まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

全てが最高!5度目の飛騨高山を完走したぞ。 〜後編〜

〜前編〜の続き…

 

 

千光寺の坂。自分はこの激坂に、過去の4大会もことごとく苦しめられてきた。

 

今回、この坂の直前にある60㎞のチェックポイントでの通過タイムは5:57:34。まだ辛うじてサブ10ペースを維持できていたが、坂に差し掛かるあたりから足取りが重くなってきた。

 

「こんな調子じゃ坂は歩き通しになるな…」と思ってたらまさしくそうなってしまい、登りきるまでの約2㎞に25分も掛かってしまった。下りで取り返そうとするものの、せいぜいがキロ5分40秒までしかスピードが出ない…。この辺りでサブ10の達成はほぼ絶望的になった。

 

この坂を走れるようになるか、もしくはここまでの到達をもっと早くするか。本気でサブ10狙うなら、そのあたりが来年以降の課題になるなぁ。

 

ただ、レースはまだ終わりじゃない!目標ゴールタイムを10時間半〜11時間あたりに切り替え、粘り強く走り続けることにした。

 

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75㎞の国府B&G海洋センターエイド。去年はここで胃腸トラブルが発生。フラフラと歩きながらエイドに着いた覚えがある。

 

今年はトラブルはなし。でもやっぱりキツくはなってきていて、坂道以外ではこの辺りだけ歩いてしまった。ここを粘れればなあ。

 

 

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78㎞地点で高山市の特別住人「さるぼぼのひだくん」と。

また回復してきて、さっきまで抜いてった人たちを、このあと抜き返しました。長距離レースは、キツくなったり回復するタイミングが人それぞれなので、こういった抜きつ抜かれつが多くなります。

 

80㎞通過は8:29:42。残り20㎞を2時間半でカバーできればサブ11は可能。最低限そこはクリアしないと!との思いで進み続ける。

 

82〜90㎞の区間を私と並走したある女性ランナーの方がいた。私が終盤まで粘れたのは間違いなくこの方と並走できたからだろう。一人ならば歩いていただろうラストの坂も、会話をしながらなんとか走れました。ピーク直前で私は力尽きたけど、その方は最後まで力強く登り続けていました。あの強さ、見習わないと…

 

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94㎞の公文書館エイドで「もーかるくん」と。このあたりは飛騨牛の産地なのでこのキャラ。エイドでも飛騨牛串焼きが振舞われた。

 

 

 

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地元の小学生が書いてくれた横断幕。これ見て最後の力を振り絞る。

 

ラスト3㎞あたりから赤信号に捕まるケースが増えたけど、歩くことなく最後まで走り続け10:51:31でフィニッシュ!

 

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去年のタイムを約25分縮めることができました。もちろん自己ベスト更新!

 

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完走メダルと記録証を手にゴール地点で記念撮影。ゴール地点にゆるキャラはいませんでした。

 

 

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5回連続出場者のみに与えられたオリジナルカラーの参加賞Tシャツ。通常はブラックなのかな。

 

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袖には5つの星が…。

 

 

13時間以上掛かった初ウルトラから4年。

ひとつの大会に出続けることで、自らの成長を直に感じることができました。こうなったら10回連続を目指して、それまでにはサブ10達成できたらいいな。