まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

夏山シーズン開幕に合わせて薬師岳に登ったよ

富山が誇る名峰立山は例年7月1日が夏山開きです。お隣石川県の白山も同日。今年はちょうど土曜でしたが、先週の土曜は大雨警報が出るとんでもない天気…。とても山へ行こうとは思わない悪天候でした。

従って、実質今週が夏山開きみたいなもんかもしれません。幸いこの週末は晴れてくれたので、私も今シーズン初の北アルプスに挑戦してきました。今回登ったのは、富山の百山にして、日本百名山にも数えられる薬師岳(2,926m)です。このブログを以前から読んでいただいている方はもうご存知かもしれませんが、私が剱、立山よりも気に入っている北アルプスの名山ですね。

 

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有峰林道を通り、いざ折立登山口へ。シーズン入りたてという事で、いつも満車に近い駐車場も車がまばらです。こんなに空いてる折立は私は初めてです。

 

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早速樹林帯の合間から大日連山、剱、立山が見えてきました。大日のあたりは残雪多いですね。

 

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薬師岳も見えてきました。登山道はほぼ独占状態。涼しくて最高です!2週間前に登ったの鍬崎山と、その向こうの富山平野も見えますね。

 

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登り始めて1時間半で太郎平小屋に到着です。ここまでの到達タイムは昨年の平均とほぼ変わらず。まだ衰えは無いようです。ここからは黒部五郎や水晶、鷲羽といった百名山たちが一望です。

 

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太郎平で左に折れ、薬師岳へ向かいます。右側の黒部五郎方面も気になるけど、今回はこちらで!

 

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薬師平あたりから残雪が出現。アイゼンは持って行きませんでしたが、ポールを持っていたのでトレランシューズだけでも登れました。下りもそんなには気を遣わなかったです。

 

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槍ヶ岳出現!

 

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手前ピークへのラストの登りです。シーズン中ならば先を行く多くの登山者が見えるんですが、今回は1人2人ほどしかいません。

 

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見事登頂!

スタートから2時間40分ほどで到達しました。百山挑戦のため、普段から山に登る習慣が身についてきたので登りは楽々でしたね。タイムにも概ね満足です。頂上に着いた頃にガスが出てきたのが残念…

 

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山頂からカールを望みます。雪いっぱいありますねー!

 

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帰り道に太郎平周辺を散策。雷鳥にも会えました。

 

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無事下山です。登りの楽さに比べ、下りはガレ場に気を遣い、結構疲れました。今回シューズはローンピークを使いましたが、アルプス級のガレガレだとオリンパスやホカような厚底シューズがやっぱり快適ですね。欲しくなるなぁ…

 

帰りに亀谷温泉の白樺ハイツで温泉に浸かり、日焼けを実感。山の紫外線の威力を思い知らされましたが、シーズン開幕に相応しい素晴らしい登山になりました。

これで富山の百山19山目を達成です!

 

 

 

ウルトラ&トレイルランニングのガイド本が出る時代になったんだね

以前に読んだ、あの伝説的ウルトラランナー、スコット・ジュレクの自伝本「EAT&RUN」の中で彼は、「100マイルの王者になるためのマニュアルなんてどこを探しても存在しなかった」と書いていたけど、今はこんな本まで出てるんですね。

 

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「ウルトラ&トレイルランニングコンプリートガイド」

ブライアン・パウエルという、自身もトレイルランナーであるアメリカ人の著書です。まだ読み始めたばかりですが、クリッシー・モールやダコタ・ジョーンズといった世界的エリートランナーも寄稿していて、冒頭からなかなか読み応えありますね。トレーニングの進め方から、水分・栄養補給、ギア選び、暑熱や怪我の対応まで網羅してくれています。

走力あげるトレーニングはもちろんやらないといけませんが、トレーニングを効率良く行うためにも、正しい知識を得る必要はありますからね。信越100マイルまでに、やれることはやっておきたいという感じです。

 

私は100マイルの王者になんてなれませんが、必ず完走して自分自身に勝ってみせますよ!

