まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

石川県境にそびえる医王山。初めて行くと結構迷います。

前日のロング走に続いて、大型連休の2日目は標高939mの医王山(いおうぜん)に登りました。石川県との境にそびえるこの山塊は、山あり、岩あり、池あり、滝ありと変化に富んだ自然が人気の3百名山です。この日は開山式も行われたようで、多くの登山者で賑わってました。前日に続いて天気も良かったし。

 

私、医王山は今回初めて登ります。麓にあるイオックス・アローザにはスキーやバーベキューで行った事はあるんですがね。ガイド本によると車で山頂近くまで行けるとのことなので、前日ロング走をやった私にはこれくらいの負荷がちょうどです。ただ、車道も歩道もたくさんあり過ぎて、地図を見てもアクセス方法が分かりづらいです。しかも雪解け直後なので荒れた道もありそう。登山道よりもそこに行くまでの車道で苦労しそうな予感がありました。そしてそれが的中するんですけどね。

 

地図で見たところ、イオックス・アローザスキー場から登山口である菱広峠(夕霧峠)まで車で行けそうです。ここが最短だなーと思って車を走らせますが、なんと途中で土砂崩れが起きておりやむなく引き返すことに。車をUターンさせるのも一苦労でした。

 

別のルートを探し、荒れた林道を走りらせますがこれがものすごいストレス。折れた枝や落ちた石が何箇所も道に横たわっていて、その度に慎重に車で脇を通ります。道の幅もギリギリなのでかなり神経使いました。

 

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でもぐるぐると迷いながらも、なんとか国見ヒュッテに到着です。ここまで標高あげると展望も見事。ここまで来るのに体力は全く使ってませんが精神的に疲れましたね。

 

ここから先は林道にも雪が残っていたので歩くことにしました。所々に残雪が残る林道歩き。普段は林道歩くのは全くつまらないんですが、この日は変化に富んで楽しかったです。

 

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この日は25度を超える夏日でしたが、残雪の残る林道は快適そのもの。

 

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少しはしゃいで寝そべってみました。

 

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歩く方は全くトラブル無しで無事山頂に到着。開山式に参加されていた団体さん(20〜30人くらい?)がお昼ご飯を終えたところでした。

 

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お決まりの百山タオルではい、チーズ。

これで47山目です。

 

帰りは同じルートを辿り国見ヒュッテまで戻りました。本当は「鳶岩」や「カニのヨコバイ」といった別エリアの名所も巡りたかったんですが、車でかなり迷ったり、林道歩きで時間を使ってしまったので今回は諦めました。こちらのスリルはまた次回に…

 

今回の反省はやはり車でのルートミスでしょう。土砂崩れだったり荒れた林道を通った為、登山する前から時間とメンタルを浪費してしまいました。やはり事前の下調べは大事ですね。あと、医王山は同じ峠でも別の呼び名があったり、石川側からもルートがたくさんあるので、分かりづらくて仕方ありません。初めて行く方は要注意ですね。