山の仲間との出会いに感謝!立山登山マラニック完走記〜前編〜
またひとつ、故郷富山が大好きになる思い出ができました。
先週末の土日は第19回立山登山マラニックに参加。結果から言うと、残念ながら今回も悪天候のため室堂でストップとなり、またしても雄山山頂までは辿り着けませんでした。
でもこの大会の本当の魅力は、ただ雄山を目指し走るだけではありませんでした。全国から集まった山を愛する人たちとの触れ合いが、この大会を唯一無二の存在にしている気がします。
それではこの2日間の思い出を、順を追って振り返りましょう。
スタート時刻は朝4時。45分前くらいに現地に着いたが、雨は降ってるし風も強くて絶望的な気持ちに…。「ホントに大会やるの?」というのが本音でした。
スタート前の恒例行事。富山湾の海水にタッチして、海抜0メートルを実感します。
でもやるしかない!天気は回復傾向だって言うし、行けるところまで行こうじゃないの!
そんな気持ちでスタートしました。
序盤のロード&ダート区間はキロ5:40くらいで進む。体が重く、あんまり無理しちゃいかんなぁと思いつつも、徐々に前に出て行ったみたい。大日橋、岩峅雄山神社あたりまでは去年と同じペース。風はおさまっていたが、雨は降り続けていてテンションはあまり上がらなかった。でも、エイドのボランティアの方々の声掛けは本当にチカラになる。この大会は私設エイドも多くて、自分1人で走ってるんじゃないんだというのをいろんな場面で実感します。
でも、雨のおかげで暑さはあまり感じませんでした。エネルギー切れにだけならないよう気をつけながら、芦峅寺、立山山麓も通過して立山駅へ。この時点で去年より10分ほど速く到達しました。ここで知り合いのFさんから嬉しい応援が!「まだまだ上位だから頑張れ!今さっき、集団で出たばかりだから、追いついちゃいな」とのこと。私が不安げに「でも、ここからがキツイんですよ」と話すと、「いつも山走っている人が何言ってるの!キツくなんてないわよ」と一蹴。なるほど、このメンタルが必要なんですね。
でもFさん、やっぱりここからの区間はキツかったっスよ。
後編へ続く…