以前より気になっていた2アイテムを購入。

4月に一度、パタゴニアのフーディニジャケットを失くしてしまったことがあり、その時にフーディニの代わりにと購入を検討してたのが、ティートンブロスのウインドリバーフーディーです。

幸い、フーディニジャケットは私の手元に帰ってきてくれ、ウインドリバーは買うまでには至らず。ただ、お店で試着させてもらった時の印象がどうしても忘れられず、「夏場まで残ってるようなら買いたい!」とずっと思っていました。

このウインドリバーフーディーは、他のウインドシェルにありがちなシャカシャカ感が全くありません。しなやかで柔らかく、ストレッチまでしてくれます。透湿性はものすごく高そうですね。それでいて撥水してくれるみたいなので、トレイルランなどにはぴったりのウェアのように感じられます。

 

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と言う事で、夏場までしっかり残っていてくれたので買っちゃいました。デミタスという茶色のカラーが渋くてカッコいいです。どんな服装にもマッチしそうだし、普段着にも使えそうですよ。ウインドシェルは山へ行く時は必ず持って行くので、出番が待ち遠しいですね。

こちらは馴染みのショップ「OUNCE」さんで買いました。

 

 

もう1つの気になっていたアイテムがライトです。信越五岳の100マイルに挑戦となると、必ず夜間走を強いられるわけですが、その際の強い味方となりそうな品をゲットしました!

 

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普通、トレランや登山でライトを使うといったらほとんどの場合、ヘッドライトを使用すると思います。でもこのライト、なんと腰に巻くんですよね〜。ウルトラスパイアというメーカーの、その名もズバリ「ルーメン600」です。定価だとかなりの高額ですが、30%割引で買いました。こちらは「スポーツのマンゾク」さんで購入。バッテリーが別売りなので、そちらはアマゾンなどで調達する予定ですが、そう考えると総コストは高いですね〜。

600ルーメンはかなりの光量ですし、頭ではなく腰から光を照らすとブレにくく、路面の凹凸も見やすいとのこと。コストに見合ったパフォーマンスを期待したいところです。それよりも私自身の夜間走のパフォーマンスを上げないといけませんが…。コンタクトレンズ使用の身の為、どうしても長時間の夜間走、苦手なんですよね。この新兵器でさらなる新世界を広げていきたいです。

会心の走りに自分も驚いた立山山麓トレイルラン。

25日の日曜、富山トリプルマスターシリーズの第二弾、「立山山麓トレイルラン」に参加してきました。私が走ったのはロングコースの20㎞。

ロングなのに20㎞程度なの…?なんて思ったてたらとんでもない!!このコース、累積標高が2,000mを超える超ハードな設定でした。キツイと感じるTOGA天空のロングコースが、距離40㎞で累積標高が2,700mほどなので、いかにこのコースのアップダウンが激しいかが分かりますね。

 

前日、そして翌日も晴れてたのに、残念ながらこの日だけが雨模様…。私は出てませんが昨年も雨。マラニックもそうですが、「立山」と名のつく大会はどうも雨に降られてしまいますね。単なる偶然だとは思いますが。

 

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スタート&ゴール地点のゲート。バックの山頂付近はガスで視界不良です。雨も終始降りっぱなしでしたね。

 

受付を済ませ、午前9時にスタート!

