まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

能登和倉万葉の里マラソン完走記 〜前編〜

昨日も書きましたが、昨日の「能登和倉万葉の里マラソン」で自己ベストの3:20:45が出せました。今は充実感に満ちていますが、この感動を忘れないためにも、このブログでレース当日の模様を書きたいと思います。

まず、天気は曇り空で朝は冷え込んだが、日中の気温も高すぎず風も穏やか。コンディションは絶好でした。今回は富山から日帰りで参戦、和倉駅近くの指定駐車場に車を停め、シャトルバスにて会場に入りました。
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受付を済ませ、入浴券を購入。今回のお風呂はホテル「海望」です。ゴールから近くて良かった。

仮設テントの中に荷物を置き、しばし待機。トイレもこの間に済ませておきました。結局スタート直前にもう一度行ったけど…。
今回の補給食はショッツ3つとペスパハイパー。これらとスマホをフリップベルトに入れて装着してみると本当に揺れない。これはいい!出し入れも慣れたら問題なくやれそうだ。ちなみに補給は10㎞、20㎞、27㎞、35㎞の4回を予定。27㎞でベスパを投入し、それ以外はショッツを摂る。エイドの給食はその都度判断することにした。25分前になったくらいでスタート地点に向かった。
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私が並ぶBブロックは予想以上にスタートゲートから近かった。なるほどAブロックの人が極端に少ないからか。この人達って陸連登録の人?
おかげで10時の号砲が鳴っても、25秒ほどでスタートゲートを通過。ネットとグロスのタイム差をさほど気にしなくていいのは助かる。

スタート直後は渋滞の中を無理しないでペースを乱さずに走る。体は軽すぎず重すぎず、いい感じ。調整がうまくいったようだ。フルマラソンではいつもアップはほとんどしないので、最初の2〜3㎞で体をほぐしていく。能登島大橋を渡りきり能登島に入ってからは、間隔も空いてきて、自分と似たペースと人が多くなり、走りやすくなってきた。
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最初の5㎞は24:28ほどで通過。3㎞あたりからキロ4:45ペースくらいを安定して刻めてきた。この辺りはアップダウンが繰り返され、ひたすら淡々と進むが、周りのランナーと比較すると、登りでリードして下りで追いつかれる展開が多くなる。やっぱり自分は登りが強いのかもしれない。下りも遅くはないと思ってるが、周りが早すぎる?のかそんな展開になる。「そんなペースじゃ直に持たなくなるだろうな」と、周りに惑わされない様にしてマイペースを貫く。

5㎞〜10㎞は23:24にペースアップし、予定通り10㎞地点のエイドでショッツを摂る。折り返ししてからは向かい風が少し気になったが、スピードを殺されるほどではなく、順調にペースを刻む。今思い出しても、この辺りは本当に余計なことを考えずに、一定ペースで走れていたのだと思う。これが終盤の粘りに繋がったのかもしれない。

10㎞〜15㎞は23:40で通過。並走するランナーも絞られてきて、お互いをペースメーカーにしてひたすら前進する。体はまだまだ余裕。例年は、この辺りからついついペースアップしてしまうこともあったが、今回はまだまだ我慢だ。ここまでも決して遅くはないので、焦る必要は全くない。そう自らに言い聞かせた。

15㎞〜20㎞は23:56でクリアし、20㎞地点をスタートから1:35:59で通過。中間地点が1:40:30くらいなので、単純に同じペースで進んで3時間20分前後になる。この能登和倉のコースは23㎞あたりからはアップダウンが減り、ほぼフラットなコースになるので、前半以上に走れれば、目標の3時間20分切りの可能性も見えてくる。体は…疲れはまだ無い。これはイケるかもしれない、そう思えた中間点でした。

続きは後半で!