富山のトレイルランナーの定番コース⁈大日岳を踏破
17日は海の日でしたが、やっぱり行ったのは山でした。
当初この日は雨の予報だったので、登山は諦めてたんですが、朝起きてみると意外にも晴れてるし、日中の降水確率も20%とのこと。
しまった!こんなことなら前日から準備もして、早起きして、それなりの山に行くんだった…と後悔しましたが、もはや手遅れです。すっかりお日様は高くなっていました…。
しかし、このあたりはさすが富山!お昼近くからでも北アルプスの山に行けちゃうんですね。慌てて準備して向かったのは立山連峰の前衛、大日岳(2,501m)です。前々日に称名滝に向かう歩道が開通したとの記事も読んだので、大日岳の登山口にも問題なく行けると判断しました。
称名レストハウスに駐車して、いざ登山口へ!ちなみに駐車場や、滝に向かう歩道は普段着の観光客でいっぱい…。トレランスタイルの私は明らかに浮いています。
大日岳は樹林帯、急登、ハシゴやクサリの難所、湿地帯に木道と、登山の要素がふんだんに味わえるオールマイティな山です。登山者もあまり多くないし、途中で大日平小屋や水場があるので、トレーニングにももってこいなんです。夏場、トレイルランナーに人気なのも頷けます。
この日は慌てて準備をしたせいか、熊鈴とグローブを忘れてしまいました。なるべくなら前日のうちに準備しておかないと!ですね。
大日平の木道に出ました。快晴ではないですが、雨の心配もなく気持ちのいい道です。
せっかくキレイな花々が見れるので、花の勉強もしようかな。
標高2,000m付近の水場です。雪が多かった今年は水量も豊富。冷たくて気持ちいい!
大日小屋が見えてきました。山頂も近い!
若干雲が掛かってますが、剱、見えました!
ラストは雪渓を登って山頂へ!
約2時間で登頂です!下界の暑さが嘘のように、山頂は涼しかった…。
山頂で写真をお願いした方に、「そのタオル、どこに売ってるの?欲しいんだけど!」と言われました。聞けば私と同様、富山の百山のコンプリートを目指してるとのこと。すでに60以上は制覇してるらしいので、ずっと先輩ですね!
タオルは「自分でオーダーしたオリジナルタオルなんです」と伝えたら、「すごくいいね!それ!お互い頑張りましょ!」と和やかに返してくれました。おそらく60代と思われる女性でしたが、同じ目標を持ったもの同士の会話はすごく楽しかったです。またどこかでお会いできたら良いですね。
大日岳からは奥大日岳方面へ行って、室堂を経由して称名に戻るラウンドルートもあるんですが、この日は出発が遅かったし、準備もまともにできてなかったのでピストンです。ラウンドルートはまたの機会に行きまーす。