まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

スピードはついたのに足が持たない!能登和倉万葉の里マラソン2019

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10日の日曜は2年ぶりに「能登和倉万葉の里マラソン」を走ってきました。

私にとってこの大会はマラソンの原点ともいうべき大会です。初フルマラソンも初サブフォーも初サブ3.5もすべてこのレースでしたから。2009年の第一回から9回連続で出場し、昨年は初の不参加。今回が区切りの10回目の出場になりました。

 

事前の天気予報では雨っぽかったんですが、ふたを開けてみれば曇り空で雨の心配は無し。風も弱く気温も高めで、実は絶好に近いコンディションでしたね。

 

レース前の目標タイムは自己ベスト(3時間14分)の更新でした。あわよくば3時間10分も切れないかなと…。今年の冬場はいつになくスピード練習に重点を置いてきたので、足さえ持てばいける気はしてたんですよね。まぁ、タイトルにある通り、足は持たなかったんですが…

 

 

それではレースの内容をお伝えします。

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スタート〜5㎞(ラップ23:43)

スタートロスは25秒ほどで、スムーズに走り出す。周りのペースも自分に合ってて、ストレスは感じなかった。キロ4分40〜50秒あたりを保ちつつ、能登島大橋を越え能登島に上陸。アップダウンあるのにペースがあまり乱れないのは自分の強み?

 

5㎞〜10㎞(ラップ22:49)

45分経過時に給水とともにマグオンジェルを1つ摂取。ゴールまで、45分おきに計4個を摂る予定だった。折り返し点が2箇所あるので、ついつい知り合いを探してしまうが、余計な神経とエネルギーを使いすぎないよう程々に。ペースは順調で、鼻呼吸を続けていられるくらいに心肺もまだまだ余裕ある感じ。

 

10㎞〜15㎞(ラップ22:56)

抜かれる事よりも、前の人をパスしていくことが多くなってきた。みなさんペースが落ちてきたかな?それなりに暑くなってきたので、長袖シャツの腕を捲って体温調節。その後ゴールまではずっとこのままでした。

 

15㎞〜20㎞(ラップ22:46)

2つ目のジェルを摂取。給水の水を首や腿にかけてみるととても気持ちいい。むしろそこで体温の上昇に気付いたので、なるべくエイド毎に水をかけて冷やす事を心掛けた。まだまだ足も動いてくれている。

 

20㎞〜25㎞(ラップ22:09)

ハーフは1時間36分くらいで通過。後半同じペースで3時間12分なので、「想定通りだ。上げれたら10分も切れる!」と青写真を描く。沿道から「まだまだサブスリー行けるぞ!」と声を掛けられるが、いやいやそれは無理です(笑)。後半を1時間24分では絶対に走れない…。

 

25㎞〜30㎞(ラップ22:49)

25㎞で3つ目のジェルを補給。とてもお腹が空いてきた事もあり、すこし予定よりも早めの摂取になってきた。28㎞地点のエイドで和倉名物の能登マ丼を食べるが、周りのランナーでしっかり食べているのは自分だけだった。みんなお腹空かないのかな?でもとりあえず空腹は凌げた感じだったが、エネルギー回復までの実感は無し。過去何度も走ってるコースなのに、こんなに空腹を感じるのは初めてかも…。なぜなんだ⁈

 

30㎞〜35㎞(ラップ23:29)

だんだん足が重たくなってきた。食べた事で空腹は凌げ、心肺も苦しくないからもう一段スピードを上げたいところなのに、いかんせん足が動かない。タイム的に急激なダウンではないけど、自分の感覚では明らかに動けなくなっている事が分かるほど。レース中盤から後続に抜かれることは無かったのに、34㎞あたりから抜かれるようになってきた。どこまで粘れるか…

 

35㎞〜40㎞(ラップ24:50)

本当に余裕が無くなってきた。歩くほどではないし、キロ5分くらいは保てるがペースアップはとても無理。中間地点くらいで右足にマメを作ったが、ここにきてそれがすごく痛くて気になった。好調だと気にならない事柄が、体が不調だと同じ事でもものすごくストレスになってくるようだ。39㎞のあたりで3時間経過を確認。「サブスリー達成者は3㎞前かぁ…」とその偉大さを改めて感じた。

 

40㎞〜ゴール(11:46)

私、ほとんどレースのラストは力の限り出し尽くすつもりでスパートするんですが、今回はそれすらも叶わず…。スタートからずーっとキロ4分台で走ってきたのに、ラスト3㎞が5分台に落ち込む悔しい内容でした。せっかくの温泉街、カッコよく走りたかったのに…。ゴール後もしばらくはスッキリしなくて、道端に座り込んでしまいました。最後はエネルギーも切れたようです。

 

ゴールタイムは3時間17分15秒。

目標の自己ベスト更新はならず、課題が多く見つかったレースになりました。次回はその見つかった課題を掘り下げたいと思います。