まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

雨の日に走ってみて今更ながら感じたこと…

富山のような雪国に住むランナーにとって、冬場のトレーニング場所の確保は重要な問題です。積雪がある中、どこを走ろうかということです。まだ本格的な雪は降ってませんが、自宅から見える山々を眺めるとすでに真っ白…。あの雪が平野部に降り積もるのは時間の問題です。

 

今週末は気温もグンと下がり、明日なんかは雪の予報も…。実際降るかは分かりませんが、雪ではないにしても、冷たい雨が今日も降り続いています。皆さんはどこを走って、この問題を乗り切っていますかね?

 

私は冬場、つまらなさは承知の上で体育館のランニングコースをグルグル周回することが多いです。精神的にもキツいんですが、それすらもメンタルトレーニングだと割り切ってやってますね。でも、こういった体育館のランニングコースって、土日は貸切等で使えないこともよくあるんですよね。

 

まさしく今日がそれでした。せっかく時間があるのに外は雨。体育館は二つほど当たってみたけど、どちらも使用不可。三つ目の県総の屋内練習場は使えたけど、受付時に「100名程度の中学生の団体と、30名くらいの大学生の団体が使用してるので、譲り合って使ってください」と言われました。それでも使えるんならと使用料を払って中に入りましたが、これが予想外の混雑。元々広くない練習場にこれだけの人数だし、途中からノコノコと1人でやってきて準備を始める私は、すでに熱を帯びた練習をしている中学生や大学生に混ざると明らかに浮いています。アウェー感たっぷりで、居心地が悪すぎです。(もちろん中学生や大学生は何も悪くありません。)

 

うーん、こんなことなら多少雨でも外走ろっか!

 

あまりの居心地の悪さに、私は10分もしないうちに屋内練習場を出ました。。そして雨で濡れるのは承知で、外を走ることにしました。

 

 

ところが、この冷たい雨の中を走るのは思いのほか快適でした。いや、快適というよりは快感ですかね。体が濡れ、快適とは程遠い環境ですが、気持ちは全然こっちの方が気持ちいいです。ウインドシェルのフードを被ればかなりの雨はしのげるし、自分の他に走ってるランナーはほとんどいないので、広々と開放的に道を使えるのは本当に心地いいです。あと、私だけかもしれませんが、「こんな雨の中でも走ってるんだから、神様は見てるはず!」だとか、「どうせ濡れるんなら、もっと降りやがれ!」なんてことを呟きながら走ってしまいます。自分に酔ってますね…。今日は私同様に雨の中トレーニングしてる中学生たちもいました。

 

つい先日、軽量のレインウェアも買ったことですし、多少の雨でも外走るのは全然アリですね。今年の富山マラソンがそうであったように、自分が出場を控えているレース当日の天候は、ひょっとしたら大雨かもしれません。でもそんな条件でも練習してきたパフォーマンスを発揮できるかは、やはりそれを想定した準備や対策をしてきたかだと思います。雨や雪を言い訳にして、走る場所が見つからないなんてことは言いたくないですね。

 

私と同じタイミングで冷たい雨の中走ってた中学生たち。屋内練習場で練習してた子たちに負けるんじゃないぞ!

言葉も交わしてませんが、そんな思いにさせられた、雨の土曜でした。