まっちゃんの桜の木陰日記

自然豊かな富山を舞台にランニング、サイクリング、そしてカイロプラクティックを施すミドルエイジアスリートの日記

雪の八乙女山を初登山、富山の百山5山目。

こんにちは、まっちゃんです。

 

久々の平日休みをもらった木曜日、富山の百山の5山目に挑みました。5山目は南砺市井波にある八乙女山です。実は私、この山に登るのは初めて…。初めての山を雪山で挑戦するのはリスク高いのですが、難易度も低めだし、地図読みの練習にもなるし、なにより冒険心がくすぐられます。地図とコンパス、食料と飲み物をザックに詰め込みいざスタートです。

 

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登山口は閑乗寺スキー場跡からです。踏み跡がすでに複数ありますね。

 

踏み跡は八乙女山まで続いていました。雪も締まっていて歩きやすいです。しかしせっかくの地図の出番はあまりありません。 

 

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八合目。湧水が湧いているのでしょうか?しかし雪のため全くわかりません…。

 

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九合目を過ぎた大平という場所の展望台から元旦に登った牛岳が見えます。富山市側からは見慣れてますが、砺波側からも存在感ありますね。

 

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約1時間10分で八乙女山山頂に到着です。

山頂=展望というのが私の感覚ですが、この山にはそれが当てはまりません。山頂を示す標識は雑木林の真ん中…。これを雪の中から掘り起こし、ここが山頂である事を確認した時は少しガッカリしました。

 

ここで下山したのではあまりに味気ないので、この先に進むことにしました。目指すのは次なるピーク、大寺山です。この大寺山は標高が919m。実は私の誕生日と数字の並びが一緒になります。その頂を踏みたいがために向かいようなもんですね。

 

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その途中で見つけた「風穴(かざあな)」。井波地方の強風はこの穴が発生源という言い伝えがあるようです。ここだけ雪が積もらないのは確かに不思議….。

 

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栃原峠を通り、大寺山が見える地点まで来ました。この辺りから雪質もサラサラになってきます。踏み跡は全く無くなりました。

 

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稜線に出てピークを目指します。この景色、最高でした。

 

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八乙女山から更に1時間30分を要し、ようやく大寺山に到着です。ここはある程度の眺望があります……が、ここが山頂だと証明する標識みたいなものが見当たりません。近くの木に引っかかってた板の文字は全く読めず。スマホGPSや地図からするとここで間違いないんですがね。919mの標高を示すものと記念撮影したかったのに残念でなりません。

 

大寺山でエネルギー補給をして、あとは来た道を戻ります。自分が来るときにつけた踏み跡はくっきり残っていたので、帰りはルートを確認する行為が断然減りました。おかげで下山時間も予定より早く降りれましたね。

 

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夕暮れの砺波平野が一望。無事下山できてよかったです。

 

さて、下山後に過去大寺山に登った方のブログなどを読むと、どうやら大寺山山頂の標識は三角点より少し離れたところにあるみたいですね。従来の登山道を辿っていれば発見できたようですが、スノーハイクは自由に歩き回れるため、 むしろ登山道通りに歩く方が難しくなります。次回からはちゃんと予習して望まないと…。

 

このルートは夏場にトレランの練習にもいいかもしれません。雪の溶けた春頃にリベンジしたいですね。

富山の百山で最も易しい? 雪の呉羽山を歩いたよ。

只今挑戦中の富山の百山踏破。おそらく百山の中で最も易しいと思われるのが呉羽山です。標高も高くないし、街中からのアプローチも簡単。道迷いや遭難のリスクはほぼありません。もはや山というよりは丘みたいなもんです。ただ、富山県民のほとんどが知っている有名な山ですけどね。

 

そんな呉羽山を普通に登ったのでは簡単すぎる?…と思った私。自宅から走って登るプランも考えましたが、ちょうどこの週末に雪が積もりました。そう、スノーシューで登ればちょっとは難易度も上がるかな?といった具合です。

 

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スタート地点にも大量の雪。こりゃ期待できそうです!

 

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尾根にある広場から富山市街地を望みます。

 

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雪に埋れた一等三角点を掘り起こし、タオルを掲げ記念撮影です。

 

往復約2時間のスノーハイクでした。

うーん、やっぱり登山というよりはハイキングの感覚ですね。先週ほどのスリルはありません。でも、平野部でもこれだけ積もった大雪の日に、知らない山や標高の高い山に行くのはかなり危険ですもんね。これからも自分の技術や体力、装備に見合った登山を心掛けていこうと思います。

 

富山の百山4山目、「呉羽山」を踏破です。

アルトラの最新シューズ、スペリオール3.0を購入。

まだ本格的に履くことはないのに、思わず買ってしまいました…。

 

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私のお気に入りのシューズブランド、アルトラ。お気に入りというよりは、もはやここのシューズしか履けない足になってしまっています。そのアルトラから出た、最新のトレランシューズが、この「スペリオール3.0」です。

 

はっきり言って冬の間、私にトレランシューズの出番はあまりありません。今シーズンはスノーシューを始めたし、体育館走やロードシューズで雪のないところを走ることがほとんどだからです。

