まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

季節が一気に進んだけど、まだまだ雪深い金剛堂山。

この前の週末は晴天かつ気温もぐんぐん上昇し、一気に春がやってきた感じでした。最高気温は土曜で15℃以上、日曜は20℃以上までいきましたからね。

 

金曜、土曜と夜は飲み会続きだったんですが、土曜の日中に大好きな金剛堂山に登ってきまた。年に一回は必ず登っておきたい地元の名峰です。

 

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雪深い南砺市利賀村百瀬地区から登ります。スノーバレー利賀スキー場の跡地までバッチリ除雪してありました。ゆうに2mはあろうかという積雪でしたからとても助かります。奥に今から目指す金剛堂山が見えます。

 

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登り始めるとやはりすぐに暑さを感じます。天気良すぎですね。踏み跡はあるし、かなり雪も締まってきてるので楽には登って行けます。

 

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金剛堂山は去年の1月にも登りました。その時は積雪がありつつも、夏場の登山道が見分けれたんですが、今回は雪の量が多すぎて普段の登山道は全く分かりません。ただ天気が良くて見通しが効くので、尾根に出たらひたすらそれをつたって行けばオッケーでした。

 

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途中の小ピーク、片折岳まできました。広々とした雪原が気持ちいいです。ここでお昼を食べていた方もいらっしゃいましたが、こんな景色眺めながら食べたらなんだって美味しいに決まってますね。

 

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金剛堂山のピークもはっきりと見えます。いつ見ても勇壮な姿だなぁ……惚れ惚れします。

 

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後ろを振り返ると、稜線に吹き荒れた強風で巨大な雪庇が作られてました。3m以上はあるでしょうか……踏み抜いて落下しようものならば、無傷ではいられないでしょうね。

 

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約2時間で山頂に到着しました。陽射しがあり暖かいかと思っていたらそれは大きな間違いで、山頂付近はとてつもない強風でした。とてもここで休みを取って、ご飯を食べようという気にはなりません。山頂からの眺めに感動しながらも、汗冷えして体温を奪われないよう、ザックからローターベストを取り出してすぐに着用します。金剛堂山の山頂付近は一年を通して風が強く吹く場所で、そのため背の高い木々が生えず、風衝草原と呼ばれる景色が広がっています。それが独特の景観を見せてくれるんですが、風を遮るものが全くないこの山頂に、この日は長くはいられませんでした。

 

早々に下山を開始して、しばらく降りてきて風を感じなくなった場所でようやくお昼ご飯にありつけます。この時分かったんですが、途中の片折岳でお昼食べてた方も同じ理由だったんですね。

 

標高1,000m以下の地点の雪はかなり残念な感じでしたが、それでもまだまだ雪山は楽しめそうです。冬場にあまり行けなかった分、3〜4月は雪を求めて山に行くのもいいかもしれません。