オリンパス2.0で大日岳を登山
昨日、トレランショップ「OUNCE」で購入したアルトラのオリンパス2.0。
トレランシューズはこれまで同じアルトラのローンピークをもっぱら使用していたが、秋のUTMF参戦が決まってからは、ロングトレイルに向いたオリンパスにも断然興味が湧いてきた。ローンピークはもちろん私にとって何の文句もないシューズだが、より有利になる武器があるならば試したくなるのも本音だ。夏のボーナスが出るので思い切ってゼロドロップの厚底シューズを買ってしまった。
本日早速試走。舞台は北アルプスの前衛、大日岳(標高2,501m)
去年初めて登った時は沢の岩に大苦戦したので、新戦力の実力を試すにはうってつけだ。
残念ながら天気はイマイチ。雨こそ降らないが、山頂はガスに覆われて姿が見えない。試走&トレーニングと割り切って臨むしかない。
このコースは登山口から大日平山荘を経由して山頂に至るまで、距離は約7.3㎞、標高差1,500mを登る。コースタイムは5時間半。「半分くらいの時間で行けないかな?」っていうのがスタート時の予想だった。
大日岳は水場には困らない。梅雨時なせいもあって豊富な水が沢を流れてくる。山頂はガス掛かってるけど…
標高2,200m辺り。大日平や弥陀ヶ原が一望。登山客もほとんどいないので景色を独り占め。
2時間足らずで大日小屋に到着。ガスで視界は30mくらいで山小屋もまだ開いていなかった。
ここで昼食を食べたがとにかく寒かった。おそらく気温は10度以下。
大日平の風景。ここまで降りてきたら、さすがに寒さは収まりました。
無事登山口に帰還。下界は晴れてきてる?
ラストは称名滝を見物。観光客も多かったし、水量もあり迫力の姿でした。マイナスイオンをたっぷり浴びて、疲れも吹き飛んだかな?
オリンパス2.0は実に快適。ふかふかトレイルや林道、ロードならローンピークで十分だけど、アルプスなどの岩場やガレ場、長時間のトレイルでは間違いなく頼りになってくれそう。ビブラム製のソールは今日みたいな濡れた岩場でもしっかりグリップするし、クッション性能も高い。
あと感じたのが、ローンピークではいつも足裏を使えているのが感じるのだが、オリンパスでは全くそれが無い。言い換えれば、ローンピークでは足裏が疲れることがよくあるが、オリンパスでは足裏が全く疲れなかった。足裏がサボっていて、よくないことのように感じてしまいそうだがそうではなく、長く歩く(走る)ために無駄な力を使わない事に繋がると思う。
ローンピークとオリンパス。2つの武器を手に入れた私。コースによって使い分け、パフォーマンスアップに結び付けられたらいいな!