ランニングに集中しづらいけど…
こんばんは、まっちゃんです。
サラリーマンである私にとって、年度末はやはりバタバタする時期です。異動があったり、新年度の準備があったり…。
その中でも、今年は地元の祭りの会長を務めているため、これに割く時間が結構負担です。祭り当日は4月7日。この日を過ぎるまでは、ランニングにも集中しづらいです。
でも今日は少し走る時間を作れました。いつもの県総を5周、約10.5㎞を55分掛けてランニング。風が少し冷たかったけど、真冬よりは全然凌げる気温になってきたようです。フォームをしっかり意識させるためルナサンダルで走りましたが、これがかなり快調に走れました。昨日、一昨日と休んだからかな?特に昨晩は8時間以上寝たので、体調もかなり良かったのかもしれません。
前日にしっかり寝れるかは、かなりパフォーマンスに影響するのかもしれないので、レースの時はちゃんと睡眠取らないといけないですね。走る以外でも、速くなるためにやれる事はあるって話でした。
伝統の神通川マラソンで刺激もらった日曜日
全国的には有名ではありませんが、富山に春を告げる、伝統ある神通川マラソン。能登和倉の翌週なので毎年参加は見送っていますが、今年はラン仲間の方が参加されるので、その応援に行ってきました。
会場は五福運動公園の陸上トラック。ハーフ、10㎞、5㎞、3㎞などのカテゴリーがありますが、スタート&ゴールは全てここになります。トラックがゴールっていうのはラストに応援がもらえて、トップアスリートみたいな気分になれます。これだけでも出る価値あるかも…。
この日私は会場まで自宅から自転車で向かいました。周辺は通行止め&駐車禁止ですから、自転車の方が勝手いいし、距離的にも私に丁度です。
会場に着いたら、今回出場されるFさんに早速お会いしました。Fさん、先週の能登和倉の直前にギックリ腰やったため、先週のレースは欠場。おそらくまだ腰は完治してないはずですが、2週連続の欠場はあんまりだと思われたようで、今回は強行出場だとか。この大会は5㎞でエントリーなので、なんとかなるだろうとの事でした。実はこの大会は毎回出場されてて、年代別で優勝経験あるし、表彰台に登らなかったことはないんだとか…。もはや意地とプライドですね、これは。
この大会、スタート時刻はバラバラですが、ゴールは混ぜ混ぜになり、ゼッケンの色でどのコースの出場者なのかを判断します。うっかりすると見逃しそうになりますね。トラックに戻ってきた時、Fさんは2位かな…と思って見てました。
ゴール後に教えてもらうとやはり2位とのこと。1位の方とは20秒ほどの差だったので、本調子なら勝てたんじゃないかな。でもなにより、この状態でこのタイム(21分40秒ほど?)と順位はすごいなぁ。ローカル大会とはいえ、表彰台に登る姿はカッコよかった!私も表彰されてみたいよー。
たっぷりと刺激をもらい、まだまだ速くなりたいと思った私。過去の歴代タイム見ても、カテゴリーを絞れば入賞は狙えそうかなと、欲が出てきました。フルの翌週ですが、疲れさえ取れていればなんとかなりそうかな?
