まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

暑くて熱くてアツかった、東尋坊 愛のマラニック(大会当日編①)

前回からの続き…

 

わずか3時間半の睡眠だったにもかかわらず、案外寝起きはスッキリでした。レースに向かう緊張感が眠気を飛ばしている感じでしょうか。パンやおにぎりを頬張りながら、着替えなどの準備をします。3時半ごろにホテルをチェックアウト、会場には4時前には到着しました。ラッキーな事に、会場近くの駐車場がまだ空いてました。100㎞以上を走った後、さらに車まで歩くのはとてつもない負担なのでこれは助かります。

 

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私は5時のスタートでしたが、まずは4時半のアーリースタートの方々を見送ります。号砲と同時に色とりどりの風船を飛ばす光景はメルヘンチックでした。見てる方もなんだか照れる…。

 

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午前5時、いよいよ私もスタートです。メッセージカードを括り付けた風船を一斉に飛ばしました。夜が明けた空に風船が飛んでいきます。風船やカードも環境に配慮した素材なんだとか。見てた時は照れましたが、やってみるとテンション上がりました。意気揚々と103㎞の道のりへ走り始めます。

 

序盤は三国の市街地を走りますが、参加人数もそれほど多くないのですぐに隊列が整います。この日の予報は晴れ。それでも朝は薄曇りっぽい空で涼しかったので、とても気持ちよく走れます。

 

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あっという間に第1エイドに到着しました。この大会は充実したエイドが特徴です。約5㎞間隔にあり、それぞれで個性ある名産物を提供してくれるんです。ここではオレンジジュースでした。

 

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10㎞も行かないのに前後と間隔が空いてきました。初出場でコースを知らないし、前のランナーの姿が見えなくなるとコースが合ってるのか多少不安になります。三国の市街地を過ぎるとひたすらフラットな田園地帯を進みます。

 

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20㎞地点。日本最古の天守閣で有名な丸岡城にやってきました。この辺りからアーリースタートの方々を見かけるようになります。ここのエイドで素麺を食べ、トイレを済ませました。ここでは一般の観光客の方々も多くいましたが、トイレを利用中、それらしき若い男性から「100㎞走るんですか?すごいですね!」と、声を掛けられました。いやいや、まだ20㎞来ただけなんで…先は長いですよ!と返します。本当にそれが本音でした。

 

この先も25㎞のステーキや、31㎞の木の葉寿司、36㎞のぼっかけといった名産を堪能しながら順調に進みます(←写真撮り忘れてます)。36㎞のエイドでは完走祈願の手作りのお守りを女の子からシャツにつけてもらいました。

 

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可愛らしいお守りです。これで完走間違いなし!

 

この辺りまで平均でキロ5分40〜50秒といったところ。トイレやエイド、信号待ち(結構たくさん待たされる…)などもありましたが、10㎞1時間以内はキープしてたので、10時間くらいでゴールできるんじゃないかとの期待も膨らみました。前半が登り基調、後半が下り基調なのでいけそうな気持ちになってました。

 

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40㎞の上森川神社での太鼓演奏。力強いリズムで背中を押してくれます。応援に励まされ、まだまだ元気です。

 

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勝山市の平泉寺が折り返し地点になりますが、そこへの参拝道がこのコース最大の登りになります。私自身のペースダウンもこの辺りから…

確かにここまで来たルートの中では最大の登りになりますが、普段ならゆっくりでも走って登れる斜度です。ところが体に力が入らず、登り始めから途端に歩いてしまいました。むむ、どうやらスタミナが切れてきたようです。

 

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登り切って51㎞の折り返し地点に到着です。ここのエイドでゼリーと団子を食べましたが、すでに体に力が入らないのを実感してました。うーん、後半戦は厳しいレースになりそうだな…という感覚が私の中にありました。これまでの経験から言って、ウルトラの中間地点で疲れを感じてるようだと後半戦はかなりキツイ思いをします。せめて70〜80㎞まではラクに行かないと。

 

後半は前半とはまるっきり異なる展開になってしまいました。もちろん悪い方にですが…

 

 

大会当日編②に続きます。