まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

パーティー登山は楽しいけれど気も使う。

先週あらかじめ下見に行ってきた来拝山へのスノーハイクですが、当初は5人くらいの予定だったはずが、フタを開けたら9人もの大所帯での登山になりました。

 

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スタート前に記念撮影。

この日は朝から気温が低く、雪も降り続く天気でした。この段階でおそらく気温はマイナス5度くらい⁈視界はなんとか確保できてたので、山には登れると思ってましたが、山頂で停滞するのはキツいだろうなという予感でした。

 

ただ、気温が低いことに合わせて昨晩からの新雪が降り積もったおかげで雪はフワフワでした。ここまでの軽い雪は北陸では珍しい。ラッセルも覚悟しましたが、途中からは踏み跡もバッチリ付いてます。さすがは人気の山。降りて来る途中には20人くらいの子供たちの集団にも会いました。

 

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今回参加されたのは、私は初めてお会いする方ばかりで雪山は初めての人が大多数。でも普段から自転車や夏山登山などで活動されてる方々なので基礎体力があり、スタートから遅れを取ることはありません。隊列が長くなる時間帯はありましたが、概ね順調に登り続けます。スノーシューはスキーのように技術習得まで時間がかかることがありません。どなたでもすぐに歩けるようになるから手軽です。それでも途中、スノーシューが外れたり、圧雪された坂が登れないだので停滞することは何度か…。人数が多くなるとそういうもんです。

 

約1時間で山頂に到着です。麓もフカフカの雪でしたが山頂はさらにサラサラでした。心配された天気も時折雲が切れ青空がのぞきます。富山平野や、川を挟んだ対岸の立山山麓スキー場のゲレンデも眺めることができました。これなら腰を据えてランチタイムを楽しめそうです。

 

山のランチはラーメンが圧倒的多数でした。寒い時期はなおさら人気ですね。かくゆう私もラーメンでした。たっぷり食べ、下山はソリを駆使してあっという間に下りきます。大の大人が子供になったように雪に戯れ、悲鳴と共に斜面を下る姿は微笑ましい光景でした。みんな楽しそうでよかった。

 

恐る恐る下るメンバーを待ちながらも、下りは50分ほどで戻ってこれました。まずは無事に全員下山できたことが何よりです。危険な箇所はないと分かってはいますが、何があるかわからないのが山ですからね。安全に雪山の魅力を分かち合えて良かったです。

 

でも私にとって体力的には余裕だったはずのこのパーティー登山も、下山後はとてもクタクタになりました。おそらくは気疲れ?ソロで登るのとはまた違った疲れを感じましたね。たまにはいいけど、毎回この規模で登山をしていては精神的にキツそうです。やっぱり私はソロ、もしくは少人数で黙々と登る方が性に合うなぁ。