まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

「On 」のシューズ、「クラウド」を履いてみた。

スイス発のブランド「On」の世界最軽量クッショニングシューズとウワサの「クラウド」。「クラウド=雲」の名の通り、まるで雲に浮いているような感覚の履き心地なんだとか。以前から気にはなっていましたが、富山にも取扱店があるとのことで現物を見てきました。

 

訪れたのは富岩運河環水公園のそば、富山市民体育館に併設されている「スポーツショップ ランナー」さんです。かつては大手町の市民プラザ内にあったお店ですが、2年ほど前からこちらに移転されてます。タニタ食堂なども併設されていて、とってもお洒落な店内ですよ。

 

早速店内を見渡してみると…ありました!ものすごく目立つ場所にディスプレイされています。このシューズ、とにかく見た目が洗練されててカッコいいです。カテゴリー的にはれっきとしたランニングシューズなんですが、普段履きに使用しても全く違和感がないくらいお洒落なシューズです。ランシューにまず求めらるのは履き心地や性能なんですが、見た目も重要ですよね。カッコいいシューズ履くと、テンション上がりますもん!

 

でも履き心地ももちろん確認です。そうでないとわざわざ現物を見に来た甲斐がありません。26.5㎝と27㎝の2サイズを履かせてもらい、どうやら私の足には27㎝が合うことを確認。お店の方が「少し走ってみてもいいよー」と仰られたので、約10mほどをジョグしてみました。

 

感想としては世界最軽量という謳い文句ほど、軽さは感じません。ターサージールやアルトラのONEのほうがよっぽど軽いかな?ただクッション性は実感できます。

 

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このシューズの最大のウリはソール部分に空いた穴!この穴が潰れたり復元することによってクッションや反発の作用が働くようです。さすがに〝雲に浮いてるような″感覚までは体験できませんでしたが、今までの履きなれたシューズとは明らかに異なる浮遊感は感じました。ミズノやアシックスといった国産メーカーのシューズと比べると、足型は欧米向け(幅広というよりは長細い)といった感じですが気になるほどではありません。結果、従来の物とは一線を画す攻めたこのシューズを買うことにしました。

 

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カラーはネイビーで!本当は赤が良かったけど、サイズが無かった…。

 

昨日、早速このシューズで10㎞ほどをジョグしてきました。キロ5分30秒くらいのイーブンペースだったんですが、いろいろ気づきもありました。

 

まず、ドロップ差がかなり気になりました。私はアルトラやルナサンダル、ビブラムファイブフィンガーズなどのゼロドロップが大好きなナチュラルランニング派です。つま先と踵の高さの違いはすぐに分かりました。ゼロドロップに慣れた私にとっては違和感有りまくりのジョグになりました。

 

次にシューズの硬さです。履き心地も含めて全体的にタイトでカチッとした印象です。これ履くと気持ちも引き締まり、フォームを崩さずにしっかり走ろうという心理にもなりました。ただ逆を言うと、リラックスして走るシューズといった感じでありません。フルまでの距離ならば問題なくこなせそうですが、ウルトラを走ろうと思えば、その時は疲労も早そうです。あと、反発力は結構ありますね。スピードに乗ったら簡単には止まらない感じはします。

 

正直なところ、この日は足が重たかったせいもあり、クラウド履いたら尚更疲れてしまった点は否めません。慣れないドロップ差、硬い感覚は私にとってはストレスになってしまいました。ただこれで、このシューズの評価が決定したとは思っていません。暫く履き続けてみて、自分の足がどう感じるのかを観察していこうと思います。ひょっとしたら、劇的にタイムが向上することだってありうるかも‼︎