まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

今シーズン初の雪山ハイク!40山目は祖父岳へ

随分と久しぶりの投稿になりました。年末ということもあり、本業の仕事の方がバタバタで…。今週は富山も降雪があり、寒い日も続いたので、睡眠に時間を多めに取りました。睡眠不足や疲れを溜めると、あっという間に風邪ウイルスをもらってしまうので。おかげでなんとか無事一週間を乗り切りました。

 

さて、1週間前の話になるんですが、予報に反して天気が良かったので、土曜は今シーズン初の雪山ハイクに行ってきました。実は雨を想定していてグッスリ寝てたので、動き出しはずいぶんとのんびりでした。なので、すぐに行ける近場の低山にアタックです。

 

今回挑戦したのは地元の百山、祖父岳です。標高は832m。当然雪はあるだろうと想定はしていましたが、平地よりすこし多いくらいかなと予想し、スノーシューは持って行かず、ツボ足で登ることにしました。

 

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登山口に向かう車から祖父岳が見えてきました。この辺りですでに雪の量がヤバい…

 

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完全にナメてました。予想以上の積雪で、登山口までは車で行けません。轍も足跡もない林道の傍に駐車して、ここから歩いて向かうことにしました。ええぃ、これもトレーニングだ!

 

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歩き始めて30分くらいでしょうか?ようやくお目当ての祖父岳が目の前に!今シーズン初の雪山、しかもツボ足ということでかなりしんどいです。しかもスタート時点では足首くらいまでだった積雪が、標高を上げるごとにどんどん増えていきます。

 

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1時間10分くらい掛けて、ようやく本来の登山口に到着です。雪を掻き分け、看板を掘り出しました。雪は膝くらいまであり、もう少し積もってたらこの看板も見逃してたかもしれません。

 

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雪は1番多い箇所では股まではありました。当然ながらスピードは全く出ませんし、体力もかなり消費します。あぁ、スノーシュー持ってくるんだった…と何度後悔したことか。

 

山頂手前にくると、かなりの急坂になります。無雪期ならばロープを駆使して登る坂を、両手両足で這いつくばりながらジリッジリッと進んでいきます。今回はストックも持ってきていません。踏み跡は全くなかったので、この日は私1人で祖父岳を独占でしたが、もしこの姿を他人が見てたら、単に雪の斜面でもがいてるだけの人に見えたことでしょう。

 

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それでもなんとか山頂に到着です。祖父岳は無雪期なら1時間もかからず登れる山なんですが、この日は2時間20分掛かりました。積雪期に登ったのは始めてです。

 

すこし雲は出てましたが、山頂からは富山湾までしっかり見えました。立山連峰は雲に隠れていましたが。

山頂での滞在は、風もなく穏やかで、とても居心地のいい時間でした。持っていったお昼ご飯を食べて、30分ほどで下山開始です。

 

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日陰の岩場ではつららが何本もできていました。雪質もサラサラでしたし、気温は結構低かったようです。雪道をラッセルしてると私は暑くてたまらなかったですが。

 

帰りは1時間10分ほどで無事に車まで戻ってこれました。体は寒さは感じませんでしたが、手袋を濡らしたため手は冷たいし、雪が染みまくって靴下も濡れてしまい、足先も冷たくてかなり不快な思いをしました。足先、指先の防寒、防水対策をもうちょっと充実させたいですね。

 

でも雪山も楽しいですね。不快な虫はいないし、転んでも痛くないし、足への衝撃もかなり少ないと思われます。そして何より空気が澄んで景色が綺麗です。長い距離は踏めませんが、長い時間は掛かるのでトレーニングにも最適ですね。今週は平地にも多くの雪が降ったので、山はさらに雪深くなったことでしょう。もちろん次回からはスノーシュー持っていきます!