まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

祭りの準備の合間にサッカー観戦

私の住む地区では4月7日が春祭り。毎年獅子舞を神社に奉納し、町内を練り歩きます。今年は私がその会長職のため、2月から練習等を含め準備を進めてきました。そのため、普段のランニングの時間もだいぶ削ってきましたね。でもそれらも今週末でようやく完結します。

 

4月2日の日曜は日中帯は予定が空いていたため、久しぶりにカターレ富山の試合を観戦してきました。約1年振りでしょうか。今季は開幕3連勝でスタートしたので、去年までとは違うってことを見せつけてほしいものです。

 

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晴天のホームグラウンド、富山県総。風は冷たかったけど、寒くはなかったです。

 

ただ、この日の試合内容はとても寒かったですね。今シーズンJ3に昇格してきたアスルクラロ沼津に、どちらが首位でどちらがJリーグの先輩チームか分からない程のやられよう。スコアも3対0の完敗でした。向こうの出足というか圧力にやられっぱなしの、実に情けない試合でしたね。開幕3連勝はしたけれど、まだまだ本当の実力がついた訳じゃないってことだと思います。もっともっと頑張れー!

区切りの10山目はトレランに最適な城ヶ平山。

2017年の元旦からスタートした「富山の百山」全山踏破。あれからちょうど3ヶ月が経過しましたが、本日区切りの10山目に登ることができました。

 

10山目に選んだのは上市町大岩地区から登る城ヶ平山(446m)です。この登山口付近には古刹、大岩山日石寺や不動の湯などがあり、登りやすさもあって人気のようです。駐車場もほぼ満車でしたね。

 

 

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登山口からスタート。

 

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案内表示がたくさんあり、山頂まで迷うことはありません。

 

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山頂手前、最後の階段です。

 

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30分も掛からず登頂。その昔、山城が築かれていたというだけあって、山頂は広々していました。標高の割に展望が良くて、人気の訳が頷けますね。

 

ここで折り返すのではあまりに物足りないので、その先のハゲ山(465m)まで行くことにしました。城ヶ平山〜ハゲ山はトレランの練習にうってつけのコースで、楽しく走れましたよ。数組のランナーの方ともすれ違いました。

 

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城ヶ平山から20分程でハゲ山山頂に到着です。数人の方がすでに休憩中でした。風もなく、寒さも感じなかったせいでしょうか。他の登山者の方々と話が弾み、かなりの時間滞在してしまいました。

 

山頂で会った30歳のトレイルランナーの方は大岩〜ハゲ山を2往復するんだとか!しかも1往復に要する時間が1時間と聞いて驚きました。レース経験はないとのことですが、その走力ならすぐに上位狙えるよ。

 

そんな話を聞いた私。帰りは気合を入れて飛ばして帰りました。下り基調なので25分で無事下山。果たして登りを35分で行けるかなぁ…俺。

 

下山後は日石寺を見学し、不動の湯で汗を流しました。このルート、真夏はキツイけど春まではトレランの練習に最適ですね。

 

これで10山目を無事踏破。3ヶ月で10山の中はいいペースかな?

 

 

ソフトフラスクの良さを見直したい。

みなさんはソフトフラスク、使っていますか?トレイル界ではかなり認知度が上がっていて、すでに使っている方も多いかもしれませんね。

実は私、ソフトフラスクはかなり初期の段階で試していました。初のトレイル大会出場となった2013年の上越国際トレイルフェスの会場で、当時世に出たばかりのサロモンのソフトフラスクを買ってみたのです。

「こりゃ画期的なアイテムだ!」と感心したと同時に、新しモノ好きな私は心がときめいたのを覚えています。

 

ただ、このソフトフラスク、使ってみると困ったことがたくさんありました。まずは飲み口のバルブがちょっとでもモノに触れると水が漏れ出す点です。そのためフラスク入れてたポケット付近はいつもびしょ濡れでした…。それに容量いっぱいの時はまだしも、徐々に飲んで減っていくとフラスクが折れ曲り、取り出すのが一苦労。なんのせ使いづらくてしょうがなかったですね。

 

そんな経緯もあり、せっかく買ったけどトータルで使ったのは5回未満です。改良がなされた現在のバージョンでは、バルブは簡単には漏れないようになっているみたいですがね。なのでそれ以降、水分補給は専らシンプルハイドレーションなどのボトルタイプを利用してました。

 

