インターミッテント・トレーニングをやってみた感想
効率良く走力をアップできると評判のインターミッテント・トレーニングを早速実践してみました。場所はいつもの県総、富山県総合運動公園のクロスカントリーコース(1周2.1㎞)です。
1㎞のウォーミングアップの後、
1分間の全力走(およそ300m)➕4分間のスロージョグ(およそ700m)
これを12本繰り返しました。
合計タイムは1時間13分17秒。距離は14.57㎞でした。
まず1分間の全力走ですが、本数が増えていくとさすがに当初のペースからは落ちていきました。6本目あたりから300mに届かなくなります。しかし急激に落ち込むかというとそうでもなく、一番遅い時でも280mはいけました。キロ3分33秒くらいでしょうか。4分間のレストの間でかなり回復が進むので、このあたりは結構頑張れます。あと1分というタイムも、そろそろ本格的にキツくなるぞってあたりで終わるのでリカバリーが短くて済むのかもしれません。それならば全部揃えろよ!って言われそうですが…
やってる最中で感じたことは、集中力が途切れないなという点です。負荷とリカバリーのバランスが良いのか、全力走はラストの12本目まで集中できました。キツいんだけど、しっかり走りきれるって感じです。
たまに実施する1㎞のインターバル走とかだと、4本目あたりからキツくてキツくて、ヤル気がどんどん失せていくのを自覚するんですよね。この時点でラストまでペースを保てない気がしてなりません。そして終盤にいくにつれてバタバタになり、頑張りすぎて終わった後はヘトヘト…。そしてだんだんこのトレーニングをやりたくなくなる…。
でも今回のインターミッテント・トレーニングならば、ほぼ一定の負荷を保ててる気がします。1本目も12本目も同様に頑張れました。回復が足りなくもなく多すぎもなく、ちょうど良いんでしょうね。これならば毎週できそうです。
こういったトレーニング、実は大切なのはリカバリータイムの方なんですよね。今回ですと4分間のスロージョグの間です。この回復させる行為が走力を高めてくれているので、ここを疎かにして気を抜いて走らないようにしないと。12本ならば、4分✖️12本=48分。ここを大切にするかしないかで大きな差が出そうです。
このトレーニングだけやっていれば他は一切やらなくていいとの声もありますが、とりあえず私は普段の練習に混ぜて、週一回程度のポイント練習として取り入れてみようと思います。