まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

信越五岳100マイルに向け3連休初日はガチ練。

梅雨が明け、7月半ばですでに猛暑到来です。

 

9月の信越五岳100マイルに向け、ある程度の距離を踏んだ練習を積みたいところですが、こんな暑さの中ではとてもじゃないけど走れません。普段は仕事終わりなどの少し涼しくなった時間に走ってますが、平日の夜だと練習時間はおおよそ1時間くらい。

 

ロング走したい→平日は厳しい→休みの日にやる→でも日中は猛暑。

じゃあどうすればいい?

 

休日の夜って案もアリだとは思います。信越100マイルは夜間走もあるので、それに慣れる意味でも有効だと思います。でもそれはまた今度でも…。

 

今回は、「そうだ!標高の高いアルプスなら涼しいじゃないか!」と、トレランやってる人なら誰もが思いつく方法で、山トレしてきました。

 

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毎年夏になれば訪れる折立。ご存知薬師岳への登山口として有名ですが、私がトレーニングに利用するのは薬師岳ではなく、黒部五郎岳の方です。

薬師岳も大好きな山なんですが、私がトレーニング目的で登るには少し負荷が足りないんですよね。標高は薬師岳の方が高いんですが、黒部五郎岳はとにかく遠く、時間もかかるので距離を踏みたい時にはもってこいです。太郎平から北ノ俣岳を経由して黒部五郎岳へ向かう稜線は、池塘があり高山植物もキレイだし、走れる箇所もあれば、細かいアップダウンの繰り返しもあったりでバラエティ豊かなコースです。薬師方面に比べ格段に登山者が少ないのも気に入ってます。雷鳥にもよく会えますね。

 

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折立から太郎平までは大渋滞でした。3連休の初日で好天、そして下界は猛暑。そりゃみんな山に行きたくなります!

トレランスタイルで熊鈴を鳴らしながら登る私を、みなさん道を譲ってくれました。が、行けども行けども登山客が途切れません。「こんにちは!(譲っていただき)ありがとうございます」の挨拶も、果たしてどれくらい交わしたでしょうか!

 

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が、太郎平から黒部五郎方面に向かうと途端に人が少なくなりました。いやー、快適、快適!この素晴らしい稜線歩きを独り占めです。

 

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この日のボス、黒部五郎岳が間近に迫ってきました。天気が良かったのでずーっと見えてはいるんですが、中々近づいてこないんですよね。

 

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山頂に向かうラスト300mの登り。

ここまで15㎞、3時間以上を歩いてきた足でここを登るのはとてもキツいですが、とても鍛えられそう。

 

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無事ピークに到着です。カール越しに水晶岳がそびえてます。

 

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ピークを踏んだ後はカールまで降りて水場で昼食です。カールの中を流れる雪解け水はとても冷たくて美味しかったです。太郎平からここまで水場ないので生き返りましたー。

 

当初の狙い通り、アルプスは涼しくて快適そのものでしたが、天気が良すぎて紫外線浴びまくりました。日焼けもスゴイし、体もなんだか火照ってます。山の紫外線は侮れないですね。

 

この日は往復32㎞、獲得標高2,350m、7時間半の行程でした。後半多少、脚にきたかな…。

今シーズンの夏も山トレで鍛えまくるぞ!