最初はロードを2㎞ほど走ります。最前列付近のトップ選手はあっという間に見えなくなりましたが、20〜30位くらいをキープしながら最初の登りに突入しました。心配された左足首の痛みも感じません。

 

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登りきったところで、あわすのスキー場のゲレンデを駆け下ります。私は決してトレイルの下りは速くないんですが、それでも誰もついてきません。うん、なかなか順調!参加人数自体多くないのと、涼しくて走りやすいので結構上位にいるみたいです。

 

百間滑エイドからは登り返し、このコース最大の約500mの直登に挑みます。すでに周囲とはバラバラになっていました。

ここは前々日に大品山、鍬崎山へ登った際と全く同じコースなので、道もおおよそ覚えていますし、そのおかげでペース配分も分かります。「ここで頑張り過ぎないように」と言い聞かせ、オーバーペースにならないように余裕を持って進みます。でも後ろは全くついてきませんし、次々と前を行くランナーを抜いて行けます。「あれ?俺って結構強くなってる?」と充実感を滲ませつつも、ただひたすら登り続けます。

瀬戸蔵山山頂の手前から、しばらく並走したランナーの方がいたのですが、その方の「さっきから同じ景色で進んでる気がしない…」という言葉にも、「本当にそうですね」と口では同意しつつも、本音はまだ余裕がある感じでした。瀬戸蔵山から大品山への途中でトップ選手とすれ違います。わお、流石に速い!2位の選手とも結構離れていました。2位と3位はもっと離れていて、3〜8位くらいは一団でした。

 

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写真はレース当日ではなく2日前のものです。ただ、同じ看板が設置してあり、ここにタッチして折り返します。ここでスタッフの方が「15位だよ〜」と教えてくれました。おぉ、結構いい順位!まだ体力残してるし、さらに前を追いかける気力が出てきました。

 

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大品山→瀬戸蔵山→ゴンドラ駅まではほぼ単独走。ガスに覆われた幻想的なブナの林を駆けていきます。この辺り、自分的にはかなりのペースで飛ばしてるのですが、なかなか前のランナーの姿が見えてきません。前もやっぱり速いんですね。

 

ゴンドラ駅からゲレンデを下り、また登り返す箇所がこのコースの一番の難所です。標高差は瀬戸蔵山への登りの方があるんですが、ゲレンデを全力で駆け下りた脚にはかなりのダメージが残り、直後の登りは行き先が広々と見渡せるため、気持ち的に萎えてしまいます。「え〜、あんなところまで行くの?」って感じです。

当然走れるわけもなく、ひたすら歩いて登るんですが、ようやく前を行くランナーの姿が見えてきました。辛いのはみんな一緒!飛騨高山で身につけたメンタルがまたもや役立ちます。気持ちも折れることなく、数人を抜いてようやく登りを攻略です。

 

極楽坂山からの下りは転びそうな箇所だらけでしたが、かろうじて一度手をついたのみで、集中して走れました。集中力が高まると、景色がまるでスローモーションのように感じられ、足の置き場が簡単に次々と見つかります。自分はそこに足を置いていくだけ。スピードのコントロールも自在で、羽が生えたかのような不思議な感覚でした。今思えばゾーンに入っていたんでしょうね。たぶんこの時ばかりはニヤニヤしながら走ってたはずです。

 

残り1.5㎞はロード区間。100mほど前を先行するランナーがいて、「抜けそうかな…」と思いましたが、あちらもラストはさすがにスパートして、逆に差をつけられてしまいました。それでもゴールしてみるとなんと驚きの13位!タイムもなんとか3時間を切ることができました。

 

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気持ちも折れなかったし、失速もなし!体に痛みも出なかったし、ずっと集中して走れました。終盤にゾーン突入したのも収穫?だったし、大満足のレースになりました。

自分が思ってるより、まだまだ強くなれてるのかもしれません。自分自身の可能性を感じることができましたね。

 

レース後は温泉に浸かり、チキンカレーのランチを堪能。立山山麓を目一杯楽しんだ1日になりました。

 

これで富山トリプルマスターズの2つをクリア !あとは10月の「道宗道トレイルラン」を残すのみです。

初のダブルピークハント!そして初の標高2,000m越え

今月は「いっちゃんリレーマラソン」に始まり、「飛騨高山ウルトラマラソン」、そして25日には「立山山麓トレイルラン」にも参加します。立て続けに大会にエントリーしたため、富山の百山挑戦がすっかり疎かになりつつありました。せっかく雪も融けて、夏山シーズン到来だというのに…。