なのに……、これはもう一目惚れですね。馴染みのトレランショップで棚にあるのを見て一瞬に心を奪われました💖

まず色、落ち着いたネイビーの配色はモロ好みです。そしてやはり軽いこと。これも大きなアピールポイントです。アルトラのトレランシューズはローンピークが有名ですが、最新のローンピーク3.0はクッションやプロテクションに重きを置いたのか、どうも「ゴツいなー」という印象です。初代ローンピークのテイストが好きな私にとって、現在のモデルは少し大袈裟に作られている気がします。もちろん、ローンピーク自体は素晴らしいシューズであり、これ一本であらゆるトレイルやロードランまでカバーしてくれる、本当にありがたいシューズですが。

 

あと、スペリオール購入の最後の決め手になったのは、やはり実際に履いてみたからですね。全く違和感なくぴったりフィットしました。前述の通り、春まで待つという選択肢もあったんですが、「どうせ買うんだろうから早目に」ということと、「サイズがあるうちに」という点から、ちゃっかり購入してしまいました。

 

おそらく、エントリーを決めた5月のTOGA天空トレイルランはこれで走ることになりそうです。このシューズを履いてトレイルを駆ける時が楽しみで仕方ないですね。実際に履いてみての感想を、またこちらで報告できたらと思います。

富山の百山3山目。スノーシューで金剛堂山を目指したよ。

3連休の初日は朝から晴天の予報。平野部には全く雪はありませんが、おそらく山にはあるはず…。ランのロング走をしようか、山にスノーシューに行こうか悩んだ末、山に行くことにしました。

 

もちろん富山の百山を狙います。この日のターゲットは大好きな地元の山、金剛堂山です。

 

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スタート地点は南砺市利賀村にある、旧スノーバレー利賀の跡地から。利賀村、さすがに雪たくさんあります。この日は晴天のため放射冷却で冷え込みました。この時点でマイナス6℃です。

 

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まずは夏場の登山道を進みます。踏み跡らしきものはありませんが、それとなく道がわかります。

 

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1㎞過ぎたあたりから踏み跡出現。歩きやすいし、道迷いのリスクも無くなるので助かりますね。

 

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もうすぐで山頂です。それにしてもいい天気!

 

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山頂に到着です。所要時間は2時間20分でした。予想通り、展望ヤバイです。北アルプスが一望です。

 

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乗鞍岳御嶽山もクッキリ!先月も登りましたが、積雪期はやはり一味違います。先月の登山の時に山頂で出会った方に、「1月や2月はもっといいぞ!」と教えてもらいましたが、その通りでしたね。

 

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山頂にて記念撮影です。

 

さて、帰りは来た道とは別のルートを辿りました。金剛堂山の山頂からスノーバレー利賀スキー場の山頂までの稜線歩きにチャレンジです。このルート、登山道はないので歩けるのは雪の季節だけなんです。スノーシューを始めたからには絶対に挑戦したいと思っていました。

 

そのために用意した国土地理院の地図で稜線を確認しながら、いざ出発です。

 

しかしながら、そんなに甘くはなかったですね。稜線を見誤りいきなりルートロス。焦って藪に飛び込み、携帯も無くしかけました。少し戻ったところに埋もれてて、ことなきを得ましたが…。一体どれだけの時間が掛かるか分からないため、明るいうちに着くのか、かなり不安になりました。

 

しかし、落ち着いて地図で確認しながら歩くと、次第に正しいルートを辿れるようになりました。当たり前ですが、本当に等高線の通りに山が存在しています。面倒くさがらず、頻繁に地図を見た方が絶対いいと思います。

 

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少し余裕が出て来て、ようやく写真撮りました。この足跡は動物?人の足跡にも見えますが…。

 

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ようやくスキー場山頂のリフト降り場が見えて来ました。どうやら無事に帰れそうだと、ホッとしましたね。

 

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スキー場の山頂でポーズです。あとはゲレンデを降るだけなので、かなり安心した表情です。

 

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ゲレンデ跡をどうやらスキーで降った人もいるようです。私は真っ直ぐ降りて来ました…

 

無事下山。トータル5時間30分、活動時間は4時間40分で約15㎞を歩きました。初の挑戦だったため、日没までに間に合うのかかなり不安にもなりましたが、終わってみればかなり充実した1日になりましたね。

当初はロードのロング走と悩みましたが、山に来て正解かな。スノーシューと地図読みの練習にもなったし、山頂からの景色も最高でした。あと、山頂でお会いしお話ししたご夫婦と、下山後にもう一度お会いし、お菓子まで頂きました。ありがとうございます、美味しかったです。

二つめの百山を登った1月2日。

正月2日目。

今年から始めた「富山の百山」踏破の挑戦ですが、じゃあ一体これを何年で達成させるのかという問題があります。いくら全て県内の山とはいえ、全部を回るのは相当な期間を要しそうですからね。

 

