にしなければならなかった事になります。もちろん、そんなに飲めてはいません。喉の渇きを感じるままに摂っていて、2回も空にしただろうか?というお粗末さです。これじゃあ脱水も当たり前。汗の量が減り、体温を下げられず、オーバーヒートして体に力が入らないのは当然かもしれません。

 

給水のコツは「一度に飲みすぎるのではなく、こまめにしっかりと」と知識として知っていても、レースでは興奮や疲れから、どうしても疎かになりがちです。先ほどの本にありましたが、喉の渇きに任せて水分を摂っていては、大概の人は足りていないそうです。

ちなみに人間以外の動物はちゃんと必要な分を飲むんだとか!本能としてわかってるんでしょうね。人間ってなんて愚かなんでしょうか!

 

さて、あくまでも仮説ですが、これは試してみる価値がありそうですね。今度からは活動時間から脱水量を計算して、各エイドまでにどれだけ水を飲む必要があるかを事前に調べ上げておく事にしましょう。レース中も「〇〇エイドまでにボトルを空にするぞ」といった意識で挑みます。

 

次の大会は6月11日の「飛騨高山ウルトラマラソン」です。でもなるべくなら暑くならないで…