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まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

能登和倉万葉の里マラソン完走記 〜後編〜

ランニング
前編の続き……

中間地点を超えたあたりから、自分の後ろから他のランナーに抜かれることはほとんどなくなった。自分が前を行くランナーを次々と抜いていくのみで、多少並走することはあっても、食い下がってくるランナーはほとんどいない。やはりこのコース、後半にタイムを伸ばすのは難しいようだ。なのに自分は気持ち良く走れてる。冬場の練習の成果がここで出てると思い、胸が熱くなってきた。ちなみに22㎞あたりのエイドで二つ目のショッツを補給した。

20㎞〜25㎞も23:56で通過。ツインブリッジを渡り本土に戻ると、アップダウンもあとわずか。26㎞あたりの強烈な坂道もぐんぐん登っていける。ここで随分たくさんのランナーを追い抜いたし、並走してたランナーもほとんど振り切った。このままゴールまで突っ走れるんじゃないか?マジでそう感じていた。実際そんなに甘くはなかったけど。

28㎞の能登マ丼のエイドあたりから、少しずつ疲れを感じ始める。ここのコースは、前半のアップダウンで体力を使ってしまい、後半はフラットになるにもかかわらずペースが落ちてしまう難コース。今回もやはりその餌食になってしまうのかと不安になるが、自分にはまだ切り札があった。とっておきの補給食、「ベスパハイパー」だ!ここで使うしかないと思い、能登マ丼と同時に補給。特別美味しくもなかったが、不味くもなかった。量が量だけに、味わえなかったという方が正しいかな。能登マ丼は今回エイドで食べた唯一の給食だった。やっぱりこれ食べなきゃ能登和倉を走ったことにならないよね。相変わらず食べやすくて美味しかったです。

25㎞〜30㎞は24:08。急坂と補給で時間かかったから仕方なし。30㎞過ぎたあたりからベスパハイパーの効果か、もう一度活力が戻ってきた気がした。キロ4:40くらいをひたすらキープ。唯一自分とペースが同じくらいの、ゼッケン「911」の方と並走が続いた。どうやらキツいのはお互い様だが、表情や息づかいから、余裕はないが、かといってすぐに脱落する様子もない。終盤に差し掛かって、こういったランナーと並走できるのはとてもラッキーだ。言葉は交わさなかったが、おそらく彼方の方も意識してたに違いないと思う。37㎞あたりまで、並走は続いた。

30㎞〜35㎞は23:20の、このレースの5㎞最速ラップを記録。ここを乗り切れたのが、好記録につながったのは間違いない。35㎞のエイドで最後のショッツを補給し、あとは悔いを残さないように走ろうと思って、ひたすら前に進んだ。

この辺りまで来ると、フィニッシュタイムが気になりだす。この時点で自己ベスト更新は間違いないだろうと感じていたが、3時間20分を切るのも少し厳しいとも感じていた。ただ不思議と、3時間20分を切るのが目標ではなく、今出せる自分の全てを出し切ろうという気持ちになり、ラスト5㎞くらいからは時計を見なくなった。これほどの集中力と充実感は、最近のフルマラソンじゃ出せてなかったから、ホント誇らしい気持ちで一杯だった。

35㎞〜40㎞は23:24。ゼッケン「911」の方は37㎞のあたりで少し疲れたようで、自分が前に出る。38㎞あたりは毎年苦しむポイントだが、今回は苦しいけど楽しいといった感覚。「この一年、また自分は成長できたんだ」と実感しながら和倉の温泉街に入っていった。

残り1㎞ほどのところで、このレースの後半で唯一後ろから追い抜かれた。望むところだと意気込み、必死で追いかけるが、少しづつ離されていく。結果自分はこの人に続く順位だったが、追いかけた事がラストスパートに繋がり、5〜6人は追い抜いた。特にラストの直線は、今までのこのレースの中でも最速かと思うくらいの走りができた。体力出し切ってなかったから?と思われそうだが、今回はレースプランがうまくいった証だと思う。ゴールテープをスパートで駆け抜けるのは本当に気持ちがいいからね。

フィニッシュタイムは3:20:45。順位は201位。堂々の自己ベスト更新。内容、タイムともに大満足のレースでした。
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