今週行っとかないと、今月の踏破がゼロになりそうだったので、慌てて行ってきました。今回登ったのは立山山麓エリアから登る大品山(1,425m)と鍬崎山(2,090m)です。鍬崎山に登ろうとすると必ず大品山を通るので、自ずと二山を踏破することになります。この挑戦を初めて以来初のダブルピークハントになりました。

 

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あわすのスキー場の駐車場から登山開始です。今回はランはしないで、ポールを使っての完全な登山スタイルです。左のアキレス腱付近もまだ若干痛むため、走れないと言った方が正しいかもしれません。ポールを使うのも、足のダメージ軽減を狙ったからです。

 

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百間滑と呼ばれる渓流を辿ります。この辺りは立山山麓トレイルランのコースと同じなので、下見にもなりますね。

 

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ポールを使うと登りはだいぶ楽です。足も痛くないので快調に歩けました。ただ、予想よりも暑くて大量の汗をかきます。水足りるかな….。

 

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約1時間半で大品山に到着です。立山山麓トレイルランだとここで折り返しですね。看板が設置されてました。

私はここで約5分ほど休憩して、さらにその先の鍬崎山を目指します。

 

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わずかに残る雪。山頂もなんとか望めますが、雲も掛かってきました。

 

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スタートから2時間50分ほどでピークに到着。かろうじて周囲の山が見えますが、正面にそびえる薬師岳の姿はお預け….。

あと、立ち止まるとおびただしい数の虫が寄って来ます。雪が解けると虫たちも一斉に活動始めるんですね。

 

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鍬崎山の標高は2,090m。富山の百山挑戦において、初の2,000m越えになりました。

戦国時代に越中を治めた佐々成政が、埋蔵金を埋めたという伝説が伝わる鍬崎山ですが、この日も黄金は見つからず…。でもロマンがある話ですよね〜。

 

雲が湧き上がってきたので下山開始。下り始めて10分もすると山頂は雲に隠れてしまいました。2,000m級の山だと、天候の変化も激しいですね。

下りだと正直ポールは不要かな…。ほぼ手に持って下りました。水の残量にヒヤヒヤしながらも無事下山完了。日曜のトレラン大会の下見にしてはかなりハードな登山になってしまいましたが、百山2つを無事踏破できて大満足です。ここ数日気になってた足の痛みがほとんど気にならなかったのも収穫でした。完治は近そうですよ。

新設される信越五岳の100マイルにエントリーできた!

私がトレイルランニングを始めた頃からの夢、それは100マイルレースを完走することです。その夢の実現は昨年9月のUTMF(ウルトラトレイル・マウントフジ)出場で叶うものと思っていましたが、荒天によりまさかの距離短縮。44㎞のレースになってしまい、100マイラーへの道は次回以降への持ち越しとなってしまいました。

 

現在、日本各地でトレイルランの大会が開催されていますが、100マイルのレースとなるとそうは存在しません。UTMFも2017年は開催されず、2018年春の開催を目指して準備中だそうです。私自身も、おそらくは数年後のUTMFで、100マイルに挑戦するんだろうなぁと考えていました。ポイントだったり抽選だったりで、望んでも、すぐに走れるものではありません。

 

そんな時、毎年9月に開催されている「信越五岳トレイルランニングレース」に、100マイルが新設されるとのニュースが発表されました。信越五岳といえばあのプロトレイルランナーの石川弘樹さんプロデュースの人気大会。従来は110㎞での開催でしたが、今年より100マイルも追加で新設するそうです。

気になる参加条件は……「ここ3年の間に、100㎞以上のトレイルレースを2回以上完走していること。」とあります。2014年と2015年におんたけウルトラトレイルを完走していた私は、とりあえず参加条件をクリアしているようです。しかも先着順なんですね。今年は大きいレースは予定して無かったのですが、突然降って湧いた話に戸惑いながらも、エントリーすらしなかったらきっと後から後悔するだろうと思い、エントリー開始時刻の15分くらい前からスタンバイしてました。

