まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

憧れ続けた100マイラーの夢を叶えた信越五岳2018⑦(ゴール後)

ゴール後は完走の余韻に浸りながらも豚汁やおにぎりといった補給食を頬張ります。とにかくお腹が空いてました。一通り食べた後は今夜泊まるホテルへ向かいます。ゴール会場の雰囲気はとても居心地が良かったので、しばらく留まっていたかったんですが、この時点で既に夜中の3時を過ぎています。早くホテルに行って風呂に入って横になりたかったし、せっかく宿代払ってるんだから寝る時間を少しでも長く確保したい気持ちでした。最終ランナーを見届けることなく、この日の宿泊先のホテル行きのバスに乗り込みました。

 

しかしこのバスがなかなかの曲者…。乗員は20名ほどでしたが、黒姫エリアや池の平、杉野原や新赤倉、赤倉と順番に回るシステムで、私が泊まる赤倉ホテルはなんとラストです。結局ゴール地点の飯綱高原から1時間以上かかって宿に到着しました。しかも運転手さんは早く到着させてくれようとして、かなり攻めの走り…。これでかなり揺さぶられ、これ以上長く乗ってたら車酔いしてた気がします。でもなんとか酔う前に到着できました。

 

ホテルの玄関が閉まってるトラブルに見舞われながらも、電話連絡にて無事チェックイン。すぐさま温泉に浸かり、ベッドで横になったのは朝の6時でした。と言っても、2時間寝ただけですぐに朝食→チェックアウト→表彰式に参加と、のんびりはしてられなかったんですが…。それでも不思議なもので、脳のスイッチがまだ切れてないせいか、眠気や疲労をあまり感じません。間違いなく疲れてるし、睡眠時間なんて全く足りてないんですが、人間の体って凄いですね。というか脳って恐ろしい…。

 

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表彰式にて、100マイル完走者一人一人に石川さんから直々にバックルが手渡されました。これが欲しくてはるばる100マイルを走り切ったと言っても過言ではありません。「110㎞も凄いんですが、やっぱり100マイルは特別なんです」と話された石川さんの言葉が蘇ります。これはもう私の末代までの宝物ですね。

 

その後表彰式を終え、斑尾高原までバスで戻り車を回収して帰途につきました。帰りのサービスエリアでラーメンを食べたあたりから眠気がやってきて、高速運転は中々大変でしたがそれでも無事帰宅できました。そろそろアドレナリンも切れてきたようですね。

 

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あともう一つ、オフィシャルのフィニッシャーバックルとは別に、彼女から手作りの特製メダルをプレゼントしてもらいました。公式ロゴをあしらった世界にひとつだけのメダルです。クオリティ高いぞ!

 

100マイルを走り切った後の達成感、充実感はこのあと数日続きました。この歳になってここまでの感動を経験できるって本当に幸せです。今後また100マイルを走るかは分かりませんが、今回の完走は間違いなく私の人生において忘れ得ぬ経験になりました。