まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

TOGA天空は最高だったのに自身のパフォーマンスが物足りない。(後編)

前編からの続きになります。

 

実は私、大型連休の前あたりから右膝内側の痛みに悩まされてました。むちゃくちゃ痛いわけではなく、普段の日常生活を送ったり、キロ6分前後でジョグするくらいなら「少し気になるな」といった程度。しかしスピード練習やロング走をやれば確実に痛みを感じました。

それもあって、このレースの直前1ヶ月ほどは追い込めた練習はできておらず、レース中も足がどこまで持ってくれるかが心配でした。前半は大きトラブルなく通過できたので、とりあえずは安堵です。

 

上百瀬エイドから蕎麦の里までは毎年快調なペースで走れる区間です。気持ちのいいトレイルで日差しも遮ってくれるのでテンションが上がります。ここでも順位はそこそこ上げたかも。ただ、昨年はもっと飛ばしてた気が…。下りになるとどうしても右膝を気にしてしまい、リミッター解除までとはいきません。

 

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蕎麦の里エイドに到着です。昨年の通過タイムは覚えていませんが、やはりそれよりは遅れていますね。まだ体力は残していましたが、このあたりでタイムや順位にこだわることはあきらめました。なるべく気持ち良く走ることを優先して先を進みます。

 

例年、ここから先の区間で歩く時間が長くなります。日陰の少ない林道を進むので暑さにやられたり、レース後半の疲労が一気に襲ってくるのが大体いつものパターンなんですが、今年は意外にも歩く時間は短かくて、その分ペースはかなりゆったり…。昨年よりは遅いのに歩く区間は短いという感じです。どんだけペース遅いんじゃ!この方が体に負担も少ないんだろうなと思いつつも、満足にスピードも出せない自分がなんだか情けない…。あと、下りでは痛めている右膝が気になってしまい、そろりそろりと進むしかありません。心肺的にはキツくないんだけどなあ。

 

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でもそんなこんなで残り2㎞までやってきました。ミドルやショートのランナーに混じりラストの一山を登ります。さすがに疲れてきたー。

 

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無事ゴール、ですが同じコースだった去年より40分以上遅いタイムでのフィニッシュです。体力的には余裕残せたけど、そのほとんどをダラダラと進んでしまい、自分を奮い立たせてるシーンが無いレースになってしまいました。楽しむだけなら普段のトレイルランで満喫すればいいのであって、せっかくエントリー代を負担してレースに出てるからにはもっと攻めて自分を追い込んでいかなければ。その点で今回のレースはかなり不完全燃焼です。まあ、あまり余裕がなかったのも事実ですが。

 

もっと走力、山岳力をつけ、その力を出し切れるレースプランニングとメンタルを備えなければ。まだまだ出来ることがあるはずだ!