まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

春だけど初雪山へ。ロマンチックな名前と景色にウットリでした。

このところの富山は晴天続き。気温もぐんぐん上昇し、あっという間に桜も開花→満開となりました。この週末、桜の名所では多くの花見客で賑わったことでしょう。

 

さて、そんな喧騒をよそに…。

休日と晴天、そして残雪が重なった昨日、満開の桜以上の景色を見たくて富山の百山へ行ってきました。今回は朝日町蛭谷地区から登る大地山(1,167m)と、そこから延びる稜線を歩いての初雪山(1,615m)です。初雪山ってなんだかロマンチックな名前ですね。しかも大地山からの稜線歩きは残雪期限定のコースで行くならまさに今です。長い稜線歩きは不安もありますが、きっと絶景に出会える事でしょう。

 

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アイゼン、ストックを用意していざスタート。コースタイムは3時間半とありますね。

 

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スタートからいきなりの急登でかなり汗をかきましたが、標高700mあたりから雪が出現。気温もちょうどに感じます。この辺りからアイゼンを装着しました。

 

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途中の鍋倉山まできました。向かって左が大地山、そこから延びた稜線の先に見える右側が初雪山です。あの稜線を歩くと思うとワクワクします。

 

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1時間45分で大地山に到着です。360度の素晴らしい展望。この辺りの山は海が近いので日本海をバックに記念撮影です。ここが富山の百山の45山目。

 

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初雪山へと続く稜線。素晴らしい景色です。来てよかった〜。

 

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ただ、結構危険な箇所もたくさんあります。緊張感も忘れません。これ以上雪解けが進むとこの辺りは厳しいかな…。

 

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途中で大地山方面を振り返ります。素晴らしい解放感!

 

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ラストの登りです。足跡はありましたが、出会った登山者はここまで4組だけ。

 

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ついに初雪山に登頂。スタートから3時間15分でたどり着きました。目の前にそびえる朝日岳。普段とは違う角度から見る剱岳。全てに圧倒されてしばらく見惚れてました。百山の46山目です。しかしここだけ風が強かった…。

 

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剱岳アップ。ここでも剱の存在感は抜群でした。

 

山頂で強風に耐えながらお昼ご飯を食べました。ローターベストがここでも活躍。でも日差しもあったので凍える寒さではありません。食べ終えたら名残惜しいですが下山開始です。

 

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こういった割れ目がいたるところにあり、どこでも自由に歩ける訳ではありません。帰り道こそ慎重に…

 

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大地山まで戻ってきました。天気がずっと持ってくれてよかった!雪は朝よりも緩んできましたが、下るには固いよりも安全です。

 

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無事下山完了です。

往復18㎞、獲得高度1,835m、所要時間は5時間半でした。天候、雪の状態と好条件が重なったのでスムーズに行ってこれましたね。踏み跡も多かったのでコースミスもありませんでした。

水は1リットル持っていったんですが、序盤で結構汗かいたのでラストはギリギリでした。もっと暖かくなってきたら、全然足りない…。

 

お花見もいいですが、頑張った先で出会える景色は本当に格別です。これからもこんな景色に出会っていきたいですね。