まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

祝!後輩くん復活。1年ぶりのトレランはダイヤモンドコースへ

昨年の8月、トレラン仲間の後輩くんと日帰りで薬師岳に行った帰りでした。その2週間後に控えてた立山登山マラニックや、9月のUTMFに向けトレーニングを積んでいた最中だったんですが、アクシデントが彼を襲います。

 

下りのガレ場で左足首を捻り、靭帯損傷のケガ…。

 

歩くこともままならなくなった彼は、立山登山マラニックは欠場。距離短縮となったUTMFはなんとか完走したけど、さらに患部を悪化させ、ランから遠ざかる生活を送るようになります。

 

私には、「薬師岳登山を誘ったのも自分だし、下りで飛ばすよう勧めたのも自分。完治してないにも関わらず、UTMF出走を勧めたのも自分だ。俺が彼のラン人生を狂わせてしまったんじゃないだろうか…」という、ある種の自責の念がありました。

フルではサブ3、ウルトラではサブ10を達成している実力者でもある後輩くん。彼の復活を待っていたのは、彼以上に私だったかもしれません。

 

29日の土曜、その後輩くんが1年ぶりのトレランを再開。前日には雨の予報が出てたけど、彼たっての希望で、黒部の盟主、黒部五郎岳への日帰りコースを走ってきました。

 

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朝の段階で既にガスがかかり、路面も所々は濡れています。1人ならば絶対にアルプスには行かない空模様でした。ただ、夏休みに突入したせいか、折立登山口は多くの人がいました。

 

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黒部源流の入口、太郎平です。この日一番視界がひらけた瞬間でしたね。

 

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次第にガスが広がってきて…

 

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北ノ俣岳到着時は既に真っ白!ちなみにここ、富山の百山の25山目です。

 

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視界不良だとやっぱり会えます、雷鳥さん。

 

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26山目、黒部五郎岳に到着。大好きな山だし、展望の良さも知ってるだけに真っ白なのが本当に残念。

 

ここまでの片道約15㎞を4時間くらいで来ました。後輩くん、お腹は空くと言ってたけど、足は問題ないみたい。小雨も混じり涼しいので水の心配もしなくて済みます。太郎平から黒部五郎の区間は水場がないので、暑いと結構苦しい思いをするんですよね。

 

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黒部五郎のカールに降りて昼食&水を確保です。それにしても今年は雪多い…

 

後輩くん、久々に山に来たので帰り道は下り基調ですがキツかったようです。でも、足に異常は出てないみたいなので一安心。復活劇にしてはかなり高負荷の行程になってしまいましたが、私にとってもレインウェアのレイヤリングを試せたりと、すごく効果的なトレーニングになりました。彼の長いブランクの一因を作ったと責任を感じていただけに、今回2人で走れて本当に良かった!

 

ちなみに彼も私と同じ、信越五岳の100マイルにエントリー済み。今年の夏は山に行きまくってひたすらトレーニングだ!