まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

ロングなのにショートに感じた道宗道トレイル(前編)

 

2年連続のトリプルマスター獲得を目指し、今年最後のトレイルレース、道宗道トレイルランを走ってきました。トリプルマスターとは富山で開催される3つのトレイルランニングレース、TOGA天空、立山山麓、そしてこの道宗道のすべてのロングコースを完走したランナーに贈られる称号です。昨年は記念の盾まで頂けました。2年連続の獲得を目指し、今年もこのレースに参戦です。

 

しかし前々日の金曜日の夜、接近する台風25号の影響でロングコースが距離短縮されるとメールがありました。ゴールの瑞泉寺は変わりませんが、スタートが上平の行徳寺ではなく、たいらスキー場に変更とのこと。序盤の難所、小倉山あたりで倒木のリスクが高いんだとか。かなり残念ではありましたが、こればっかりは仕方ないですね。それにしても今年、日本に台風来すぎじゃないですか?全国的にもたくさんの大会が中止に追い込まれてます。

 

これによってロングコース37㎞が24㎞に短縮されました。100マイルを経験してしまうと、もはやこのくらいの距離をロングと感じません。24㎞の間にエイドが2箇所もあるなんて、恵まれ過ぎの感じまでします。私の感覚がずれてるんですがね…

そして、短縮されたコースでもトリプルマスターの資格は無くならないそうです。こうなったら思いっきり序盤から突っ込んで上位進出を目指すことにしました。これくらいの距離ならば、補給を含めてレースプランが多少雑でもなんとかなりそうかなと思えました。

 

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風は強くとも、雨は上がると思っていただけにスタート会場の雨は想定外でした。しかし私が心配してた暑さは感じません。雨も明け方から降り出したらしいので、トレイルもまだそんなに荒れてないんじゃないかと予想しました。

受付付近では私のブログを読んでくれているというMさんに声を掛けられお話しました。ありがとうございます。おかげでリラックスできましたし、励みになります。

 

来年から創設予定のエキスパート部門を試走する2名を見送った後の朝8時、いよいよスタートです。序盤の渋滞を避ける意味でも前方に位置して、スタートから飛ばすプランで挑みました。作戦は成功!短いロード区間を過ぎ、高落場山への登りには約20〜30番手で入ります。周りのランナーも速く、登り始めでもガンガン進んでいきますが、私も負けじと前方のランナーに食らいつきます。こんなペースじゃバテるのも早いな…と分かってはいましたが、高落場山まで登ってしまえばしばらくはフラットで走りやすいトレイルが続きます。なのでここではペースを落とすことなく、むしろハイペースで登り続けました。次第に後方のランナーが離れていきます。そう、ここは誰しもがキツいはずです。

 

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高落場山のピークには45分で到着です。ハイペースの割には意外に余力が残ってました。なので、ここからのフラット→降り区間は息を落ち着かせるつもりでしたが、ここの区間のトレイルが気持ち良過ぎてドンドン飛ばして行きました。なのであっという間に縄ヶ池エイドに到着です。ここでスタートからちょうど1時間でした。

 

エイドでは常備してたマグオンを補給。他にもおもてなしの補給食が並んでましたが、ここはタイムロスを避けるためにも泣く泣く先を行きます。実際、スタートからわずか1時間ではあまり補給は必要なさそうです。このあたりで20位くらいかな?まだまだ体も動くので、1つでも順位を上げる心意気で張り切って次なるピーク、高清水山へ向かいました。

 

後編へ続きます。