 

http://www.sfmt100.com/

 

結果はなんと、見事ゼロ関門を突破!開始から2分ごろにサイトに繋がり、焦りながらもなんとか入力を完了させて、エントリーにこぎつけました。エントリー直後は、「やったー!」と言うよりは、「あれ?本当にこれでエントリーしたの?」という感覚でした。予期してなかった目標が突然現れて、戸惑っているんだと思います。それでも数日経ってくると、だんだん実感が湧いてきて、「あの憧れの信越五岳を走れるんだ!」とワクワク感が出てきました。参加費も高額だし、天候も不安だけど、今は楽しみしかないですね。

 

笑顔でゴールできるように、夏場にしっかり鍛えて挑みたいです。

 

あと、飛騨高山ウルトラで痛めた左のアキレス腱周りがまだ多少痛むんですよね。今週末は立山山麓トレイルランなんですが少し不安です…。早く治ってくれ〜。

事実上の初完走⁈第6回飛騨高山ウルトラマラソン。

今年で第6回目を迎えた飛騨高山ウルトラマラソン。縁あってすべての大会に出させてもらってます。

 

過去の大会では前泊、後泊したこともありましたが、今年は行きも帰りも当日移動。前日の受付も含めて、土日で高山まで2往復したことになります。片道1時間半ほどなので、そんなに負担ではなかったですね。荷物も少なくて済むし、お金の面でも節約できました。

 

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スタート地点の高山ビックアリーナ。私が走る100㎞の第1ウェーブは朝4:45分にスタートしました。

 

序盤はキロ5分40〜50秒あたりで走りますが、あっという間に追い抜かれます。みんな速くない?100㎞走るんですよ?

 

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8㎞あたりでしょうか?ようやく周りとペースが合ってきました。かなり涼しくて私は走りやすかったですが、寒い人もいたでしょうね。

 

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朝日に照らされる乗鞍岳。乗鞍は高山市内の至る所から望めましたよ。

 

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第一関門の朝日道の駅です。今回は給水やエイド食をフル活用する作戦なので、しっかり補給しました。

 

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第二関門の高山スキー場。ここまでに至る登り坂も走り通したため、結構順位を上げたようです。サブ10ペースも維持できてます。

 

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白山が見えます。陽が高くなり、次第に暑さを感じるようになってきました。

 

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57㎞の丹生川支所に到着です。ドロップバッグが受け取れ、ボランティアの皆さんの活気がまるでお祭りのようでした。盛り上げていただき、すでにこの時点でかなり感動してました。

 

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今回唯一歩いてしまった千光寺の坂です。約2㎞の登り坂ですが、半分は走れたかな…。

 

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75㎞地点の国府B&G海洋センターです。なんとか踏ん張っていたサブ10ペースも、この辺りから遅れ始めました。毎年感じるのですが、エイドの充実ぶりは素晴らしいですね。

 

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85㎞あたりの田園風景。バックの北アルプスに癒されます。

 

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昨年のタイムを約20分縮め、10時間31分でゴールです。実は40㎞あたりから左のアキレス腱を痛め、誤魔化しながらの走りになりました。今まで痛くなったことのない箇所だったので、あまり重症ではないと思うのですが…。

 

あと、今回は暑さ対策として水分摂取をかなり意識しました。今までは感覚に頼るだけだったので…。おかげで汗もしっかり掛けたようで、暑さにはなんとか耐えられました。エイド毎のかぶり水も効きましたね。しかし水分を摂り過ぎた側面もあるようで、なんとレース中はトイレに7回も行ってしまいました。待ち時間も含めると結構なロス…。適量を見極めるのは難しそうですが、まだまだ検証の余地がありそうですね。

 

レース後は日帰り温泉に入り、車にて無事帰宅。高山市の皆さん、今年も素晴らしい大会をありがとうございました。来年も必ず参加して、ウルトラセブンになります!