まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

ランニングフォームを見直したらシューズの履き心地に変化が!

先週購入したみやすのんきさんの著書「フォームの基本」の内容を実践しようと、年明けからフォームに意識を置いてランニングしています。この本では60項目もポイントが紹介されているので、全てを意識することは不可能なんですが…

 

その中でも私が、「あぁ、この感覚分かるかも!」と感じたのが、足を振り子のように動かすのではなく上から回す!と書かれていた点です。ランニングの正しい着地は「空きカンを上から潰すように走る」と表現される事もありますが、私、この感覚をすっかり忘れていました…。かなり意識して実践してた時期もあったんですが、いつのまにか疎かになってましたね。

 

今日はインターバル走+ダウンジョグの合計20㎞を走ったんですが、パフォーマンスはいつもと大して変わらず。ただ、今日のシューズはアシックスのターサージール5だったんですが、足元の感覚が普段とは明らかに異なりました。

私、このターサージール5は一年ほど前に、ネットで評価が高かったのを鵜呑みにして、割引もあったことからAmazonで買いました。なので試し履きもしてません。届いたのを早速履いてみた感想は、「軽くて反発もすごいけど、ソールが硬くてダメージありそう。路面を蹴る音も大きいな」という感じでした。走り方に合っていないためか、ロング走になると足の指の付け根あたりが決まって痛くなる症状も発生。それ以来、このシューズは短い距離のスピード練習に履くだけとなり、勝負レースに投入することはありませんでした。これはターサージール5が悪いんじゃなくて、単に私の走法に合ってないからなんですがね。

 

でも、今日履いたターサージール5は明らかに違うシューズの様でした。そう、これは私のランニングフォームが変化したためでしょう。あんなに硬くてうるさかったソールから、地面からの反発力がしっかりと伝わります。地面を蹴る音も以前とは明らかに小さくなりました。そして何よりも、決まって痛くなった足指の付け根が痛くなりません。

今日の練習、当初はインターバル走の10㎞程度のつもりだったんですが、あまりにも気持ちいいのでダウンジョグを10キロ㎞プラスしたわけなんです。恥ずかしながら、このシューズのポテンシャルに初めて気づいたかもしれません。

 

どんなに素晴らしいギアも、使う人のレベルやスキルでその性能が全く違ってくるのを実感しました。私の他に持ってる物も、まだまだ本来の性能を発揮できてない物がありそうですね。新しいギアを使うこともパフォーマンスアップには繋がりますが、自らのスキルを上げる努力も忘れてはいけませんね。