まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

小平奈緒選手が取り入れた「ヒップロック理論」が気になる

平昌オリンピック日本選手団のキャプテンであり、スピードスケートの女子500mの金メダリスト、小平奈緒選手。体格で欧米人に劣る彼女が、今シーズン無類の強さを誇っているのはその滑りのフォームにあります。

 

今までのフォームだとコーナーリングの際に骨盤が傾き、氷から早く足が離れてしまうため、力を氷面に伝えきれませんでした。

 

そこで小平選手が取り入れたのが「ヒップロック理論」と呼ばれる骨盤の働きです。これは本来は一体の骨盤を左右それぞれのものとして捉え、コーナーリングの際も骨盤を安定させることによって、長く氷を押せるためスピードを得られるというものです。骨盤周りの筋肉を鍛え、感覚を研ぎ澄ませることによって、骨盤の動きを自らコントロールしている感じですね。

 

確かNHKの番組の中で、骨盤の感覚を鍛える小平選手の練習風景が映ってました。筋トレやフォーム確認といった内容とは異なり、一風変わった動きを繰り返していたのが印象的でした。どんな動きだったかは上手く言葉にできませんが…

 

この理論を知った私はすぐさま、「これって絶対ランニングにも通ずるんじゃないか?」と感じました。というか、骨盤は人間のあらゆる動きの中心ともなる部分です。ここを上手く動かせるかで、全てのスポーツや日常活動の動作を滑らかにしてくれるんじゃないでしょうか。小平選手の練習方法、どこかで紹介してくれないですかね?

 

ネットでは、レース直前まで一本下駄を履いて骨盤を意識していると紹介されてました。一本下駄も特注品らしいです…なるほど!まずはここからでしょうか?(笑)