女性たちの祭典、名古屋ウィメンズマラソンを観戦(当日編)
3月11日は朝から晴天。心配された風も弱く、マラソン日和になりました。朝食を済ませ、朝7時にホテルをチェックアウト。JRを利用して大曽根駅で降り、そこから徒歩でナゴヤドームへ向かいます。
出場選手と観覧者は途中で分けられるので、私はスタートゲートを通過した300mほどの沿道に陣取り、ここで観戦です。招待選手らしき方々が目の前で次々とウォーミングアップをしていましたが、あのしなやかな体の動きはマネしたくてもできませんね。
午前9時10分、号砲がなりました。
すぐに目の前を、カラフルなウェアに身を包んだ女性ランナーたちが次々と走り抜けて行きます。うーん、これは圧巻です…人の波が全く途切れません。あまりの人の多さに、あらかじめ場所を伝えていたにもかかわらず、彼女の姿はここでは見つけられませんでした…。脳が視覚を処理しきれません。
帰りが楽になるように車を移動させ、そこからは地下鉄を乗り継ぎ、コースを先回りして応援です。ここは19㎞地点、久屋大通あたりですが、まだまだランナーがバラけてません。メールで先回りしてることは伝えましたが、ここでも見つけられないんじゃないかと不安になります。
幸い、ここではしっかり見つけられました。ハイタッチを交わし、声援を送ります。うん、なんだか元気そうだ。
次は歩いて23㎞地点で待ち構えてましたが、残念ながらここでは見つけられず…。スマホで応援ナビというアプリで現在地を確認しながら待ってましたが、それでも対応できないとは…おそるべしウィメンズ!
もう一度地下鉄に乗り、今度は33㎞地点、名城公園前へ先回りです。普通に沿道にいては気づいてもらいにくいので、エイドのそばにいることにしました。おそらく30㎞過ぎるとエイドはほぼ利用するでしょう。私も見つけ易いし、向こうもこちらに気付きやすいはずです。
この辺りまで来ると周りのランナーたちもなかなかにキツそうです。30㎞の壁はどのランナーにも訪れますからね。歩く人の姿もちらほら見かけます。
ここではしっかり見つけてあげられました。「ゴールまで行けそうだよ!」と元気な返事が聞けました。関門時間にもまだ余裕があるので、よほどのトラブルがない限りは完走できそうです。歩道も広かったので私も数百mほどを並走してみました。速くはないけど、確実にゴールに向かう姿は美しかったよ。
37㎞地点でもう一度声を掛けて、再度地下鉄に乗り、ゴール地点のナゴヤドームへ。ゴールのラスト数百mのところでハイタッチでお迎えしました。タイムは6時間以上かかったけど立派に完走!ラストは涙出たらしいです。よかったね。
ただ、大規模マラソンは完走後が大変です。なかなか合流できないし、合流した後の移動も長すぎ。私はまだマシでしたが、彼女の方は本当にキツそうでした。マラソンそのものよりも、こちらが大変だったみたい。
それでもしっかりテーピングしてたお陰でダメージは最小限で抑えられたようです。温泉に浸かり汗を流したら、疲れたけど痛くはないとのこと。ティファニーのアクセサリーやTシャツ、沢山の試供品やお土産を手に、無事帰ってこれました。
名古屋ウィメンズは本当に女性のための大会です。彼女も今回ほど女子でよかったと思ったことはないとまで言ってました。さすがはギネス認定されただけはありますね。
もしウィメンズに対抗してメンズマラソンあたりを創設したら…おそらく人気はなさそうですね。私もそんな大会には出たくはないなぁ。