ところが、そんな役立たずな(←あくまでも今までの私にとってです。上手に利用されている方もいるはず…)ソフトフラスクですが、ある商品の登場によって陽の目を見ることになりそうです。

 

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モンテインから出た、ソフトフラスク専用のストロー。これが私の持ってた初期型のサロモンにぴったり合います。これを装着することによって、水漏れもしないし、長いストローのおかげでフラスク自体をポケットから出す必要もなくそのまま飲めたりします。

 

このストロー自体は1,200円ほどで買えました。ストロー付きのソフトフラスクだと3〜4,000円はするので、コストの面でも今回はいい買い物ができましたよ。

年明け早々にセールで買ったイノヴェイトのベスト型バックパックにもぴったり合いそうなので、今シーズンのトレランはこのスタイルで走り回りたいですね。

ランニングに集中しづらいけど…

こんばんは、まっちゃんです。

 

サラリーマンである私にとって、年度末はやはりバタバタする時期です。異動があったり、新年度の準備があったり…。

その中でも、今年は地元の祭りの会長を務めているため、これに割く時間が結構負担です。祭り当日は4月7日。この日を過ぎるまでは、ランニングにも集中しづらいです。

 

でも今日は少し走る時間を作れました。いつもの県総を5周、約10.5㎞を55分掛けてランニング。風が少し冷たかったけど、真冬よりは全然凌げる気温になってきたようです。フォームをしっかり意識させるためルナサンダルで走りましたが、これがかなり快調に走れました。昨日、一昨日と休んだからかな?特に昨晩は8時間以上寝たので、体調もかなり良かったのかもしれません。

 

前日にしっかり寝れるかは、かなりパフォーマンスに影響するのかもしれないので、レースの時はちゃんと睡眠取らないといけないですね。走る以外でも、速くなるためにやれる事はあるって話でした。

伝統の神通川マラソンで刺激もらった日曜日

全国的には有名ではありませんが、富山に春を告げる、伝統ある神通川マラソン。能登和倉の翌週なので毎年参加は見送っていますが、今年はラン仲間の方が参加されるので、その応援に行ってきました。

 

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会場は五福運動公園の陸上トラック。ハーフ、10㎞、5㎞、3㎞などのカテゴリーがありますが、スタート&ゴールは全てここになります。トラックがゴールっていうのはラストに応援がもらえて、トップアスリートみたいな気分になれます。これだけでも出る価値あるかも…。

 

この日私は会場まで自宅から自転車で向かいました。周辺は通行止め&駐車禁止ですから、自転車の方が勝手いいし、距離的にも私に丁度です。

 

会場に着いたら、今回出場されるFさんに早速お会いしました。Fさん、先週の能登和倉の直前にギックリ腰やったため、先週のレースは欠場。おそらくまだ腰は完治してないはずですが、2週連続の欠場はあんまりだと思われたようで、今回は強行出場だとか。この大会は5㎞でエントリーなので、なんとかなるだろうとの事でした。実はこの大会は毎回出場されてて、年代別で優勝経験あるし、表彰台に登らなかったことはないんだとか…。もはや意地とプライドですね、これは。

 

この大会、スタート時刻はバラバラですが、ゴールは混ぜ混ぜになり、ゼッケンの色でどのコースの出場者なのかを判断します。うっかりすると見逃しそうになりますね。トラックに戻ってきた時、Fさんは2位かな…と思って見てました。

 

ゴール後に教えてもらうとやはり2位とのこと。1位の方とは20秒ほどの差だったので、本調子なら勝てたんじゃないかな。でもなにより、この状態でこのタイム(21分40秒ほど?)と順位はすごいなぁ。ローカル大会とはいえ、表彰台に登る姿はカッコよかった!私も表彰されてみたいよー。

 

たっぷりと刺激をもらい、まだまだ速くなりたいと思った私。過去の歴代タイム見ても、カテゴリーを絞れば入賞は狙えそうかなと、欲が出てきました。フルの翌週ですが、疲れさえ取れていればなんとかなりそうかな?