9山目のキラズ山はスギ花粉とカモシカがたくさんいたよ。
平地にはすっかり雪が消えてしまいましたが、富山の山にはまだまだたくさん雪が残ってます。
富山の百山挑戦。今回はスノーシューを履いて、富山市と岐阜県飛騨市にまたがる「キラズ山」に挑みます。この不思議な名前は、この山の木を切ると祟りがあるという「切らず」からきているようです。標高は1,188mで、ガイドブックだと決して難易度は高くないようですが、この時期は積雪のためかなり手前から歩くことになるため、手強そうな予感はしていました。
富山市の細入村小糸地区からいざ登山開始。国土地理院地図とスマホのGPSを駆使して、林道や尾根を歩き続けます。
標高350mに広がる雪原。正面にこれから目指すキラズ山が見えますが、まだまだ遠い…。
祟りを恐れるくらいだから、この山の木は切らずに残っていると思っていたのですが、山肌にはタテヤマスギがたくさん植林されていました。切りすぎた償いに植林したのかな…
この日一頭目のカモシカくん。相手を凝視する姿はどの子も一緒だね。
スタートから2時間近く歩いた地点で一休み。延々と続く林道と、水分を含んだ重たい雪に体力使います。まだ山頂は遠い。
標高1,000mを超えたあたりから、植林のタテヤマスギからブナ林に変化してきました。ブナ林はやっぱり癒される。
キラズ山は双耳峰。南の山が本峰ですが、積雪期だけ北峰も歩けます。今回は先にこちらのピークを踏破し少し休憩。本峰へのラストの急登に向け、体力を回復させます。
ピーク手前です。ラストの登りはスノーシューでは本当に苦労しました。
スタートから3時間半でようやくキラズ山の山頂へ。ガイドブックだと、ピークは笹に遮られ展望は望めないとありましたが、積雪期だとしっかり周囲の山々が望めました。
唐堀山や六谷山といった、周囲にある富山の百山が見えました。いつかはあの山々へも行かなければ…。
山頂でお昼ご飯を食べ、休憩の後下山です。ちなみにこの日は他の登山者や踏み跡は全く見ませんでした。地図とコンパス、GPSが大活躍。だいぶ地図読みも慣れてきたかな。
帰り道に二頭のカモシカくんに遭遇。この子らもやっぱりこっち見てるね。この後、もう一頭のカモシカ、そして亡骸まで見ちゃいました。ここまで一度にカモシカ見たのは初めてでした。
スタート近くの雪原まで戻ってきました。行きは雪も締まってましたが、戻る頃はだいぶ緩んできてました。
帰りは2時間ほどで降りてこれました。延々と続く林道が辛かったかな。私、スギ花粉アレルギーではないんですが、あれだけのタテヤマスギを見せられると、不思議と鼻がムズムズしてきました。
キラズ山、花粉症の方が春に登る際は要注意ですよ。
能登和倉万葉の里マラソン2017を振り返る
レース翌日は筋肉痛でしたが、ようやく普段通りの状態に回復してきました。気持ちも整理できてきたので、この大会を振り返りたいと思います。私にとって、フルマラソンに本気で向き合うのはこの大会が唯一なんです。
今回のレースで目標に掲げたのは3時間15分切り。冬の期間の練習の充実度や、2週前の30㎞走の内容から、おそらく達成可能と自信もあったんですが…。結果は目標に2分足りない、3時間16分58秒。レースプランとしては、15㎞までがキロ4分40〜50秒。15㎞から30㎞までがキロ4分30〜40秒。30㎞からスパートして、キロ4分20秒くらいでそのままゴールへ…というものでした。
しかし結果は30㎞以降にペースアップしたかったのに上手くいかず、終始イーブンペースで押し通したカタチになりました。スパートするスタミナが残ってなかった、という一言に尽きると思います。30㎞走では存在しなかった、序盤のアップダウンで徐々に体力を使ってしまったとが原因でしょう。やっぱりこのコースは甘くない。脚は最後まで残ってたんですがね…。
ゴール直後に係員の方にお願いしてのワンショット。タオルが逆なのはご愛嬌…。
