3%理論でさらなる高みへ!
表紙とタイトルで即買いでした。
トレイル界のレジェンド、鏑木さんの本はこれまで何冊も買って読んでますが、その多くが自身の経歴などに触れながら、いかにしてプロトレイルランナーになり、どんな経験を積んできたかを紹介する内容でした。しかし今回のこの本はトレーニング内容に特化した内容になっていて、日々の練習方法や目標レースまでのプランニング、トレイルの走り方などが写真で紹介されています。より実践的な内容になっていますね。これさえ実践すれば、私も鏑木さんになれるんじゃなかろうかと、勘違いしてしまいそうです。
さて、その「鏑木メソッド」で紹介されているのが3%理論です。これは月間走行距離の3%は月間累積標高で稼ぐようにというものです。具体的に言うと、例えば月間走行距離が100㎞のランナーならば、月間累積標高3,000mは登ろうと言うことです。同様に月間走行距離が300㎞ならば9,000mの登りになります。月間どれだけ登ったかがパフォーマンスアップに繋がると言うことみたいですよ。
じゃあこの累積標高3%がどれくらいのアップダウンを指すのかと言うと…私がいつも走ってる富山県総合運動公園のクロスカントリーコースを例にしたら…
走行距離12㎞に対して、獲得標高は50mでした。これだとたったの0.41%で3%には遠く及びません。むむむ、これじゃあ強くなれないのかな?
そこで先週から何度かコースを変え、よりアップダウンの坂のある道を走るようにしてみました。そこだったら…
距離10.6㎞に対して獲得標高が346mでした。これならば3.6%達成です。えっへん!どんなもんだい!
しかし、この練習ばかりを続けるのはキツいですね。体力的にそれほど大きな負担は無いんですが(ペースもそれなりだから)、毎回練習場所まで行くのが面倒です。しかも県総と違って車道なので、車の量も多いんですよね。走ってると結構ストレス感じます。
とりあえず毎回!って訳にはいかなさそうですが、普段の練習から多くを登ることを意識していこうと思います。それにしても鏑木さんの練習メニューはどれもキツそうだなぁ…。