9山目のキラズ山はスギ花粉とカモシカがたくさんいたよ。

平地にはすっかり雪が消えてしまいましたが、富山の山にはまだまだたくさん雪が残ってます。

富山の百山挑戦。今回はスノーシューを履いて、富山市岐阜県飛騨市にまたがる「キラズ山」に挑みます。この不思議な名前は、この山の木を切ると祟りがあるという「切らず」からきているようです。標高は1,188mで、ガイドブックだと決して難易度は高くないようですが、この時期は積雪のためかなり手前から歩くことになるため、手強そうな予感はしていました。

 

富山市の細入村小糸地区からいざ登山開始。国土地理院地図とスマホGPSを駆使して、林道や尾根を歩き続けます。

 

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標高350mに広がる雪原。正面にこれから目指すキラズ山が見えますが、まだまだ遠い…。

 

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祟りを恐れるくらいだから、この山の木は切らずに残っていると思っていたのですが、山肌にはタテヤマスギがたくさん植林されていました。切りすぎた償いに植林したのかな…

 

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この日一頭目のカモシカくん。相手を凝視する姿はどの子も一緒だね。

 

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スタートから2時間近く歩いた地点で一休み。延々と続く林道と、水分を含んだ重たい雪に体力使います。まだ山頂は遠い。

 

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標高1,000mを超えたあたりから、植林のタテヤマスギからブナ林に変化してきました。ブナ林はやっぱり癒される。

 

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キラズ山は双耳峰。南の山が本峰ですが、積雪期だけ北峰も歩けます。今回は先にこちらのピークを踏破し少し休憩。本峰へのラストの急登に向け、体力を回復させます。

 

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ピーク手前です。ラストの登りはスノーシューでは本当に苦労しました。

 

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スタートから3時間半でようやくキラズ山の山頂へ。ガイドブックだと、ピークは笹に遮られ展望は望めないとありましたが、積雪期だとしっかり周囲の山々が望めました。

 

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唐堀山や六谷山といった、周囲にある富山の百山が見えました。いつかはあの山々へも行かなければ…。

 

山頂でお昼ご飯を食べ、休憩の後下山です。ちなみにこの日は他の登山者や踏み跡は全く見ませんでした。地図とコンパス、GPSが大活躍。だいぶ地図読みも慣れてきたかな。

 

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帰り道に二頭のカモシカくんに遭遇。この子らもやっぱりこっち見てるね。この後、もう一頭のカモシカ、そして亡骸まで見ちゃいました。ここまで一度にカモシカ見たのは初めてでした。

 

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スタート近くの雪原まで戻ってきました。行きは雪も締まってましたが、戻る頃はだいぶ緩んできてました。

 

帰りは2時間ほどで降りてこれました。延々と続く林道が辛かったかな。私、スギ花粉アレルギーではないんですが、あれだけのタテヤマスギを見せられると、不思議と鼻がムズムズしてきました。

キラズ山、花粉症の方が春に登る際は要注意ですよ。

能登和倉万葉の里マラソン2017を振り返る

レース翌日は筋肉痛でしたが、ようやく普段通りの状態に回復してきました。気持ちも整理できてきたので、この大会を振り返りたいと思います。私にとって、フルマラソンに本気で向き合うのはこの大会が唯一なんです。

 

今回のレースで目標に掲げたのは3時間15分切り。冬の期間の練習の充実度や、2週前の30㎞走の内容から、おそらく達成可能と自信もあったんですが…。結果は目標に2分足りない、3時間16分58秒。レースプランとしては、15㎞までがキロ4分40〜50秒。15㎞から30㎞までがキロ4分30〜40秒。30㎞からスパートして、キロ4分20秒くらいでそのままゴールへ…というものでした。

 

しかし結果は30㎞以降にペースアップしたかったのに上手くいかず、終始イーブンペースで押し通したカタチになりました。スパートするスタミナが残ってなかった、という一言に尽きると思います。30㎞走では存在しなかった、序盤のアップダウンで徐々に体力を使ってしまったとが原因でしょう。やっぱりこのコースは甘くない。脚は最後まで残ってたんですがね…。

 

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ゴール直後に係員の方にお願いしてのワンショット。タオルが逆なのはご愛嬌…。

 

ゴール手前や直後は悔しさばっかりだったんですが、ラン仲間に自己ベストは更新できたことを伝えると、誰からも「おめでとう!」や「スゴイね!」の言葉をいただきました。不思議なもんで、周りから言われると「今回のレースは成功なのかな」と思えるようになりました。一気のタイム短縮はなかなか叶いません。チョットずつでもいいから、過去の自分を超えていく努力を続けていくべきなのかなと思いました。

 

私にとって、この大会からランニングシーズンが始まります。今年も怪我なく楽しく走りたいですね。