ゴール手前や直後は悔しさばっかりだったんですが、ラン仲間に自己ベストは更新できたことを伝えると、誰からも「おめでとう!」や「スゴイね!」の言葉をいただきました。不思議なもんで、周りから言われると「今回のレースは成功なのかな」と思えるようになりました。一気のタイム短縮はなかなか叶いません。チョットずつでもいいから、過去の自分を超えていく努力を続けていくべきなのかなと思いました。
私にとって、この大会からランニングシーズンが始まります。今年も怪我なく楽しく走りたいですね。
自己ベスト更新!でも悔しさも残った能登和倉万葉の里マラソン
昨日は「能登和倉万葉の里マラソン」を走ってきました。第一回大会から出場続けている私。ラン仲間と走ったこともあれば、一人で参加したこともあります。
今回は家が近くのFさんと一緒に行く予定でしたが、なんとFさん、前々日の金曜にギックリ腰をやってしまい、残念ながら今回な参加は泣く泣く諦められました。本人はすごく出たかったようですが、歩くのもやっとな状態では賢明な判断だったと思います。この方の目標はさらに先の横浜のトライアスロンですからね。ここで無理をされては元も子もありません。参加賞の引き換えを頼まれ、この日は一人で現地に向かいました。
6時半に出発し、8時15分頃には駐車場に到着しました。今回はかなり近くの駐車場に当たり、シャトルバスは使わず、歩いて会場に入ります。ゴール地点の和倉温泉観光会館で、自分とFさんの参加賞の引き換えをしました。数時間後、このゴールに笑顔で飛び込めるだろうか….。
スタートは10時。20分前くらいから並びはじめました。朝方は冷え込みましたが、陽射しが出て暖かくなってきました。風も強くないのでコンディション的には絶好です。
スタート直後は周りにどんどん抜かれていきます。私もキロ4分40〜50秒はキープしてるんですが、みんな速い!
10キロは47分43秒で通過です。ここでマグオンを摂取。この辺りからあまり抜かれることがなくなります。そろそろ周りのペースも落ち着いてきたみたいです。私的にもここまで概ね予定通りでした。
10〜20キロの区間はかなりの人を抜いた気がします。私は15キロからはキロ4分40秒を切るペースに上げましたが、周りは明らかにペースが落ちています。みんな落ちるの早いよ。
20キロは1時間33分55秒で通過です。うーん順調ですね。ここでもマグオンを摂りました。 この地点で、このままのペースで30キロまで行って、残りの12キロからスパートする予定にしました。
25キロでベスパハイパーを摂ります。小さいのに600円もするスペシャルなサプリです。高かったんだから効いてくれよ〜と願いながら飲みました。
しかしその願い虚しく、29キロあたりから、「スパートする余力まで残ってないかなー」と感じてきました。このままのペースならば押し切れそうですが、どうもペースアップするまでの元気が湧いてきません。31キロくらいのエイドで残りのマグオンを摂り、これで回復しないかなーと期待しましたが、劇的に回復するには至らず….。まあ、当然でしょうね。ジェルはエネルギーになり補給にはもってこいですが、魔法の薬ではありません。疲労回復までしてくれるわけじゃないですからね。30キロ通過は2時間20分04秒です。
「でも限界な訳じゃない!やれるだけのことをやろう」と、30キロ以降もペースは上がりませんが下がりもしませんでした。後ろから抜かれることは全くありません。むしろ抜いていくだけです。ここまでくると、ほとんどのランナーがペースダウンしてました。
理想ではこのあたりではキロ4分20秒以内で駆け抜けているイメージだったのですが、4分30〜40秒あたりをキープするのがやっとです。38キロからは4分40秒を超えるようになりました。40キロ通過は3時間06分28秒です。3時間15分以内のゴールがかなり厳しくなりました。
温泉街に入ってからはどのランナーも必死なので、なかなか前との差が詰まりません。残り1キロはそのままの順位でなだれ込みました。自己ベストは間違いなかったので達成感はありましたが、目標タイムに届かなかった悔しさもありました。でもゴールは笑顔でと心に決めていたので、充実した顔でゴールしたんじゃないかと思います。ゴールタイムは3時間16分58秒。嬉しさと悔しさが半々というのが、ゴール直後の感想でした。
