まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

ウルトラセブンに本当になれたのかの検証。

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飛騨高山ウルトラマラソンから1週間が経ち、体の回復も順調です。涼しいおかげでよく眠れますし、体の重さも解消されてきました。さすがに今週はポイント練習は避けましたが。

 

 

ガーミンのトレーニングステータスも一昨日にようやく「プロダクティブ」(生産的)になりました。それまでずっと「アンプロダクティブ」(非生産的)だったので、ガーミン先生によると、ここ数週間は体調は良くなかったとのこと。本人に自覚はありませんが…。このトレーニングステータス、イマイチ傾向が掴めないんですよね。本当にピークに合わせて大会に臨んでみたいものです。

 

さて、7回連続の完走を果たせてウルトラセブンと自ら謳いましたが、その内容はどうだったのかを振り返りたいと思います。

 

まず、完走タイムですが昨年より約7分遅れでした。昨年は自分の実力のかなりの部分を出せたと思える快心の走りだったので、それより遅れるのはまあ、そんなに恥ずかしくはないです。「去年の自分、速かったなぁ…」と素直に感心してます。大幅にスピード鍛えたとか、距離を踏んだということもなかったので、実力的には去年と変わらなかったと思いますね。今年は2週前に東尋坊マラニックを走っていたので、そのダメージが残っていた可能性もありますね。

 

その東尋坊マラニックは暑さにやられ、高山より2時間も遅いタイムでした。一般的に、アップダウンの激しい高山の方がタイムを出し難いコースだと思いますが、今回の高山は比較的過ごしやすい気温(23℃くらい?)でした。私、登山やトレランやってるおかげで登りに苦手意識はありません。下りはあまり好きじゃありませんが…。使う筋肉の違いを意識したり、平坦コースに比べ気分転換もしやすいので飽きずに走れます。高山のコースはもはや私にとってホームグラウンドみたいなもんです。

 

そのかわり、やはり暑さは大敵です。今年の東尋坊、去年のTOGA天空、数年前の清流マラソンなんかはさましく暑さでやられました。気温25℃超えると途端に厳しくなるので、暑い時期の大会はよーく選ばないとダメですね。

 

数年前までは頻繁に起こしていた胃腸トラブルも、ここ最近は起こさなくなりました。長い距離の時は胃腸薬を常備、そして補給食も自分の体に合うものを摂るようになった効果かもしれません。今回も予防的な効果を期待して40㎞地点あたりで胃腸薬を服用しました。ゴールまでまったく心配しなくて良かったので、効果はあったと思いますね。

 

トイレ休憩を含め、エイドで休みすぎたかもしれません。同じタイミングでエイドに到着したランナーが素早く走り出すのに対して、私はそれなりに時間を使ってしまいました。せっかくキロ6分を切るペースで走っても、エイドで2、3分使ってしまってはそのタイム貯金はあっという間になくなります。高山は5㎞おきくらいにエイドがあるので、全てでたっぷり休んでいたらかなりのロスです。

あと、他のランナーはエイド出てからも直前と同様のペースで走り出すんですが、私はどうしても直前より遅いペースでしか走り出せませんでした。エイドでホッとして、気持ちが緩むからでしょうか?それともエイドに到着するまでのペースがそもそも速かった?このあたりはまだまだ見直せそうです。ここを磨き上げればグッとサブ10に近づく⁈

 

エイド食も堪能しましたが、今回はとある方のブログを参考に自作したクッキーを補給食で持っていきました。甘さ控えめながら高カロリーで腹持ちも良かったんですが、エネルギーに変わるのに時間がかかる印象です。即効性ならばやはりジェルが一枚も二枚も上手なようです。クッキーにジェルをつけて、一緒に水で流し込む的な使い方が効果的かもしれません。今度試してみよう。

 

最後になりますが、東尋坊マラニックでも実感しましたが、ウルトラの一番の対策はやはり距離を踏むことですね。今のレベルで満足するなら、走行距離も今のままでいいと思いますが、それ以上を目指すのならばやはり距離もそれ以上走らないと!サブ10目指すならば、月間400㎞くらいは必要な気がしますね。スマホいじってたり、テレビ見てるくらいなら、今すぐ外に出て走りに行った方がよさそうです。