私の場合、平日が仕事なのでおそらく登山に出かけるのはもっぱら週末の土日になりそうです。1年は52週。土日両日を登山することは毎週は無理でしょう。仕事や個人的な予定も入りますし、ランニング大会にも出たいですからね。あと、基本天候が悪い場合は見合わせる予定です。悪天候の登山はリスク管理も難しくなりますし、何より楽しくありません。

およその目安として、年間20〜25山を登ると約4〜5年で達成となります。まあ、これくらいが理想ですね。北アルプスの山々は私の技術、装備では夏場(6月〜9月)しか登れませんので、それ以外の時期は主に低山を狙い、夏場は毎週のようにアルプス級に挑戦する感じでしょうか。別に誰かと競ってるわけではないので、自分なりのペースでいいんですけどね。

 

とはいえ1年で20山も簡単なペースではありません。1ヶ月に2山は登ろうと思うなら、晴れて予定が空いてる日は山に行くようなしなくては……まさしく昨日がそんな日でした。

 

ということでこちらも馴染みの山、小佐波御前山に登ってきました。最初の頃はどうしても馴染みの山ばかりになりますね…。

 

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スタート地点では全く雪がなかったのに、標高500mを超えたあたりから積雪が…。この山は富山平野からバッチリ見えるのですが、そこからは雪があまりないような見えてたので少し驚きました。この日はスノーシューではなく普通のトレランシューズです。

 

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無雪期には45分くらいで登った記憶がありますが、この日は1時間5分ほど掛かりました。 

 

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富山の百山タオルを掲げ記念撮影です。

 

町からも近く、登りやすく展望も良いため、この日は4〜5組の方と出会いました。雪上ランニングはテンション上がって楽しいですね。特に下りは雪がクッションになるので、足場を気にせず思いっきり飛ばせます。転んでも痛くないしね!

 

2山目の「小佐波御前山」、2017年1月2日に登頂です。

 

 

富山の百山を巡る旅スタート&初詣

あけましておめでとうございます。

2017年も怪我なく、ランに登山、バイクなどを楽しみたいと思います。

ところが、去年まで最大目標だったUTMFがどうやら2017年には開催されない模様なので、正直今年の勝負レース的なものは決めれていません。レースで好成績残すことだけが目標ではないことはわかってるんですがね。とりあえずは富山の百山を一つづつ踏破していきたいと考えています。

 

さて、その富山の百山を早速元旦から目指すことにしました。一座目に選んだのは地元の名峰、牛岳です。ちょうどスノーシューデビューもしたかったので、難易度的にはピッタリのような気がしましたし、なんと牛岳の山頂には神社もあるんです。新年なので初詣も兼ねてしまおうという魂胆です。

 

まずは登山口を目指します…が、今年は本当に雪が少ない!牛岳にはスキー場もあるんですが、ゲレンデにも雪はほとんどありません。人工降雪機を使って、かろうじて営業してる感じですね。果たしてスノーシューの出番があるのか?この時点ではとても不安でした。

 

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スキー場の頂上付近です。車でここまで来れちゃうんですよ。ここまで上がってきたら積雪もそれなりにありました。かなりのベタ雪ですけどね。

 

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スノーシューとポールを装着して、いざ出発です。

 

初めて履いたスノーシューの感想ですが、慣れないうちはやはり違和感ありまくりでした。一歩一歩を確実に踏みしめて歩く感じになりますね。これ付けて走るのはかなり大変だと思います。

 

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これから目指す牛岳の山頂付近。

 

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動物たちの足跡が見えます。小さい跡なので平気ですが、クマ並みの足跡を見つけようものなら怖いでしょうね。

 

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1時間20分かけて山頂に到着です。せっかく晴れてたのに曇ってきました。


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社は雪に埋まってました。この辺まで来ると結構な積雪ですし、雪質も軽くなってきました。ヤバイ、雪遊び楽しい…。

 

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富山の百山タオルで記念撮影です。この後御参りもしました。お賽銭箱は凍ってましたけど…

 

まずは無事に一座目、「牛岳」を2017年1月1日に登頂です。

初詣もできてよかったです。まあ、ここを初詣に選ぶのは私くらいかもしれませんが…。これができたのもスノーシューという武器を手に入れたからですね。

歳末の陽光を浴びて2016年の走り納め

2016年もあと数時間となりました。大晦日の今日も午後からは陽も射し、穏やかな年の瀬になりましたね。去年の年末年始も雪がなかったような…。富山の冬も様変わりしてきました。

 

さて、昨晩は気の合う仲間と焼肉会。遅くまで飲み歩いたのと(私はノンアルですが…)、昨日までの仕事の疲れもあったため、今日は昼頃まで寝てました。晴れてきた午後からようやく始動です。

 

2016年のラストランは自宅から河川敷のロードを往復する約17㎞、1時間40分のイージーラン。キロ5:50ほどのペースでのんびり走りました。今日は私以外にも走ってる方をよく見かけました。ランナーにとって、年末年始の連休は格好の練習の機会ですもんね。

 

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ランニング中の一コマ。影は私です…。

 

さて、これにて2016年も無事完走です。でも明日にはおそらく2017年の初走りをやってるでしょうけど。

 

みなさん、良いお年を!そして2017年もよろしくお願いします。