まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

ロングなのにショートに感じた道宗道トレイル(後編)

前編の続き…

 

実は今回のコース短縮のため、縄ヶ池から高清水山への登りがこのコースでは実質ラストの登りになります。これ以降は小さな登りはありますが、ほぼほぼフラットか下りなんですよね。登りで順位を上げたい私にとってはここが踏ん張りどころです。

 

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まだスタートしてから1時間ちょっとなので、楽々!とはいきませんがさほど苦労することなく高清水山に到着です。ここがこのコースの最高地点になので、あとは稜線上を下って行くことになりますね。

この辺りから、しばらく私を含め3人のランナーと並走する感じでした。ペースは遅過ぎないし、かと言って無理を強いられる速さでもないのでとても気持ちよく走れます。次第に前を行くランナーをパスして、順位も少しづつ上げていきました。

 

並走する3人の中では私が真ん中を走っていたんですが、私がほどけた靴紐を結び直した時に後方のランナーが前へ出て、そのまま先頭へ。余力があるのか、さらにペースを上げて私たちを引き離していきます。次に、私の前を走っていたランナーは少し疲れたのか、直後に訪れた登りでペースダウンです。すかさず私が前に出て、先程のランナーを追いますが、うーん速い!特に下りになるとますます離される感じです。隊列が崩れ、ここからは単独走になりました。並走していても各々の走力はやはり別々なので、余裕ある人もいれば、キツい人もいるって事ですね。並走はペース配分の助けにもなれば、弊害にもなり得るって事でしょう。私は今回は役立ったかな。

 

大寺山を超え、覗戸エイドに到着しますが、まだ余力を感じた私はチーズだけを口にして早々に出発です。前後のランナーとの間隔が開き、そう簡単には前のランナーを追い抜く事が出来そうに無いんですが、まだ順位を決めつけるには早過ぎます。実際、ここからも数人はパス!残り2㎞あたりで1人にだけパスされましたが…。

 

結局雨はずーっと降り続けてましたが、トレイルは全般的にまだそんなに荒れてはいませんでした。が、それは私が通過した時点でのこと。先を行くランナーに踏まれ、雨も降り続けたトレイルは、あとから通過するランナーには試練になったんじゃないでしょうか?私も2回くらい転び、しっかり泥だらけになりましたよ。

 

ラストは井波の街中を抜け、瑞泉寺の山門がゴールになります。もやは前後のランナーは全く見えません。沿道からの声援を一身に受け、気持ちよくフィニッシュ!ゴール地点の人がまだまばらなことが、「結構上位なのかな?」と期待させました。気になる順位は…

 

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おぉ、17位!年代別も6位です。20位以内が目標だったのでこの結果には大満足!

年代別は3位までが表彰なので「あと3人かぁ…」とは思いましたが、後日リザルト見ると40代の3位の方は私より約6分前でした。大体1㎞先を走られていたイメージでしょうか。うーん、なかなか詰まらない差だと思います…。でも表彰台を意識したのは今回が初めて。表彰台が見えるところまで自分がやってきた!と感じられたのは間違いないです。

 

この大会、来年はエキスパート部門なるものの新設を検討してるとのこと。従来のロングコースを完走したあと、さらにショートコースを巡るんだとか。過去のロングコースで6時間以内か、今回のコースの4時間以内で参加資格を得られるとのことです。一応参加資格は得てますが、参加はどうしようかな?

 

ロングコースと言えども距離短縮もあり、ほぼ走り通した道宗道でした。翌日、翌々日まではかなりの筋肉痛も発症。普段のロード練習や登山ではほぼ筋肉痛とは無縁なので、やはり結構頑張ったってことでしょうか。まだまだ鍛える余地もあるってことですね。

 

これで年内のトレイルレースは終了です。参加する大会自体も、今月末の富山マラソンがラストです。