まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

信越五岳100マイルの装備、補給を振り返る。

無事人生初の100マイルを終えました。ここで今回使用した装備品や補給食などを振り返りたいと思います。自らの反省とともに、もし100マイルを目指される方への参考になればと思います。

 

ヘッドライト・・・ペツルの「アクティックコア」を使用。光量に不満はなかったがバッテリーの持ちがイマイチで、標準装備されてた充電式バッテリーは約7時間しか持たない。予備で乾電池を持って行ったが、こちらは3〜4時間で暗くなる。2晩のうちに3回は電池交換はした。予備電池を多めに持って行ってよかった。

 

バフ・・・ご存知チューブ型のバンダナ。自分は色柄違いで3枚ほど持ってるが、今回も大活躍。夜間は頭に巻いてヘッドバンド、昼間は首に巻いてサンシールドの役目を担ってくれた。

 

ウェア・・・パタゴニアのキャプリーンライトウエイトシャツにミレーのドライナミックメッシュを合わせる。練習から何度も試したので安定感は抜群。ただ、今回は胃腸トラブルにも見舞われたので、冷えを防止するため腹巻きも試してみようかな。

 

アームカバー・・・マウンテンハードウェアのやつ。こちらも普段のレースから使用。トレランや山では絶対したほうがいいと思う。

 

ソックス・・・インジンジの5本指トレイルモデル。防水ではないが水の染み込みも少なく乾きも早かった。ずっと使ってたタビオよりもクッションもあり厚さもちょうど。

 

シューズ・・・アルトラのティンプトレイル。やはり自分の足にはアルトラがよく合う。抜群に走りやすく、足元のトラブルも今回は全く無かった。ソックスとの相性も良かったと思う。信越はアルトラやイノヴェイトといったナチュラル系の装着率が高かったかな…

 

ザック・・・グレゴリーのルーファス12。背負い心地、容量共に不満なし!というか、大満足で最高のパートナーになってくれた。

 

補給食・・・くるみ餅は失敗。トレランしながらの激しい運動中だと食べづらく、消化にも時間がかかる感じ。美味しいんだけど、これは登山時に限定かな。同様の理由でトレイルミックスもトレランには不向き。レースだとやっぱりジェルが効率的で、食欲不振でもなんとか流し込める。たとえ後で気持ち悪くなって嘔吐しても、その頃にはすでに吸収されて体の外に出ないはず。確実にエネルギーになってくれます。私もジェルばっかりの補給に嫌気がさし、固形物で食べやすい物を探したけど、結局はジェルが一番戦力になる気がする。レースでは割り切ってジェルオンリーにして、美味しいものはのんびり登山の時に食べればいいと思う。

 

ウルトラやロングトレイルは間違いなく経験がモノをいいます。常日頃からレースに出場したり、練習の段階から本番を意識するなどして、自分には何が合うかを常に探り続けることが不可欠です。ネットの評判だけで新商品を入手して、レースでいきなり投入!なんてことはやめましょう。今の時代、雑誌やネットで色んな商品説明や情報が得られますが、それらを鵜呑みにするのではなく、自分の体の内なる声に耳を傾けることが大事かなと思います。大会によっては必携装備などはありますが、どんなスタイルで挑むかは個人の自由です。周りと一緒じゃつまんないですよね。自分なりの心地良さと格好良さを兼ね備えたスタイルを磨き上げていきたいです。