まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

雷鳥にも会えた奥大日周回コース登山

3連休の初日。雨の心配はなかったけど、曇り空で眺望は期待できないと思いつつも、この日も北アルプスを登山。

今週は、今年2回目の大日岳に登った後、大日連山を縦走して奥大日を経由して室堂に至るコース。室堂からは高原道路を下り、ラストは八郎坂を下りてスタート地点の称名滝に戻る。

 

ピストンよりは周回コースが断然楽しいと思いチャレンジしてみた。

 

スタート前の補給食準備。いつもは立山町のあるぺん村のコンビニを利用するのだけど、今回は同じ道の向かい側にある「立山サンダーバード」というお店に立ち寄る。知り合いのfacebookで度々紹介されていたので気になっていたお店だ。すこし入るのに勇気がいる佇まいのお店だが、店内の入るとオリジナルのおにぎりやサンドイッチが並んでいた。私はウド味噌のおにぎりを購入。山頂での昼食がもうすでに楽しみだ。

 

9時前に登山口を出発。普通の登山者からしたらかなり遅いスタート💦もっと早く動き出す習慣、身につけないとね。

 

f:id:kotobuki_matsu:20160718111600j:image

大日平を超え、標高2,000mに来たくらいから山の上部は雲が取れてきました。薬師岳が見えます。

 

f:id:kotobuki_matsu:20160718111923j:image

約2時間で大日岳の山頂へ。下界は雲の下ですが、周りの山々はよく見えます。

 

f:id:kotobuki_matsu:20160718112048j:image

大日岳からの剱岳は迫力満点。早月尾根がくっきり見えます。今年もあそこを登りたい。

 

すでに達成感を感じつつも、この日の目的地はまだ先。ここからは初めてのルートなので、慎重にと思いつつも楽しみで仕方なかったです。

 f:id:kotobuki_matsu:20160718112511j:image f:id:kotobuki_matsu:20160718112826j:image

早速素敵な景色に出会いました。どんな有名な庭師にも作れないような見事な空中庭園です。なんだか違う世界に迷い込んだ感覚になります。

 

大日から奥大日のルートはクサリ場やハシゴも使う中級者向けのコース。景色も晴れたりガスったりを繰り返していて、向い側のアルペンルートが見えたり隠れたりしてました。

 

f:id:kotobuki_matsu:20160718113436j:image

大日岳から1時間ほどで奥大日岳の山頂へ。着いた時は晴れてましたが、昼食食べてたらあっという間にガスってしまいました。

 

f:id:kotobuki_matsu:20160718113640j:image

地獄谷と室堂が見えます。立山三山には雲が…

 

f:id:kotobuki_matsu:20160718214305j:image

奥大日岳から剣御前小舎まではお花畑が続きます。ただ、小舎までの登りはなかなか歯応えありました。

 

実はこの日の最高到達点は奥大日岳ではなく剣御前小舎になります。ここまで来ると多くの登山者に会いました。立山縦走や剣方面の方々でしょう。

 

今回はここから雷鳥沢を下ります。いつかは立山縦走にチャレンジしたい!

 

f:id:kotobuki_matsu:20160718214959j:image  

雷鳥沢では文字通り、雷鳥のつがいに出会えました。目の上が赤いのが雄、奥にいるのが雌です。

この辺りは国立公園内なので、登山道以外に立ち入ることは禁止なのですが、雷鳥の方から登山道に出て来てくれまた。揃って砂浴びする姿に癒されましたよ〜。

 

 

f:id:kotobuki_matsu:20160718215442j:image

室堂からの立山三山。室堂には観光客がたくさんいてビックリ。突然都会に放り込まれた田舎者の心理でした。

 

f:id:kotobuki_matsu:20160718215649j:image

高原道路を下る弥陀ヶ原あたりから、午前に通った大日岳方面を眺める。あそこを走ってきたのかと思うと感慨深いなあ。

 

f:id:kotobuki_matsu:20160718215901j:image

この日のラスト、八郎坂からの称名滝。八郎坂は登ったことはあったけど下るのは初めて。難所なので、集中を切らさぬよう慎重に下りました。

 

 

夕方5時20分に無事ゴール。

周回を無事果たせました。いやあ、楽し過ぎましたね。今後このコースは、間違いなくお気に入りコースになりそうです。