抜群の展望はお預けながら、人気の訳も頷ける大辻山。
ゴールデンウィーク以来の百山登山に行ってきました。
その時登った中山はまだまだ雪がどっさりあって、アイゼンも要るかなと思わせる登山道。しかし今の時期は雪解けのスピードが一気に加速します。先週のTOGA天空トレイルランでは標高1,400m地点まで登りましたが、その時点でもかなり残雪は減っていました。ならば同じ標高くらいの山は問題なく登れるのかなと思い、今回は標高1,361mの大辻山に挑戦です。
大辻山は立山町の芦峅寺地区の国立立山少年自然の家のそばにあり、ここは先月登った来拝山の近くになります。
http://kotobuki-matsu.hatenablog.com/entry/2017/05/03/054500
その時のブログ
今回も同じ場所に車を停めて登山開始です。ただ、大辻山の登山口はもう少し先で、普通は車でそこまで行くんですよね。今回、私はトレーニングも兼ねたかったので、約4.5㎞のロード区間も歩いて行くことにしました。
曇りがちの天気ですが、時折青空も覗きます。
これから目指す大辻山が見えてきました。山頂付近は曇ってるなぁ〜。
ロード区間を50分ほど歩くと、登山口に到着です。10台ほどの駐車場は満車状態でした。
長尾山などを通過しながら、よく整備された登山道を登っていきます。私はこの日はほとんど走らず歩き通しでした。それでも登りはやはり汗をかきます。
スタートから1時間40分ほどで山頂に到着です。途中残雪は全くなし。山頂は広く、5〜6組30人ほどの登山客がくつろいでしました。
登頂直後はガスで展望は全くありませんでしたが、お昼ご飯を食べたりと、しばらく待っていたらだんだんと雲が取れてきました。写真は称名滝方面です。
鍬崎山も見えてきました。
この日は1時間半も山頂にいました。さらに雲が取れて立山や剱まで見えないかなと粘りましたが、残念ながらこの日はお預けです。
晴れていれば本当に素晴らしい景色なんだろうなと容易に想像できました。登山道も歩きやすいし、それなりの登りごたえもあるので、入門用にぴったりな山のような気がします。こりゃ人気あるのも頷けました。
帰りは北尾根を経由。行きに登った本道よりも、個人的にはこちらの方が歩きやすくて好きかな….。
ルートバリエーションが多いのもこの山の人気の秘密でしょう。沢登りなんてルートもあるようです。
ゆる登山のつもりでしたが、結局20キロ近くを3時間半掛けて歩きました。次回は山頂から立山や剱の姿も堪能したいですね。