9年連続9枚目の記録証。間違いなく自分史上最高のタイムが記されています。
少し長くなったので、レースの総括は続きで書きます。
とてつもなく分厚い本を買ったけど読めるだろうか
富山市内の紀伊國屋書店でとてつもなく分厚い本を買いました。この本、700ページ以上あります…。お値段なんと2,700円!こんなに分厚い本を手にしたのは学生時代の六法全書(実は法学部出身のワタシ)以来です。
この本を買うのが目的ではなかったのですが、登山のコーナーで目にとまり、パラパラめくると気になる事がたくさん書かれています。今後登山を楽しく安全にやって行くためなら、これくらいの投資は安いもんでしょう。まだ買っただけなので、読まないと全く価値はないんですけどね…。私はおそらく辞書的な使い方をするかなぁ。
この本だけでは頭がパンクしそうだったので、もう一冊買いました。
日本が誇るアドベンチャーレースチーム、「チームイーストウインド」の田中正人さん、田中陽希さんの著書です。
正人さんはイーストウインドを立ち上げた日本のアドベンチャー界の第一人者。ハセツネやトランス・ジャパン・アルプスレースの優勝経験もある、まさにレジェンドな方です。
陽希さんはご存知「日本百名山&二百名山一筆書きの旅」で有名になったプロアドベンチャーレーサー。一昨年富山の山を訪れた時、私は陽希さんに会いに行ってきました。
こちらの本は250ページほど。この本ならワクワクしながら読めそうです。感想はまた、読んでからここで紹介したいと思います。
登山よりはドライブに近かった碁石ヶ峰への道
約1ヶ月ぶりの登山に行って来ました。最近はロードの練習ばかりしていたもんで…
再開した富山の百山への挑戦。今回は目指したのは氷見市と石川県との境にある碁石ヶ峰です。先月までの登山はスノーシューでのアタックばかりでしたが、そろそろトレイルを走り回りたくなってきたので、雪の少ない低山を選びました。標高は461m。積雪も県内では比較的少ない地方なので、あっさり登れるかなという判断です。
氷見市の原山峠を過ぎ、石川県側の碁石ヶ峰キャンプ場に車を停めます。ここまで車で1時間30分掛かりました。結構遠い…。
そして、ここの駐車場であることに気づきます。私、この山を登るのは初めてのつもりだったのですが、この駐車場には見覚えがあるんです。実は2014年に参加した中能登トレジャートレイルに出場したとき、ここはエイドだった場所でした。中能登トレジャートレイルはそれ以降は富山マラソンと時期が重なるので出ていませんが….。
「ひょっとして、あのレースでピークも踏んだのかな?」と思いながらも、登山口からトレイルに入りました。
登山道は雪も残っていますが、トレランシューズで全然進めます。スピードは出せませんが、スノーシューとは違い軽快に走りました。
石川県側の風景です。この日は春霞。晴れてましたが遠くは霞んでしまっています。
登山道の途中で、以前にレースで通った道であることをほぼ確信しました。「そっか、あの時登頂してたんだ」と思いつつも、このチャレンジをしなければ再度登ることはなかったかもしれないので不思議な縁ですね。これからもいろんな発見がありそうです。
この山、なんと約20分で山頂に着いてしまいました。距離にして2㎞ちょっと。さすがに物足りませんが、ハイカーの方にカメラをお願いし記念撮影です。汗もほとんどかいていませんでしたね。
下りはさらに速くなり、往復35分で駐車場に戻りました。ちょっと呆気なかったですね。近くには石動山という山もあったので、そちらにもアタックしようかと思いましたが補給や地図などの準備も無かったので見送りました。準備をしないで登れるほど山は甘くはありませんからね。
ただこの後、馴染みのトレイルを少し走りました。さすがに物足りなかったので…。
登山口まで車で片道1時間30分で、登山が往復35分。登山というよりは、ドライブに行ってきたという方が相応しい一昨日の日曜日でした。